コラム

1歳3ヶ月の子育て!遊びのポイントやおすすめの知育玩具をご紹介

2023/12/19

1歳3ヶ月の子育て!遊びのポイントやおすすめの知育玩具をご紹介

成長が著しい1歳3ヶ月頃は、日々成長や変化が感じられる時期です。これから「イヤイヤ期」を迎えることもあり、「どう接するのがよいのだろう?」「ちゃんと育っているのかな?」と心配になるママ・パパもいることでしょう。

そこで今回は、1歳3ヶ月の子育てにおける基礎知識を徹底解説します。成長・発達の目安や正しい接し方、おすすめの知育玩具をご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

1歳3ヶ月の子どもの成長と発達とは?

まずは、1歳3ヶ月の子どもの成長・発達についてご紹介します。

身長と体重の目安

厚生労働省の「身体発育調査報告(平成22年)」によると、1歳3ヶ月の男の子の平均身長は約77.8㎝、平均体重は9.84kgです。女の子の場合、平均身長は76.3cm、平均体重は9.24kgとされています。

乳幼児の身長や体重は、子どもの成長スピードや体質などによって異なります。そのため、平均値は参考にはなりますが、すべての子どもにあてはまるわけではありません。身長と体重、いずれも大きな個人差があるため、あくまでも目安と考えてください。

運動能力の発達

1歳3ヶ月の子どもは、全身の筋肉が発達し、運動能力が向上する時期です。この頃には、多くの子どもがつかまり立ちやつたい歩きをするようになり、低い段差を乗り越えたり、しゃがんだりできるようになります。お座りが安定してくると、積み木やブロックなど、手指の細かい運動をしながら遊べるようになります。

遊びの幅が広がると同時に、誤飲や怪我のリスクも増えるものです。そのため、安全で適切な「遊びの環境」を整えることが大切です。また、自力で歩けるようになるためのサポートや、知育玩具なども用意するとよいでしょう。

精神的な発達

この時期の子どもは、親をはじめとする人の顔をだいぶしっかりと認識できるようになります。個人差はあるものの、この頃に人見知りや後追いをする子もいます。

一般的に赤ちゃんは、「興奮」の感情を持って生まれるといいます。そこに、少しずつ「快」「不快」という感情が加わっていきます。その後、「不快」は「怒り」「恐怖」「嫌悪」などに、「快」は「愛」「得意」「喜び」などに細分化され、新生児から感情豊かな「子ども」になっていくのです。

言語能力の発達

1歳3ヶ月頃になると、言葉を上手に話すことはできないものの、相手の言っていることを少しずつ理解するようになります。名前を呼ばれると反応を示し、笑顔で応えることも多くなるでしょう。

一般的に1歳半くらいまでは喃語(なんご)で話し、その後「ママ」「パパ」などの単語で話すようになります。1歳の終わり頃から二語文、それが、さらに多語文へと発展します。徐々に言葉を聞く力や話す力も養われていきます。

生活習慣の変化

1歳3ヶ月の子どもの生活習慣についても見ていきましょう。食事に関しては、1日3回の食事と2回のおやつで栄養を摂取します。徐々に大人と同じものを好み、食べるようになるでしょう。

また、昼寝の回数が減り、少しずつ全体の睡眠時間も短くなっていきます。個人差はあるものの、昼間の睡眠は3時間程度、1日あたりの睡眠時間は合計12時間程度が目安となります。ただ、夜泣きをする子は十分な睡眠が確保できないこともあります。

子どもが夜泣きをしたときには、すぐに抱き上げると逆に目が覚めてしまうこともあるので、背中を軽くトントン叩くなどして落ち着かせるとよいでしょう。できるだけ子どもを安心させ、今は眠る時間であることを伝えます。ただし、具合が悪くて泣いている場合もあるので、様子をよく観察することも大切です。何もなければ子どもは自然と落ち着き、再び眠りにつくでしょう。多くの場合、夜泣きは生活リズムが形成される1歳半〜2歳頃には終わるとされます。

1歳3ヶ月の子どもとの接し方とは?

ここからは、1歳3ヶ月の子どもとの上手な接し方をご紹介します。

親子のコミュニケーション

この時期の子どもは言葉を理解し始めるため、積極的に話しかけて、言語能力やコミュニケーション能力、語彙の発達を促しましょう。その際には、子どもの気持ちや感情に寄り添った語りかけを心がけます。また、子どもの気持ちにはできるだけ前向きに対応し、そばにいることを伝えて安心感を与えることも大切です。

言うことを聞かなかったり、親の思うように行動しなかったりしても、怒ってはいけません。子どもの成長・発達には大きな個人差があります。無理強いは避け、子どものペースにあわせて接することが大切です。また、1歳3ヶ月頃からは行動が活発になりますが、危険を察知する力はまだまだ不十分です。できるだけ目を離さず、怪我や事故、誤飲などを防ぎましょう。

食事

一般的に、1歳3ヶ月の子どもは1日3回の食事と2回のおやつで栄養を摂取します。穀物、野菜、乳製品、フルーツなどを取り入れ、栄養バランスのよいメニューを心がけましょう。

離乳食が終わっていても、すぐに大人と同じ食事が食べられるわけではありません。味つけは大人より薄めにするのが基本です。さらに、硬すぎるものは避け、箸やフォークで簡単に切れる柔らかさにすることも大切です。食べやすい大きさに切ったり、手づかみで食べられるものをメニューに取り入れたりして、食事の楽しさや喜びを感じてもらいましょう。

また、この時期は食べる量が少なく感じたり、作った食事を食べてくれなかったりして、親としては不安になったりイライラしたりすることがあるかもしれません。そのようなときは、おやつで栄養を補う、手づかみで食べられるメニューにする、味つけを変えるといった工夫をしてみるとよいでしょう。

子どもの食欲は、日々の運動量、新陳代謝の変化、成長の状態などによって変わります。たくさん食べたり反対にほとんど食べなかったりして、心配になることもあるかもしれません。ただ、食事をまったくとらない、毎日ひどく機嫌が悪いといったことがない限り、あまり気にしすぎる必要はないでしょう。

睡眠

1歳3ヶ月頃には、睡眠にも変化が見られるようになります。たとえば、午前と午後の2回だったお昼寝は、1回に減ります。

親は、昼寝の時間を意識的に設定するなどして、子どもの睡眠リズムをサポートしましょう。同じ時間に昼寝を促すことで、子どもは「お昼寝の時間だ」と自然と認識するようになります。それが、健康的な体内リズムを整えることにつながります。

また、1歳3ヶ月頃は夜間の授乳を考え直す時期でもあります。一般的に、1歳半を過ぎたら断乳することが多いものです。一方でこの時期は、子どもの分離不安も強まるため、無理に断乳するのもおすすめできません。子どもの様子を見ながら、徐々に授乳やミルクの回数を減らしていくとよいでしょう。

1歳3ヶ月の子どもにおすすめの「遊び」のポイントとは?

食事や睡眠に加え、毎日の「遊び」にも変化が見られます。ここでは、1歳3ヶ月の子どもにおすすめの、遊びのポイントを解説します。

身体を動かす遊びを取り入れる

1歳3ヶ月の子どもには、身体を動かす遊びを積極的に取り入れましょう。この時期は行動範囲が広がり、1日あたりの歩数がぐっと多くなります。天気のいい日は親子で散歩をしたり、外遊びをしたりするとよいでしょう。

あまり遠くまで行けないときには、地面に縄跳びを置いてその上を歩いてみる遊びもおすすめです。縄をたどるように歩くことで、バランス感覚や集中力が養われます。手軽にできて、親子で一緒に楽しめる外遊びです。

指先の発達を促す遊びをする

指先の微細運動は五感を刺激し、脳の活性化に繋がるとされています。新聞紙をビリビリ破いたり、チラシや画用紙にお絵描きをしたりして、指先をたくさん使って遊びましょう。また、知育玩具を有効に使うと、手指のトレーニングに役立ちます。1歳3ヶ月頃なら、積み木やブロック、布絵本などのおもちゃがおすすめです。

言葉の発達を促す遊びを取り入れる

1歳3ヶ月頃は、「言葉の芽生え」が始まる時期です。遊び通じて親子でたくさん話をする中で、子どもたちは多くの言葉を学び、言語能力を高めていきます。

たとえば、子どもが犬に興味を示したときに「わんわん、かわいいね」と言ったり、車が通ったときに「ぶーぶーだよ」と声をかけたりしてみましょう。子どもなりに言葉の意味を考え、理解しようとします。このような働きかけが、言語能力の発達を促していくのです。

また、絵本の読み聞かせもおすすめです。読み聞かせには子どもの語彙力を高める効果があり、物語に触れることで想像力や共感性も養われます。

他者との関わりを持てる遊びをする

他者との関わりを持てる遊びも大切です。積み木を電話に見立てるなどの「見立て遊び」、料理の真似をするなどの「再現遊び」、いないいないばあなどの「手遊び」は、親子やきょうだいで一緒に楽しめる遊びです。大人の動きを真似たり、反応を楽しんだりして、人と関わることの喜びを感じます。

子どもの興味を大切にする

色々な遊びを試して、我が子が興味を示すものを探してみましょう。子どもは興味があるものを見つけると、夢中になって遊びます。それが、集中力を高めることにつながり、知育効果を高めていくのです。子どもの様子をよく観察し、どのようものに興味を持つのかしっかり見ていくとよいでしょう。

【1歳3ヶ月】おすすめの知育玩具5選

ここでは、1歳3ヶ月の子どもにおすすめの知育玩具5選をご紹介します。いずれもおもちゃのサブスク「ChaChaCha」でレンタルすることができます。

バイリンガルラーニングボックス

「Fisher Price」の「バイリンガルラーニングボックス」は、指先の微細運動や言語能力の発達を促す多機能な知育玩具です。このおもちゃには5つのパネルがあり、それぞれの面で楽しい指遊びができるようになっています。さまざまな遊び方ができるので、子どもが飽きにくいのもポイントです。

指遊びに加えて、日本語と英語で話す機能があり、遊びながら言語の発達を促すこともできます。早期のバイリンガル教育を考えているご家庭にはおすすめです。さらに、色と数を学べる「おしゃべりダイヤル」やライトアップ機能、アルファベットの歌や数え歌が流れる機能もついています。

いたずら1歳やりたい放題

「いたずら1歳やりたい放題」は、日常生活で目にする実用品を模した15種類の「いたずらアイテム」で遊べるおもちゃです。本体にはリモコンや鍵、マヨネーズのボトルなど、いろいろな仕掛けがあります。子どもの好奇心や探究心を刺激するおもちゃとして人気です。

このおもちゃには、25種類以上のおしゃべり・効果音・メロディが収録されています。仕掛けを動かすと音が鳴るので、本物の実用品に触れたときのような、リアルな体験が味わえます。

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マシュマロボウリング

「マシュマロボウリング」は、可愛らしい動物をモチーフにしたボウリングゲームです。ピンとボールは布製で、ふわふわとした優しい肌触りが特徴です。軽くて柔らかいため、怪我の心配がありません。子どもから大人まで、家族みんなで遊べる室内向けの知育玩具です。

ピンとボールは、動くと「カラカラ」という音を発します。これが音の認識力を高めるほか、目と手の協調運動や空間認識能力、集中力の発達に役立ちます。また、倒れるピンを目で追うことで「追視」をして目の動きが鍛えられ、集中力や注意力をはぐくむ効果もあります。

このおもちゃはEU諸国共通の「安全基準CE」を取得しており、確かな安全性が認められています。また、洗濯機のソフト水流で洗ったり手洗いをしたりすることができ、お手入れが簡単なのもよいところです。

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オーバルシロフォン

「オーバルシロフォン」は、音感や手と目の協調運動の向上を目的とした、楽器系の知育玩具です。5色のカラフルな音盤が、それぞれ異なる音を出します。音盤は丈夫な紐でつながっており、強く叩いたときの力を吸収する効果があります。そのため、力加減が難しい1〜2歳の子どもでも安全に遊べます。

このおもちゃは、天然ゴムの木の廃材を再利用して作られています。さらに、毒性のない水溶性塗料を使用しているので、子どもが誤って口に入れてしまっても安全です。また、オーバル型(楕円形)の本体や、大きく丸みを帯びた音盤には角がなく、手を傷つける心配もありません。

ただし、音楽的な音階は考慮されていないため、楽器として使うことはできません。あくまでもバチを使い、音盤を叩いて遊ぶためのおもちゃです。また、ポップでカラフルなデザインなので、お部屋のインテリアにもなると好評です。

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ハンマーペグ

「ハンマーペグ」は、木製のハンマーとペグボードがセットになった知育玩具です。付属のハンマーでペグを叩き、下まで叩いたら、ボードをひっくり返してもう一度叩いて遊ぶことができます。物を叩くと音がする、叩いたものが動くという経験は、子どもにとって大きな発見とワクワクを感じさせるでしょう。

ペグの差し込み口にゴム製ラバーがついており、ハンマーで叩かなくても指で押して遊ぶことができます。また、ペグの間隔はハンマーの直径よりも広く設計されているため、叩きやすいのも特徴です。

「オーバルシロフォン」同様、このメーカーのおもちゃは天然ゴムの木の廃材をリサイクルして作られています。環境への配慮、高い安全性、子どもの潜在能力を発達させるなど、複数のコンセプトから作られている人気の知育玩具です。

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まとめ

1歳3ヶ月は、短期間で「心」と「身体」が成長し、「できること」が一気に増える時期です。子どもの成長過程において、重要な時期といえます。知育玩具を積極的に活用し、我が子の成長をサポートしてあげるとよいでしょう。

この記事の監修者

五十嵐 麻弥子

フリーライター/上級心理カウンセラー/不登校支援カウンセラー。
出版社勤務を経てフリー編集ライターに。子育て・教育・医療・健康を中心に、さまざまな媒体で執筆多数。

【資格】 上級心理カウンセラー,不登校支援カウンセラー,中学・高校社会教員免許 【公式HP】 https://thefutoukoulife.jimdofree.com/ 【メディア・著書】 https://ameblo.jp/futoukoulife/

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