ずりばいとお座りどっちが先?いつから始まる?時期・順番・練習方法を解説
我が子の成長を見守る中で、ずりばいとお座りは「どっちが先にできるの?」「うちの子、まだできないけど大丈夫かな」と不安になることはありませんか?
実はどちらが先でも問題ありません。赤ちゃんの発達には大きな個人差があり、順番も時期も一人ひとり違います。
この記事では、ずりばいとお座りの一般的な時期や順番、個人差が生まれる理由、そして発達を促す遊び方まで詳しく解説します。
焦らず、お子さんのペースを見守るヒントにしてください。
目次
ずりばいとお座りはどっちが先でも大丈夫

ずりばいとお座りはどちらが先でも問題ありません。ずりばいもお座りも、それぞれ異なる筋肉や運動能力を使うため、どちらが先にできるかは赤ちゃんの個性や体の発達状況によって変わるのです。
ずりばいが先の子もいれば、お座りが先の子もいます。ほぼ同時期にできるようになる子もいるでしょう。
ずりばいはいつから?│時期と発達のメリット
ずりばいとは、赤ちゃんがうつ伏せの状態で、お腹を床につけたまま手足を使って前に進む動きのことです。腕の力で体を引っ張ったり、足で床を蹴ったりしながら移動します。
一般的な時期は生後6〜8ヶ月頃とされていますが、これはあくまで目安です。
腰がすわる前に始まることもあります。
【ずりばいで得られる発達のメリット】
- ・全身運動により、背筋や腕、足の筋肉が鍛えられる。
- ・「あのおもちゃを取りたい!」という好奇心と探索意欲が育まれる。
- ・左右交互に体を動かすことで脳への刺激になる。
中には後ろ向きに進む「バックずりばい」や、その場でくるくる回る子もいますが、これらも正常な発達の一部ですので、心配いりません。
お座りはいつから?│時期と発達のメリット
お座りは生後6~8ヶ月から見られ、最初のころは支えが必要な状態です。
徐々に自分の力で安定して姿勢を保てるようになり、生後9~10ヶ月頃には腰が据わり、支えなしで背筋を伸ばした状態で座れるようになります。
お座りの開始時期も個人差が大きく、6ヶ月でできる子もいれば、10ヶ月過ぎてからという子もいます。
【お座りで得られる発達のメリット】
- ・体幹(腹筋や背筋)のバランス感覚が養われる。
- ・両手が自由になるため、手先を使った遊びができるようになる。
- ・視界が高くなり、これまでと違う景色を見ることで知的興味が湧く。
お座りが安定してくると、つかまり立ちや伝い歩きなど、次のステップが近づいてくるでしょう。
ずりばいとお座りの順番に個人差が生まれる理由

同じ月齢でも、ある赤ちゃんはずりばいが得意で先にでき、別の赤ちゃんはお座りが先にできる、といった違いが生まれるのは以下の4つのような理由があります。
①筋肉の発達スピード :上半身や腕の力が強い子は、体を引っ張って進む「ずりばい」が得意な傾向があります。一方、背中や腰の筋肉がしっかりしている子は、姿勢を保つ「お座り」が安定しやすいです。
② 性格(好奇心旺盛 / 慎重派):「あそこに行きたい!」「触りたい!」という好奇心が強い子は、じっとしているよりも移動手段(ずりばい)を先に覚えることが多いです。逆に、慎重に周りを観察したいタイプの子は、どっしりと構えてお座りを好む傾向があります。
③体型(体重、手足の長さ) :スリムな赤ちゃんは身軽にずりばいしやすい傾向があり、体重が重めの赤ちゃんは、移動よりもお座りの方が楽な場合があります。発達スピードに体型も影響するでしょう。
④環境(広いスペースの有無、床の素材): フローリングで滑りやすい、カーペットで踏ん張りやすい、広いリビングがある、など、お部屋の環境によっても「動きやすさ」や「座りやすさ」が変わります。
さまざまな理由が絡み合って、発達に個人差が生まれます。周囲と比べすぎず、赤ちゃんのペースを見守ってあげましょう。
ずりばい・お座りをしないまま次のステップへ進むケースもある

お座りで移動する子やすぐにつかまり立ちの段階に進む子もいますが、これも正常な発達段階のパターンです。
シャフリングベビー(いざりっ子)の場合もある
うつ伏せやハイハイを嫌がり、お座りの姿勢のままお尻をずりずりと動かして移動する赤ちゃんを「シャフリングベビー(いざりっ子)」と呼びます。
これは病気ではなく、その子の「個性(移動スタイルの好み)」のひとつである場合がほとんどです。歩き始めが少し遅くなることもありますが、最終的には問題なく歩けるようになります。
ただし、9〜10ヶ月健診で発達の様子を確認してもらい、他の発達面で気になる点がないかチェックしてもらうと安心です。
いきなりつかまり立ちをする子もいる
ベビーベッドの柵などを利用して「つかまり立ち」を先に始める子もいます。
「ずりばい→つかまり立ち→後からお座り」という順番になることもあり、成長の順序は本当に人それぞれです。
先輩ママ・パパの体験談
先輩ママやパパからは以下のような体験談が聞かれました。




ずりばい・お座りを促す練習と遊び方

赤ちゃんの発達は無理に急かすものではありませんが、楽しく遊びながら自然にサポートすることはできます。
ここでは、ずりばいとお座りを促すための練習方法と、おすすめのおもちゃをご紹介します。
ずりばいの練習方法と遊び方
ずりばいの基礎となるのは、うつ伏せの状態で過ごす時間です。
生後2〜3ヶ月頃から、赤ちゃんの機嫌が良いときに1日数回、短時間からうつ伏せの練習を始めましょう。最初は1〜2分から、徐々に時間を延ばしていってください。
うつ伏せの状態で首を持ち上げたり、腕で体を支えたりすることで、ずりばいに必要な筋力が自然と育ちます。
また、赤ちゃんの目の前におもちゃを置いて興味を引くと、手を伸ばそうとする動きが生まれます。
このときに赤ちゃんの足の裏に大人の手のひらを当ててあげると「足で蹴ると前に進む感覚」を体験でき、ずりばいのコツをつかみやすくなるでしょう。
少しでも進むことができたら、おもちゃを取りに行くように誘導してあげます。「ずりばいをすれば好きなところに近づける」という気づきを与えてあげましょう。
ずりばいの練習は、必ず赤ちゃんの機嫌が良いときに、短時間から始めてください。楽しい雰囲気で自然に体を動かす経験を積むことが大切です。
ずりばいの練習におすすめのおもちゃ3選
ずりばいを促すには、「追いかけたくなる」「手を伸ばしたくなる」おもちゃが効果的です。
ここでは、ずりばいの練習に使えるおすすめおもちゃを3つ紹介します。
■アンパンマンメロディおさんぽアンパンマン│ピノキオ
アンパンマンが自動で動いてくれるので、赤ちゃんが目で追って楽しんだり、自然とずりばいを始めたりするでしょう。
また、アンパンマンのマーチや森のくまさんなどのメロディが赤ちゃんの興味を惹きつけてくれます。
大きくなったら自分で引っ張ってお散歩のように楽しめるのもおすすめポイントです。
(対象年齢:8ヶ月~)
■ロール&グローモンキー|Bright Starts
愉快なメロディと共にピカピカ光りながら転がっていくおサルさんのおもちゃです。
音と光で興味を惹き、赤ちゃんの動きたい気持ちをくすぐってくれます。
(対象年齢:6ヶ月~)
■3ステップでんでんむし|Fisher Price
でんでんむしを転がすとメロディとライトアップにあわせてスイスイ走り出します。
大きな鏡がついていて、自分の顔が映る楽しさに赤ちゃんは興味津々になります。
(対象年齢:3ヶ月~)
これらのおもちゃはおもちゃのサブスクCha Cha Chaでレンタル可能です。
お座りの練習方法と遊び方
お座りの練習では、赤ちゃんのバランス感覚と体幹を育てることがポイントです。
最初は大人の足の間に赤ちゃんを座らせて、軽く支えてあげましょう。背中やお尻を安定させることで、座る感覚を覚えやすくなります。慣れてきたら、徐々に支える力を弱めていき、自分で体を支える練習をさせます。
また、座った状態で前方におもちゃを置き、赤ちゃんに手を伸ばしてもらいましょう。
前に手をつくことでバランスを取る感覚が身につき、お座りの安定につながります。最初は前に両手をついた「三点支持」の状態から、徐々に片手、そして両手を離せるようになります。
クッションや授乳クッションで周囲を囲んで、転倒時の安全を確保することも大切です。
お座りの練習におすすめのおもちゃ3選
お座りの練習には、座った状態で両手を使って遊べるおもちゃが効果的です。
ここではお座りの練習におすすめのおもちゃを3つ紹介します。
■ベビープレイネスト|ボーネルンド
ベビープレイネストは、ねんねの時は空気の量を減らし平らな状態にでき、お座りが出来るようになったら、空気の量を増やし高さを変えて調節することができます。
浮き輪状のクッションには様々なしかけがあり、成長に応じて赤ちゃんの好奇心をくすぐる楽しい遊び場になります。
(対象年齢:0ヶ月~)
■アンパンマンおおきなよくばりBOX|ピノキオ
座って遊ぶのにぴったりな多機能おもちゃです。
ボタンを押す、レバーを回す、扉を開けるなど、さまざまな仕掛けで両手を使って集中して遊べます。お座りの練習だけでなく、手先の発達も促される点が魅力です。
(対象年齢:8ヶ月~)
■ふわふわアニマルブロック|Ed Inter
柔らかい布でつくられた、つみきのおもちゃです。
座った状態で手を伸ばして触ったり崩したりして遊べます。
軽くて安全なので、お座りがまだ不安定な時期でも安心して使えます。動物のお顔が可愛らしく、赤ちゃんの興味を惹きつけてくれるでしょう。
(対象年齢:6ヶ月~)
各おもちゃはおもちゃのサブスクCha Cha Chaでレンタル可能です。
ずりばいやお座りについて専門家に相談すべきタイミングは?

赤ちゃんの発達には個人差があるとはいえ、「いつまで様子を見ていいの?」と不安になることもあるでしょう。
生後9〜10ヶ月頃には、多くの赤ちゃんが支えなしでお座りできるようになります。
この時期を過ぎても全くお座りの兆候がない場合は、一度専門家に相談してみましょう。
多くの自治体では、生後9〜10ヶ月健診があります。このタイミングで、お座りやずりばいの様子を保健師や医師に相談できます。
発達の遅れが気になる場合も、他の発達項目と合わせて総合的に評価してもらえるので安心です。
健診以外では、かかりつけの小児科で相談するのも良いでしょう。
専門家に相談すると、必要に応じて発達支援につなげてもらえる場合もあります。早めの相談が、赤ちゃんの健やかな成長をサポートする第一歩です。
まとめ

ずりばいとお座り、どちらが先かは赤ちゃんの個性により一人ひとり違います。
筋肉の付き方や性格、環境によってできるようになる順番はそれぞれ異なり、成長スタイルが様々です。
「まだできないの?」と不安になるよりも、今できていることに目を向けて、「すごいね!」と褒めてあげることが、親子の笑顔につながります。
今回紹介した練習方法やおもちゃを取り入れながら、その子なりのペースを温かく見守ってあげてくださいね。
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すみこ
作業療法士として13年間勤務、現在は医療・教育・育児関連記事を中心にWebライターとして活動中。3児の母(小学生2人&幼稚園児1人)。
作業療法士としての専門知識、母としての育児経験を活かして、具体的でわかりやすい文章を心がけています。
読んでくださる方が前向きな気持ちになれるようなお手伝いができれば幸いです。
主な運営サイト:sumiko-kurashi.com
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