コラム

1歳児におすすめの室内遊びは?成長・発達の目安もわかりやすく解説

2024/03/01

1歳児におすすめの室内遊びは?成長・発達の目安もわかりやすく解説

一人では何もできなかった我が子が成長していく姿は、驚きや感動の連続です。特に、1歳児にける最大の感動は、初めてのタッチや一人歩きではないでしょうか。自分で色々なことができるようになり、同時に遊びの幅も広がっていきます。

そこで今回は、1歳児におすすめの室内遊びについて紹介します。一般的な成長・発達の目安、この時期に活用したい知育玩具についても紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

1歳児の成長・発達の目安

日本赤十字社などの調査によると、1歳児の平均身長および平均体重は次の通りです。

【平均身長】

  • ・男の子:75 cm
  • ・女の子:73.4cm

 

【平均体重】

  • ・男の子:9.3kg
  • ・女の子:8.7kg

 

参考:男の子の平均身長と低身長のめやす(-2SD)

女の子の平均身長と低身長のめやす(-2SD)

子供の年齢別平均体重(男子)1才(乳児)

子供の年齢別平均体重(女子)1才(幼児)

 

1歳時点では、男の子と女の子の身長と体重に大きな差は見られないでしょう。次に、1歳児の成長・発達の特徴および傾向をまとめたのでご覧ください。

  • ・体の成長速度がゆるやかになる
  • ・自己主張がはっきりできるようになる
  • ・一人歩きができるようになる
  • ・喃語から意味のある言葉を話すようになり始める

 

0歳の頃と比べると、身体的な発達は緩やかになります。1歳3ヶ月ごろから、一人歩きできる子が増え、遊びの幅も広がっていきます。

精神的な発達においては、自我の芽生えとともに、やりたいこと・やりたくないことがはっきりとしてくるでしょう。精神的な発達が謙虚になり、やりたいことが上手に伝わらず、突然怒り出してしまうことも。これが2歳頃から始まる「イヤイヤ期」の始まりとなります。

1歳児における遊びの「狙い」とは?

1歳は、成長の個人差が大きくなり始める時期であり、一人ひとりに合わせた遊びを意識することが大切です。ここからは、1歳児の遊びの「狙い」について紹介します。

室内遊び

室内遊びのポイントは、以下の通りです。

  • ・遊びを通してお友達や家族、保育者と言葉のやりとりを楽しむ
  • ・適度な全身運動を促す
  • ・体を十分に使って動く楽しさや面白さを体験させる

 

積極的に身体を動かす遊びを取り入れるのがポイントです。上記の通り、1歳頃からひとり歩きをはじめ、行動範囲が一気に広がります。自分の意思で行動し、身体を動かす楽しさや、喜びを理解していくでしょう。そのため、適度に全身運動を促す遊びがおすすめです。

外遊び

外遊びでは、次のポイントを意識してみましょう。

  • ・お友達や家族、保育者と一緒にアクティブな全身運動を楽しむ
  • ・大人に見守られながら、お友達と積極的な関わりが持てるように促す
  • ・簡単な外遊びのルールを学ぶ

 

外遊びの場合、室内遊び以上にアクティブな全身運動を楽しみましょう。芝生などの安全な場所で走ったり転がったりするのもおすすめです。また、お友達と同じ場所で遊ぶことで、子どもなりに他者との「関わり」を意識するようになります。ルールや決まり事を理解する最初のステップとなるので、子どもの様子を見つつ、お友達が集まる場所にも足を運んでみましょう。

おもちゃや道具は不要!おすすめの室内遊び10選

ここからは、道具を使わず室内で行える遊びのアイデアを10個紹介します。「発達にあった遊びを取り入れたい」「どんな遊びがいいのかわからない」というママ・パパはぜひ、今日から試してみてください。

1.グーチョキパーでなにつくろう

古くからある手遊び歌は、いつの時代も子どもたちを楽しませるものです。ママ・パパが手で作った動物を真似ることで、手指の運動にもなります。まだチョキが難しい1歳児には、代わりに手を貸してあげてください。歌に登場する「かたつむり」や「かにさん」に加え、オリジナルの生き物を作るのも楽しいでしょう。

2.むすんでひらいて

「むすんでひらいて」は、同じく定番の手遊び歌です。より簡単な手の動きなので1歳児でも楽しく上手に遊べます。「その手を上に」の「上に」部分を「○○ちゃんのぽっぺに」など、アレンジして触れ合うことでより楽しめるでしょう。

3.あたまかたひざポン

英語の手遊び歌でもある「あたまかたひざポン」は、遊びながら体の名前を覚えられる手遊び歌です。昔からあるので、聞き馴染みのあるママ・パパも多いと思います。英語版を聞かせてあげると、早くから英語に触れられるのでおすすめです。

4.いないいないばあ

赤ちゃんをあやす定番の遊びですが、1歳児になると自分で「いないいないばあ」をするようになります。自分でまだ上手に「いないいないばあ」といえないので、ママ・パパが代わりにいってあげましょう。また、物陰やカーテンなどに隠れるなど、遊び方にバリエーションを持たせると喜びます。

5.かくれんぼ

「いないいないばあ」が上手にできるようになったら、かくれんぼもおすすめです。はじめは、ママやパパが隠れて見つけてもらいましょう。なかなかルールを覚えるのは難しいですが、真似をしながら遊んでいると、少しずつ理解できるようになっていきます。

6.かみなりゲーム

かみなりが落ちたらおへそを隠すゲームです。仰向けに寝転がった状態でスタートし、「ゴロゴロ……ドカン!」と雷が落ちたら、おへそを取られないように急いでうつ伏せになります。ママ・パパは、カミナリ様になりきって、おへそを隠せていない子を急いで捕まえにいきましょう。親子で大興奮間違いなしのゲームです。

7.いっぽんばしこちょこちょ

童歌に合わせて、子どもの手のひらをなぞったり、体をくすぐるふれあい遊びです。リズムを変えたり、低い声で歌ったりと、アレンジを楽しみながら何度も遊んであげましょう。

8.ずいずいずっころばし ごまみそずい

「ずいずいずっころばし」の童歌にあわせて、手で作った輪っかに指を突っ込んでいく遊びです。実は、地域によって歌詞に少し違いがあるので、パパやママの生まれた地域が違う場合には、歌詞の違いから大人も楽しめます。

歌詞の最後「だあれ」の「れ」の時に指を入れられた子はオニとなり、今度は歌を歌う番です。まだ歌うのが難しい場合には、大人がオニを担当しましょう。

 9.おせんべやけたかな

おせんべいに見立てた手のひらを「お・せ・ん・べ・や・け・た・か・な」のリズムに合わせて触れていきます。「な」のタイミングで止まった子は手を裏返し、両面が焼けたら「むしゃむしゃ」と食べる真似をします。何度も繰り返し楽しめる手軽な遊びです。

10.リトミック

音楽に合わせて自由に体を動かすリトミックは、リズム感や運動能力の向上に役立つ遊びです。全身を使ってダンスをしても良いですし、ママ・パパのお膝に乗せてリズムを楽しむのもおすすめです。大人もいい運動になる遊びです。

道具を利用したおすすめの室内遊び10選

ここでは、身近な道具やおもちゃを使ったおすすめの室内遊び10選をご紹介します。

1.輪投げ

紙などで輪っかを作って遊ぶシンプルな輪投げです。ビンやペットボトルなど家庭にあるものを棒代わりにして遊びましょう。1歳児の場合、遠くから狙って投げるのは難しいため、真上から落としたりして遊ぶのがおすすめです。投げたい方向の反対側にモノが飛んでいくことがあるため、遊ぶときは周りに注意しましょう。

2.絵本の読み聞かせ

絵本の読み聞かせもおすすめです。昔から愛されている馴染みの絵本や、対象年齢に合った人気作品を選んでみてください。読み聞かせは、言葉を覚えるきっかけになるだけでなく、子どもの想像力をかきたてます。穴あき絵本や動く仕掛けのある絵本など、指先を使って遊び作品も人気があります。

3.ボール遊び

ボール1つで、投げる・転がす・蹴るなどさまざまな楽しみ方ができます。小さすぎるものは、口にすっぽりとハマってしまう恐れがあるため避けましょう。また、スポンジなどでできたボールもちぎって口に入れてしまう可能性があります。適度に大きく、安全性の高いボールで遊ぶようにしましょう。

上手に一人歩きができるようになると、足元においたボールを蹴れるようになります。上手く蹴れたときはたくさん褒めてあげましょう。

4.新聞紙遊び

小さくちぎって紙吹雪のように散らしたり、くしゃくしゃに丸めてボールにしたりと、新聞を使った遊びは多岐にわたります。新聞の感触や、ビリビリと裂いたときの音が五感の刺激を促すでしょう。ただし、遊んだ後はインクで手が汚れるので、しっかりと手洗いをしてあげてください。

新聞を取っていないご家庭の場合、100均などで陶器やガラス製品を購入したときに古新聞をもらえます。新聞遊びのため、古新聞をもらったときは保管しておくといいでしょう。また、遊び終わった新聞は、窓拭きに利用するのもおすすめです。

5.お絵描き

お絵かきも定番の遊びです。一歳頃は、まだ特定の何かを書くのが難しいため、握りやすい太めのクレヨンや色鉛筆などを使うといいでしょう。クレヨンで手指を動かす練習になり、巧緻性や創造力を育みます。

子どもからリクエストがあった場合には、ママ・パパが隣で絵を書いて一緒に遊びましょう。なお、ボールペンやシャープペンは先が細く、危険なので使わないようにしてください。

6.積み木遊び

1歳半ごろから少しずつ積み木で遊べるようになります。最初はママ・パパが積んだ積み木を怪獣のように壊すところから始まります。押すと揺れる、壊すと崩れていくなど、これは物体の因果関係を学ぶ大切な工程です。

ピースを積み上げているところを見せていると、徐々子どもも真似をします。慣れてくれば、一人で積み木遊びができるようになるでしょう。また、積み木が一気に崩れたときは、「わあ!」と一緒に驚くと喜ぶはずです。

7.ダンボール遊び

まだ小さな1歳児の間は、大きなダンボールにすっぽりと入って遊ぶのを好む子どもも多いです。ダンボールを組み合わせてお家を作ったり、繋げて電車ごっこをしたりすると楽しんでくれるでしょう。アイデア次第で遊びの幅が広がります。

小さなダンボールには物をしまっておけば、お片付けの練習もできます。カッターなどで切る際は、子どもが近くにいないことを確認してください。さらに準備中は、子どもが細かいダンボールを口に入れないように注意してください。

8.パズル遊び

ピースが大きくて少ないパズルは、1歳児に最適なおもちゃの一つです。集中力や空間認識力、問題解決力を育む知育玩具でもあります。動物や車など、子どもの興味を引きやすいパズルで遊ぶといいでしょう。紙製のパズルは、舐めてベトベトになる可能性があります。パズル遊びになれるまでは、木製やプラスチック製のパズルがおすすめです。

9.ちぎり絵

色画用紙や折り紙をちぎって作る「ちぎり絵」は、1歳児でも楽しめる定番の遊びです。のりを塗るのが難しい場合、ママ・パパが代わりに塗ってあげてください。遊び方は色々とありますが、まずはお花の絵などの比較的簡単なものを作ってみると良いでしょう。木の絵を書いた紙の上にカラフルな色紙をちぎって貼るだけで、綺麗なお花を簡単に表現できます。

10.玉入れ

大きい箱やダンボールを用意し、そこにボールを投げ入れて遊びましょう。輪投げ同様、最初は穴の真上から落とし、ボールを入れる楽しさを感じてもらいましょう。投げる位置をだんだん遠くすることで徐々に投げる動作が上手になります。

室内で使えるおすすめの知育玩具7選 

ここからは、室内で遊べるおすすめの知育玩具7選をご紹介します。1歳児の成長・発達にぴったりのおもちゃをチョイスしたので、ぜひ参考にしてください。

1.スピン&ギグル・パピー

ボタンを押すと愉快なメロディとともに、円盤の上をぐるぐる回るボールが飛び出してくるおもちゃです。飛び出たボールを追いかけることで全身運動を促します。コミュニケーションをとりながら向き合って遊ぶこともでき、室内遊びにぴったりです。アルコール消毒や拭き掃除が行えるため、なんでも口に入れてしまう1歳のお子さまも安心です。

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2.ふわふわなげっこ

ソフトボアの肌触りが柔らかく気持ちいい輪投げです。リングになった「どうぶつ」には鈴やビーズが入っているため、ラトルとしても楽しめます。お友達や家族と一緒に投げることで、言葉のやりとりを楽しんだり、輪投げを通して「投げる」力加減を学んだりできます。また、リングに付いた「どうぶつ」の名前を教えながら声掛けをすれば、言葉の発声を促せるでしょう。

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3.monpokeつみきのでんしゃ

その可愛らしいデザインから、ちょっとしたインテリアにもなる「monpoke」のおもちゃです。ピカチュウが車掌を務める電車には、6つのつみきが乗っています。荷物を掴んで積んだり、電車を家の中で走らせたりして遊びましょう。

積み木には、数字やアルファベットが書いてあります。遊びながら色や数字、英語に触れられるのがポイントです。手洗いやアルコール消毒、拭き掃除ができるため衛生的です。

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4.ボップ&ギグル・フロッグズ 

日本の童謡や英語の子ども向け音楽に登場するカエル。ボタンを押すとカエルがぴょこっと飛び出します。選んだボタンにより、跳ねるカエルや音が異なるため、原因と結果の結びつきを学べるおもちゃです。

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5.トブルズネオ

カラフルなパーツを積み上げて遊ぶ「トブルズネオ」と呼ばれるおもちゃです。ゆらゆらと揺らしながらバランスをとって、親子で一緒に遊んでみましょう。一つひとつのパーツをコマのように回して遊ぶこともできます。おしゃれなデザインなのでインテリアとして飾るのも良いでしょう。土台付きで収納場所に困ることもありません。

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6.はじめてのブロックレインフォレスト

10種類のカラフルなブロックをバケツの中に落として遊ぶ型はめパズルです。大きくて掴みやすいブロックなので、初めてのパズル遊びにもおすすめです。それぞれ異なる大きさを見て、重ねて物体の「違い」を学べるでしょう。

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7.リズムにのってりすだんす

リトミックの要素を取り入れた絵本です。ビーズの入ったリスのマラカスをシャカシャカと振り、リズムをとって遊びます。絵本に書かれたテンポのよいフレーズに合わせて親子でリトミックを楽しみましょう。

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まとめ

1歳頃は、成長・発達の個人差が大きい時期です。我が子の身長や体重が気になる方もいると思いますが、過度な心配は不要です。それよりも、さまざまな「遊び」を通じて健やかな成長・発達を促してあげることが大切でしょう。たとえば、日々の遊びに知育玩具を取り入れ、非認知能力を育むのも有効です。

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