コラム

5歳児の成長・発達とは?中間反抗期の接し方もわかりやすく紹介

2023/09/29

5歳児の成長・発達とは?中間反抗期の接し方もわかりやすく紹介

5歳の頃は、体の成長以外にもさまざまな面で成長・発達がみられます。加えて「中間反抗期」に当たる時期でもあるため、我が子との接し方に戸惑うママ・パパも多いのではないでしょうか。

そこでこの記事では、5歳児の成長と発達に焦点を当て、彼らが経験する「中間反抗期」についてご紹介します。5歳児の身体的な変化、言語能力の発達、社会性の向上など、子どもたちの成長について理解を深めましょう。

5歳児の成長と発達段階

子どもの成長・発達は、年齢ごとにさまざまな特徴と傾向があります。ここでは、5歳児の一般的な成長と発達についてまとめました。以下は一般論かつ平均値であるため、参考程度に留めてください。

平均的な身長体重

5歳の平均は男の子で身長108〜111センチメートル、体重は16〜18キログラム程度です。5歳の女の子の平均身長は男の子とほぼ同じで、107〜110センチメートルです。平均体重も、17〜18キログラム程度となります。この時点では、男女の身長と体重に大きな差は見られません。

【参考】厚生労働省「平成22年度乳幼児身体発育調査」

https://www.hegl.co.jp/wp/wp-content/uploads/2022/01/e998fc46bfc789899a216bc40decdb7a.pdf

筋力と運動能力の向上

5歳児は、筋力と運動能力が飛躍的に向上します。歩く速度も大人と同じくらいになり、ブランコの立ちこぎや補助なし自転車の運転、逆上がりなどができるようになります。

客観的に見て、身体能力の高さを実感できるようになるのもこの頃です。より身体的な活動を楽しむことができますが、まだ安全意識が十分とはいえません。活動中は、大人が注意深く見守ることが大切です。

言語能力とコミュニケーション能力の発達

5歳頃には、単語の羅列ではなく、文章で自分の意思をはっきりと伝えることができるようになります。言語能力は飛躍的に発達し、言葉を使って思考や感情を表現する力が増します。

また、文字を認知し、絵本を読んだり自分の名前を書いたりできるようになるでしょう。体験したことなどを話の筋道を立てて話せるようになるため、コミュニケーションがより豊かになります。

物事の理解力・記憶力の発達

5歳児にもなると、物事の理解力や記憶力が向上します。日常の出来事やルールを理解し、学んだことを記憶しやすくなり、論理的思考が身につき始める時期です。この段階での学習と経験は、将来の発達に影響を与えるといわれています。数字や時間、曜日など、単純な知識として覚えていたことが、徐々に明確な理解へとつながります。

社会性の発達

5歳児は、社会的なスキルの発達も顕著です。友達への思いやりを深め、一緒に喜んだり悲しんだり、友達を許したり認めたりすることができるようになります。

また、相手の気持ちや思いを考え、意見のぶつかり合いがあっても、互いに折り合いをつけながら、自分たちで解決できるようになるでしょう。さらに、人前で笑われたくないなどの社会的感情も発達し、同じ目的に向かって活動することを楽しむようになります。

5歳児の特徴と向き合い方のポイント

5歳児にはその年齢なりの特徴と課題があります。5歳児への接し方に迷ったときは、以下のポイントを押さえれば、より円滑な関係を築けるはずです。

一人の人間として接する

5歳児は、物事をある程度理解できるようになるため、人と比べられると自尊心が傷つくことがあります。「お兄ちゃんはそれくらいできたのに」「女の子なんだから女の子らしく」など、誰かと比べるような発言は控えましょう。一人の人間として接し、個性としてほめたり悪いことは注意したりするようにしてください。

いつでも冷静で感情的にならない

5歳頃には言語能力が発達し、自分の気持ちを言葉で表現することができるようになります。この時期は言葉遊びに夢中になる傾向がありますが、同時に「言い訳」や「口ごたえ」も増えます。ママ・パパは、それを受け止めたうえで感情的にならずに受け流すことが大切です。子どもの言葉に真剣に耳を傾け、その気持ちを尊重しましょう。

ストレスと感情のコントロールをサポート

5歳児は思い通りにならないと怒りっぽくなることがあります。親は冷静に対応し、子どもの話を聞いてあげることが重要です。子どもが興奮状態で話せない場合、抱きしめたり、深呼吸をさせたりして落ち着かせることが効果的です。感情のコントロールをサポートできれば、子どもは安心感が得られるでしょう。

ルールやマナーを教える

理解力が向上し、社会性が芽生えてきます。この時期には、家庭でルールやマナーを教えることが大切です。たとえば、食事の時には周囲の人が嫌な気持ちにならないようこぼさずに食べるなど、食事のマナーやルールを守れるようサポートしていきましょう。

また、友達との交流を通じて「思いやりの心」や「社会や集団のルール」も学びます。子どもにトラブルへの対応方法や、感情が高ぶったときの気持ちの収め方などを教えることで、社会的なスキルを育んでいくことができます。

5歳児の「中間反抗期」の特徴と接し方

子育ての過程で、5歳から小学校低学年にかけての子どもの成長段階に「中間反抗期」と呼ばれる特有の時期が存在します。この期間には子どもたちの行動や態度に変化が見られ、両親や周囲の大人には理解と適切な接し方が求められます。以下、5歳児の「中間反抗期」の特徴と適切な接し方をご説明します。

中間反抗期とは?

中間反抗期とは、子どもが5歳から小学校低学年にかけて見られる反抗的な態度や行動のことを指します。この時期には自立心が芽生え、自分自身の考えを持つようになるからです。

中間反抗期の特徴的な行動には、親に対して口ごたえや聞こえないふりをすること、言葉遣いが荒くなること、年下の兄弟姉妹に対していじわるをすることなどがあります。急にこのような行動が見られると、子どもが悪い方向に行ってしまったと感じてしまうかもしれません。しかし、これらの行動は、子どもが自分の主張やアイデンティティを発見し、表現する過程なのです。

中間反抗期は子どもの成長の証であり、自立心の芽生えを示しています。この時期には、子どもの主体性を尊重し、自発性を伸ばすことが重要です。ママ・パパは、戸惑うことも多いかもしれませんが、子どもの自己発見や自己肯定感を高める過程をサポートする役割を果たしましょう。

中間反抗期の適切な接し方

子どもの主張を尊重し、頭ごなしに怒るのではなく「適切に叱る」ことがポイントです。中間反抗期の子どもたちは自己主張が強まるため、その気持ちを理解し受け入れることが大切です。感情を抑え込むのではなく、対話を通じて問題を共に考える姿勢が良い結果を生み出します。

なにかを子どもにさせたいときは、お願いする形にし、協力を促すことが効果的です。また、親が感じた気持ちや期待を、子どもにしっかり言葉で伝えることも大切です。子どもは親からのサポートや理解を必要としており、コミュニケーションを通じて信頼関係を築くことが中間反抗期の克服に役立ちます。

     5歳児におすすめの知育玩具5選

5歳児はさまざまな面で成長がみられますが、遊びを通して言語能力の発達や社会性の向上をサポートできます。ここでは、5歳児にぴったりのおすすめのおもちゃをご紹介します。

アルファベットボード

アルファベットボード

水で濡らしたペンでボードをなぞると文字が書ける、文字の練習用のボードです。水で書けるため、手や衣服が汚れる心配もありません。まずはイラスト付きのなぞり書きボードで、目でも楽しみながらアルファベットを覚えましょう。その後は、なぞり書きボード、見写し書きボードとステップアップすることで、楽しみながら練習ができます。

恐竜ひらがなかるた

全46種類の恐竜がかるたになっており、遊びながらひらがな・カタカナが覚えられます。カードの裏面には、その恐竜にちなんだ秘密や豆知識が満載です。付属のリングでまとめておけば、お出かけにも便利な恐竜カード図鑑に早変わりします。恐竜好きのお子様におすすめです。

つなげてあいうえお

つなげてあいうえお

ピースの一つひとつに、ひらがなが書かれてあるカラフルなブロックです。ブロックとしてつなげて遊ぶのはもちろん、文字を覚えたらつなげてさまざまな言葉を作って楽しむことができます。ひらがなの下に小さくカタカナも書いてあるため、カタカナの習得にも役立ちます。

ストーリーテラーボックス

ストーリーテラーボックス

ストーリーテラーボックスは、言語スキルの向上や語彙力の向上に役立つアメリカ発祥のおもちゃです。アメリカの教育では、子どもたちに自分で考える力を伸ばすことが重要視されています。

ストーリーテラーボックスは、「だれが」「なにを」「どこで」という3要素を使って、英語で話を構築する力を身につけさせるのに有効です。慣れてきたら作った英文をもとに、物語の絵を描いてもらうことで想像力も刺激できます。

英語タブレット

えいごタブレット

カラフルなアルファベットのボタンが配置された、音声と液晶パネル付きの英語タブレットです。発音の基本の音であるフォニックスが収録されており、ネイティブの正しい発音が学べます。就学前に英語の基礎を学んでおくことで、英語教育がスムーズになります。

5歳児の知育玩具は「ChaChaCha」で借りよう

5歳児向けのおもちゃは、「ChaChaCha」でレンタルするのがおすすめです。お届けするおもちゃは、幼児教育のプロがお子様の年齢や興味・関心に合わせて選定いたします。定期的におもちゃが入れ替わるため、飽きて遊ばなくなってしまったり、興味を示さずせっかく買ったおもちゃを無駄にしてしまったりする心配がありません。

「ChaChaCha」ではおもちゃカタログを提供しており、そこから気になるおもちゃを希望することもできます。おもちゃに空きがあれば、次回配達のおもちゃリストに含まれます。お子様の興味似合うおもちゃや、購入しようか迷っているおもちゃがあれば、レンタルでお試しください。もちろん、上記でご紹介したすべてのおもちゃをご用意しております。

まとめ

5歳児の成長と発達段階は、多くの発見と喜びが詰まった時期です。ママ・パパは、子どもたちの発達を支え、適切な環境を提供することで、成長をサポートできます。我が子と良好な関係を築くためにも、個性や発達段階を尊重し、愛情と理解をもって接してください。成長をサポートしながらさまざまな経験を提供することで、心身の適切な成長・発達を促せるでしょう。

中間反抗期は子どもの成長の一環であり、適切な接し方を通じて子どもたちの自己肯定感や自己認識を育む貴重な機会でもあります。この時期を意識的に楽しんで過ごし、子育ての喜びを共有しましょう。成長に合わせたおもちゃ選びに迷ったら、ぜひ「ChaChaCha」のサービスをご利用ください。

この記事の監修者

五十嵐 麻弥子

フリーライター/上級心理カウンセラー/不登校支援カウンセラー。
出版社勤務を経てフリー編集ライターに。子育て・教育・医療・健康を中心に、さまざまな媒体で執筆多数。

【資格】 上級心理カウンセラー,不登校支援カウンセラー,中学・高校社会教員免許 【公式HP】 https://thefutoukoulife.jimdofree.com/ 【メディア・著書】 https://ameblo.jp/futoukoulife/

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