
臨月に寝てばかりだと出産が遅れる?眠気対策や臨月の過ごし方も解説!
いよいよ臨月に入って、出産が近づいてきましたね。妊娠後期から眠気が強くなったという方や、臨月に入ったら急に強い眠気を感じるようになった方も多いと思います。
「臨月にこんなに寝てて大丈夫?」「臨月に寝てばかりだと出産が遅れる、という話を聞いて心配…。」と不安に思っているプレママさんも多いのではないでしょうか。
結論から言うと、臨月に眠くて寝てばかりいても、出産が遅れることはありません。この眠気は体が出産に向けて準備をしている自然なサインなのです。
今回は、臨月の眠気の原因や対策方法について詳しく解説します。「散歩や運動をした方がいいのは知っているけど、とにかく眠くて…」「眠いのと、だるいのを少しでも解消したい」と感じているプレママさんはぜひ、参考にしてみてくださいね。
眠気に対する不安を解消し、残りの妊婦生活を快適に過ごすヒントを見つけていきましょう。
目次
臨月に寝てばかりいると、出産が遅れるって本当?
「臨月に寝てばかりだと出産が遅れる」という話を聞いて、心配をされているプレママさんも多いと思います。結論から言うと、臨月にたくさん睡眠をとったり、休息をとっても、出産が遅れることはありません。寝てばかりいても、赤ちゃんに悪影響があるわけではないです。
臨月に眠いことやだるさを感じることは、ママの体が出産に向けて準備を整えているサインであったり、出産前に体力を温存しておくためと言われています。
むしろ臨月に入ったら無理をせず、身体を休めることが大切です。体調がよく、妊娠経過が順調な妊婦さんであれば、家でじっとしている必要はありませんが、「眠い」「だるい」「休みたい」と感じている方はしっかりと身体を休めましょう。自分の体調と相談しながら無理のない範囲で生活を送ることが重要です。
ただ妊娠中は、体重コントロールと安産のために”適度な運動”をすることも推奨されています。体調の悪いときは身体を休め、体調の良いときは散歩や軽い運動、産休中にやっておきたいことなどをして過ごしていきましょう。
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先輩ママたちの体験談!臨月のときはどんな風に過ごしてた?
妊娠経過やつわり、マイナートラブルなど、妊娠中に起こることはひとりひとり違ってきます。臨月のときの体調の変化や睡眠の変化も様々です。
ここからは、臨月を経験した先輩ママたちが、どのように過ごしていたか見ていきましょう。
臨月はずっと寝てばかりだった
7時半頃起きて、
9時半〜11時頃朝寝
お出かけして、
16時〜18時頃夕寝
夜ご飯食べたり色々して、
0時〜3時半頃まで普通に寝落ち
(今ここ)
え、普通に寝すぎだよね?
臨月ってこんなに眠いの?
出産したあとやっていけるのか、、#妊娠10ヶ月 #臨月— ちっち⋆︎* 5m🦕 (@titti_mama) November 7, 2024
石原さとみさんの妊婦さん姿、本当に輝いてて話題になってますね✨🤰
でも… 自分が臨月のときは、だるい眠いでソファーに張り付いてました😇🛏️
動ける妊婦さんもいれば、ダラダラ過ごす妊婦さんもいる…それでいいじゃないですか!!✨だって、命を育ててるんですもん👶💕…
— なっち@助産師 (@NIPT_Counselor) March 16, 2025

臨月に入ったら、夜眠れないのに、昼は眠かった
臨月。眠いのに寝れない。
昼寝れるのに夜寝れない。寝たいヨォ。
妊婦の皆毎日お疲れ様です💫— になの日常アカウント (@nina__skincare) February 1, 2025
【37w3d】
眠い。寝ても眠い。腰も痛くてほぼ寝てた。臨月入ったころから夜眠れず、昼間眠い日が多くなったなぁ…。
ポケモンやって、ご飯作って、少しお部屋の整理して、お布団関係の追加購入品調べてって感じの1日。布団セットは1つ買ったけど、追加で何が必要なのか調べるほど分からなくなる😢— ぽん☺︎39w4d→1m🎀K2火 (@hrpn_mgcha) March 27, 2025

体調が良いときは、今しかできないことを楽しんだ
生後6ヶ月のママ
生後10ヶ月のママ

※臨月であっても外出したり、外で友人と会ったりしても大丈夫ですが、遠出はしないようにしましょう。外出先で破水や陣痛が起きても、すぐに出産予定の産院へ行ける距離の場所までにします。お出かけをする際は、日ごろよく使っている生活圏内を目安にしましょう。
臨月とは?│赤ちゃんとママの変化
「臨月」とは、一般的に妊娠10ヶ月(妊娠36週~39週)頃を指す言葉で、出産予定日を迎える約1ヶ月前の期間のことをいいます。出産が近づいている目安として広く使われています。この時期は、赤ちゃんがいつ生まれてもおかしくない正期産と呼ばれる期間に入ります。
「正期産」は妊娠37週0日から妊娠41週6日までの出産を指しますので、臨月に入った後も、あと1週間は赤ちゃんにお腹にいてもらうように注意して過ごしましょう。
臨月に入ると妊婦健診の頻度が、週に1回のペースに増えていきます。出産に向けて心身ともに準備を始めていきましょう。
臨月(39週ころ)のときの赤ちゃんの様子
39週頃の赤ちゃんは、身長が約50cm、体重が約3100gに大きく成長しています。皮下脂肪も十分について、赤ちゃんらしいふっくらした体つきになり、いつ生まれても心配ないところまできています。
あごを胸につけて、ひざをお腹に引き寄せた格好をして、生まれるのを待っています。お産が近づくと、赤ちゃんは骨盤のなかに下りていきます。
参考:「最新!初めての妊娠・出産新百科mini」(2021年,株式会社ベネッセコーポレーション,西村俊彦(発行),伊久美亜紀(編集))
臨月のときのママの身体の変化
赤ちゃんの体重がどんどん増える時期なので、ママも内臓が圧迫されて食欲が落ちたり、気持ちが悪くなったりします。ただ、出産が近づいて、赤ちゃんが骨盤のなかに徐々に下がってくると、胃や心臓への圧迫感が少なくなってスッキリしてくるでしょう。動悸や息切れも減っていきます。食事もとりやすくなりますが、急な体重増加には注意が必要です。家事やウォーキングなどで、適度に体を動かしましょう。
一方で、膀胱への圧迫が強くなるので、トイレに行く回数が増えやすくなります。お腹の張りが増えたり、おりものが増えたり、といった体の変化も起きてきます。
参考:「最新!初めての妊娠・出産新百科mini」(2021年,株式会社ベネッセコーポレーション,西村俊彦(発行),伊久美亜紀(編集))
妊娠後期~臨月に眠くなる4つの理由
寝てばかりの毎日が続いて、罪悪感を感じてしまう妊婦さんも多いようです。「やりたいことがあるのに、眠くて何もできない…」「寝ても寝ても眠い…」「だるくて何もしたくない…」そんな日々が続くと辛いですよね。
妊娠後期~臨月に眠くなるのは、なぜなのでしょうか?眠くなる4つの理由をみていきましょう。
ホルモンバランスの変化による眠気
臨月は、眠りを浅くするエストロゲンというホルモンが多く分泌されます。エストロゲンは妊娠初期にも多く分泌され、妊娠維持のために必要なものなのですが、多く分泌されると睡眠が抑えられてしまい、夜の寝つきが悪くなってしまいます。夜の睡眠不足により、日中の眠気につながってしまうのです。
頻尿や胎動などによる睡眠の質の低下
臨月には、赤ちゃんが出産に備えて徐々に骨盤内に下りてくるので、膀胱が圧迫されてトイレに行く回数が増えやすくなります。また、お腹のはりや腰痛、激しい胎動などにより、夜中に何度も目が覚めてしまい、十分な睡眠が取れないことがあります。出産への不安や緊張といった精神的な要因も関係しています。
お腹が重くなり、疲労感が増える
妊娠後期~臨月にはお腹がどんどん大きくなるので、今までよりぐっと重みを感じるようになります。妊娠9ヶ月の頃の赤ちゃんは、1週間に約200gずつ大きくなっています。
大きくなったお腹が胃を圧迫し、横隔膜もあがるため、呼吸がしにくくなることがあります。これによって、体はより多くの酸素を必要として、疲れやすくなるのです。
妊娠後期~臨月は、今まで以上に疲れやすくて、体力を消耗しやすい状態になっています。そのため体力回復をしようと日中に眠気を感じやすくなります。
臨月の「眠気」は出産の準備サイン
出産のために、身体がエネルギーを蓄えようと休息を求めるので眠くなりやすいです。休める時はできるだけ休みをとって、お産に向けて体力を蓄えておきましょう。「身体が出産に向けて準備を整えている」と考えると、眠気を受け止めやすくなりますね。
また臨月の時期に夜中によく起きるのは、産後に向けての準備とも言われています。出産後は夜間も、赤ちゃんに2~3時間おきの授乳やミルクが必要です。赤ちゃんの授乳対応、夜泣き対応のため、夜中に起きられるように臨月から身体が準備を始めている、と言われています。
臨月の眠気とだるさを和らげる3つの対策
臨月に、眠気やだるさ、何もしたくないと感じるママは多いです。そのような時は、遠慮や無理をせずに、ゆっくり休みましょう。
眠気とだるさを感じたときにおすすめの対策を3つご紹介します。
①昼寝や夕寝をする
夜間になかなか寝れないときは、昼寝や夕寝を取り入れてみましょう。あまり夜間に寝ることにこだわりすぎず、眠くなったら少しでも寝ることで、睡眠不足が軽減できます。身体が休息を求めているので、眠さやだるさに従って、ゆっくり休んでください。
アメリカのある研究によると、短すぎず、かつ昼寝の後に眠気が起きない「理想の昼寝時間は10~20分程度」と言われています。時間は参考にしつつ、ご自身の身体にあわせて休息を取ってくださいね。
ただ、長時間の昼寝で昼夜逆転してしまう場合もあるので、1日の睡眠が良くなるように、お昼寝の時間は調整していきましょう。
②軽い運動や散歩をする
臨月に眠い時は、軽いストレッチやヨガ、散歩といった有酸素運動をすると、身体がスッキリして眠気覚ましになるのでおすすめです。適度な運動は体重コントロールや、むくみ等のマイナートラブルの予防、安産や、自然な陣痛を起こすためにもつながります。
運動が難しければ、家事や掃除で少し動くなど、無理のない範囲で取り組んでみてください。お腹が張るときや、体調が悪いときは、無理に頑張らず中止しましょう。
③夜に眠りやすい環境を整える
夜間に少しでもよく眠れるように、睡眠環境を整えるのもおすすめです。臨月には眠りが浅くなりやすいですが、睡眠環境を整えると睡眠の質の改善につながります。
出産が近づいてくると、不安や緊張で眠りにくいこともあります。なるべく寝る前には、リラックスした状態で過ごせるように整えていきましょう。
睡眠環境を整えるヒント:
🔲 寝る前にスマホやパソコンのブルーライトを見ないようにする
🔲 お風呂でしっかりと身体を温める
🔲 クッションや抱き枕などを使って、楽な姿勢をとれるようにする
🔲 ノンカフェインのハーブティーや、ルイボスティーを飲む
🔲 アロマオイルや、お香をたく、好きな音楽を聴くなど、自分好みの睡眠空間を作る
臨月の基本的な過ごし方
臨月に入ったら、いつも通りの生活を続けつつ、自分の体調と相談しながら、無理のない範囲で家事などを積極的にしたり、適度なウォーキングなどで体を動かしたりしましょう。「適度な運動」は体重コントロールや安産、自然な陣痛を起こすためにもつながります。特に正期産に入る、妊娠37週を過ぎたらよく体を動かすように意識していきましょう。
“適度な運動はメリットがたくさん!
適度な運動は太りすぎを予防して、気分転換になるだけでなく、安産にもつながります。さらに、腰痛や冷え、むくみなどの予防や軽減にもなるなど、メリットがたくさんあります。おすすめなのは、体への負荷が少ない有酸素運動。無理のない範囲で楽しんで!”出典:「最新!初めての妊娠・出産新百科mini」(2021年,株式会社ベネッセコーポレーション,西村俊彦(発行),伊久美亜紀(編集))
“妊娠37週を過ぎたら体をよく動かして
子宮の血流をよくすると、陣痛が起きやすくなります。体を冷やさないように注意し、日中は体をよく動かして血流を促しましょう。動いていることで、お産への緊張がほぐれる効果もあります。そして、夜は睡眠時間を十分とり、お産に備えて体力を温存しましょう。”出典:「最新!初めての妊娠・出産新百科mini」(2021年,株式会社ベネッセコーポレーション,西村俊彦(発行),伊久美亜紀(編集))
また、臨月であっても外出したり、外で友人と会ったりしても大丈夫ですが、遠出をするのはNGです。外出時はいつでも産院に連絡できるようにしたり、母子健康手帳や診察券、破水用に夜用のナプキンを携帯するなど、いつお産が始まっても大丈夫なように準備をしておきましょう。
妊娠37週すぎたら、いつ陣痛や破水が起きてもおかしくありません。入院準備や出産準備もリストを参考にしっかりと準備しておきます。お産のイメージトレーニングなども行って、心の準備もしておきましょう。
準備がしっかりと整ったら、美味しいものを食べに行ったり、自宅で好きなことをしたり、とゆったりとした時間を楽しみましょう。
臨月にやってはいけない事
臨月に入ると、出産に向けて体と心の準備が大切になります。体調管理と安全面からいくつか避けるべきことがありますので、これらには注意してお過ごしください。
長距離・長時間のお出かけ | 万が一、遠出しているときに陣痛が始まったり、破水したりした場合、かかりつけの産院に行くことができない可能性もあります。 |
車や自転車の運転 |
いつ陣痛が始まってもおかしくない時期であるため、車や自転車の運転は控えましょう。臨月は睡眠不足によって注意力が散漫になりやすいです。大きなおなかで自転車に乗ると転倒のリスクが高くなります。 公共交通機関を利用するか、運転は家族にお願いしましょう。 |
重いものを持つ | 重いものを持つとおなかに力が入りすぎてしまうため、できるだけ避けるようにしましょう。お腹も大きいため、バランスを崩して転倒のリスクも高いです。 |
お腹が圧迫されること | 満員電車や混雑した場所など、強くお腹を圧迫したり強い衝撃が加わるリスクがある状況は避けましょう。 |
食べ過ぎ | 臨月になると、徐々に赤ちゃんの位置が下がり胃の圧迫感が和らぐことから、食欲が増すママさんも多いといわれています。しかし体重が増えすぎると、妊娠高血圧症候群や妊娠糖尿病などの合併症の確率が高くなります。 |
出産準備におもちゃのサブスクもチェックしよう!
出産後の赤ちゃんとの生活のために、ベビー用品やベビー服などを少しずつ用意しているプレママ・プレパパさんが多くいらっしゃると思います。
出産準備と同時に、赤ちゃんの発達や知育に役立つおもちゃについても調べておくのがおすすめです。
「新生児からおもちゃは早いのでは?」と思われる方も多いと思いますが、実は新生児の赤ちゃんにもおもちゃは必要なんです!赤ちゃんの五感の発達を促す効果や、親子のコミュニケーションツールになるといったメリットがあります。新生児期から使えるおもちゃとしては、ラトルやにぎにぎ、オーボール、メリーなどがあります。
最近ではおもちゃは「買う」のではなく、「レンタルする」という方も増えていて、おもちゃのサブスクリプションサービスもとても人気があります。おもちゃのサブスクCha Cha Chaでは、毎月おもちゃのプロが選んだ、赤ちゃんの成長・発達に合わせたおもちゃが届くので、何を選べば良いかわからない方にもおすすめです。
その他にも、
おもちゃのサブスクCha Cha Chaのメリット:
🔲 2ヶ月に一回発育に合わせてプロがおもちゃを選んでくれる。
🔲 毎月3,910円(税込)で6つのおもちゃを遊べる。
🔲 「普段選ばないようなおもちゃも届いて楽しい」と好評です。
この機会におもちゃのサブスク「Cha Cha Cha」のサービスを、ぜひチェックしてみてください!
まとめ|臨月は体の声を聞きながら無理のない範囲で過ごそう
今回は、「臨月に寝てばかりだと出産が遅れるのか?」という妊婦さんの不安について解説しました。結論として、臨月に眠くて寝てばかりでも、出産が遅れるということはありません。眠気を感じることは、出産に向けて体がしっかりと休んで体力を温存しようとしているからなのです。
妊娠後期~臨月に眠気を感じる要因:
🔲 ホルモンバランスの変化によって、夜の寝つきが悪くなっている
🔲 出産に向けた体力温存のため。身体が自然に休息を求めている
🔲 産後の授乳リズムに備えて、睡眠パターンが変化している
出産までにやりたいことや、やらなきゃならないことがあるのに、寝てばかりで罪悪感を感じている妊婦さんもいるかもしれません。しかしこの時期の眠気は、ホルモンの変化や、出産に向け体が少しずつ準備をしている自然な状態です。無理に抗わず、体からのサインを受け取って、ゆったりと過ごしましょう。
疲れたり、眠いときは遠慮せず、しっかり休むことが大切です。やることを最小限にして、身体の欲求に合わせて過ごしてくださいね。体調の良い日には軽い運動や散歩、出産準備を進めるなど、メリハリをつけるとより快適に過ごせます。
睡眠不足や眠気、マイナートラブルなど大変なことが多い時期だと思いますが、それも出産までのことなのでもう少しです!上手にしのぎつつ、赤ちゃんと会える日を楽しみに待ちましょう。
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