コラム

ハイハイ期の子育て|促すポイントやおすすめの知育玩具

2024/03/01

ハイハイ期の子育て|促すポイントやおすすめの知育玩具

赤ちゃんの成長には日々驚くばかりです。首が座ったと思えば、お座りやずりばいなど、できることがどんどん増えていきます。すぐに「たっち期」に入る赤ちゃんもいますが、基本的には「ハイハイ」をしてから立ったり歩いたりするものです。

そこで今回は、ハイハイ期の子育てについて紹介します。ハイハイを促すポイントやおすすめの知育玩具についてもご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

ハイハイの基礎知識

まずは、ハイハイの定義や特徴、一般的にハイハイを始める時期を解説します。意外と知らないハイハイの知識をおさらいしていきましょう。

ハイハイとは?

ハイハイは、手のひらと膝下を床に付け、両腕で上半身を支え、おなかを床につけずに腰とおしりを上げて前進する動作のことです。ハイハイをするようになると、赤ちゃんの行動範囲が急激に広がります。乳幼児期における重要な発達段階であり、筋肉や骨の正常な発達を促すとともに、脳の発達にも影響します。

ハイハイを始める時期は?

頭部から足に向けて順番に運動能力が発達していくため、首が座り、お座りができるようになった頃からハイハイを始める子が多いです。厚生労働省が実施した調査によると、乳幼児のハイハイができるようになった時期は9〜10ヶ月が一番多く、90%以上。そして2番目に多いのが8〜9ヶ月でした。つまり、生後9ヶ月頃がハイハイを始める時期といえます。

また、腹ばいの状態から手足をバタバタしたり、おしりを持ち上げる、または腕を突っ張ったまま後ろに動いたりする動作が見られたら、もうすぐハイハイを始めるサインです。日々、お子さまの動きに注目してみましょう。

参考:Ⅱ 調査結果の概要

ハイハイとずりばいの違い

 赤ちゃんがうつ伏せの状態で床にお腹をつけたまま、腕・足を動かして進む動作を「ずりばい」と呼びます。ハイハイを始める前によく見られる動作で、足腰の筋肉が付き、おしりを持ち上げられるようになるとハイハイができるようになります。

また、ずりばいと似た「高ばい」と呼ばれる動作もあります。ひざを床につけずひじとひざを伸ばしているのが特徴で、四足歩行の動物のような姿勢で進むハイハイのことです。

シャフリングベビーってなに?

シャフリングベビーとは、「いざりばい」とも呼ばれ、一般的なハイハイやずり這いとは異なり、座ったまま移動する赤ちゃんのことを指します。

ハイハイをする赤ちゃんと比べると、歩き始めが遅い傾向があるため発達について悩むママ・パパも少なくありませんが、運動能力の発達は2歳ごろまでに追いつくといわれています。

ただし、まれに疾患が原因となっている場合もあるため、不安な場合は助産師さんや医師に相談してみましょう。

ハイハイに膝当ては必要?

フローリングでのハイハイに、「ひざは大丈夫かな?」と心配するかもしれません。結論からいうと、赤ちゃん自身がひざに負担のかからないハイハイを習得するため、過度な心配は必要ないでしょう。ただし、ひざが赤くなるなどして不安な場合は、膝当てやサポーターを使ってあげてください。

膝当てを選ぶときは、赤ちゃんの肌に優しい素材で通気性のいいものを選ぶことが重要です。ムレによる肌トラブルを避けるためにも、綿などの素材を選びましょう。また、滑り止め付きの膝当ては、赤ちゃんが滑りにくく安全にハイハイできるようサポートしてくれます。

赤ちゃんのハイハイを促すポイントは?

ハイハイは、股関節の発達や伸筋、脳の発達に重要な役割を果たすと考えられています。ただ、化学的なデータがあるわけではありません。ハイハイをしないからといって過度に心配する必要はないのです。

ただ、赤ちゃんに自分の意思で動こうとする様子が見受けられたら、ママ・パパはサポートをしてあげるといいでしょう。 ここからは、ハイハイを促すポイントを紹介します。

環境を整える

最初にやるべきことは、ハイハイを安全に練習するための環境作りです。ずりばいやハイハイした時の高さは、床から30cm程度。布団やフローリングでハイハイをすると、ほこり・チリが舞いやすいため、赤ちゃんが吸い込んでしまわないように、こまめな掃除を心がけましょう。また、プレイマットやラグを敷くことで滑りにくく、ハイハイを促しやすい環境になります。

うつ伏せの姿勢で遊ばせる

うつ伏せ姿勢は、首や肩、背中の筋肉を鍛え、バランス感覚や運動能力の発達を促します。そのため、うつ伏せで遊ばせることで、赤ちゃんのハイハイを促しやすくなります。

うつ伏せの姿勢には成長・発達に好影響を与える点と、注意しなければならない点があります。まず、うつ伏せになると手を使う頻度は増加し、脳への血流が増えます。そのため、脳の発達や頭蓋骨の形成が効率よく行えるとされます。

ただし、うつぶせのまま寝かせたり、目を離したりすることは危険です。うつぶせで遊ばせる際は、必ず大人がそばに付き添い、顔色や呼吸を確認してください。うつぶせを嫌がる赤ちゃんには、お母さんのお腹の上や膝の上でうつぶせにするなど、工夫が必要です。無理強いせず、ゆっくりと慣らしていきましょう。

運動を促す

ハイハイ期が少ないと、手を付く感覚に慣れず、転んだ時に手を出せません。そうなると、顔から落ちてしまうため危険です。そのため、運動を通じて手を床につける感覚を覚えさせましょう。

手を着く感覚を覚えさせるためには、赤ちゃんの体を支えてあげる「手押し車」もおすすめです。ママ・パパがハイハイのお手本を見せることで興味を持ち、真似しようとする子もいます。

また、ハイハイのポーズは取れているのに、動くと後ろに下がってしまう赤ちゃんもいます。なかなか前に進まないことを心配する人もいますが、すぐに前に進むコツを掴むため見守ってあげましょう。どうしても気になる場合、うつ伏せの状態の時に足の裏を手で支えて、蹴って前に進む感覚を教えてあげましょう。

遊びを通じて促す

赤ちゃんの機嫌が良いときに、一緒に遊びながらハイハイを促すことも効果的です。たとえば、ママ・パパの足の間を目指して進む「足もぐり」を試してみましょう。

お気に入りのおもちゃを少し離れたところに置くことで、おもちゃを取りたい気持ちから前に進めるようになることもあります。ただし、赤ちゃんが嫌がるようなら、無理をさせずすぐにおもちゃを渡してあげてください。

ハイハイができるようになったら、転がるおもちゃなどを使用し、追いかけっこをすることで全身運動を促せます。

ハイハイの時期に注意したいポイントは?

ずり這いやハイハイができるようになると、赤ちゃんの行動範囲がぐっと広がるため注意が必要です。安全に見える家の中でも、赤ちゃんにとっては危険が潜んでいます。ここからは、ハイハイの時期に注意したいポイントについて紹介します。

誤飲に注意する

赤ちゃんが自分で動けるようになってくることで、注意したいのが誤飲です。落ちているものはもちろん、テーブルの上は要注意です。たばこや電池、硬貨、薬など大人が日常的に手にするものでも、赤ちゃんにとっては危険なものがたくさんあります。特に1歳前後は、気になるものをなんでも口に入れてしまう時期のため、周囲に危険なものがないか目を配りましょう。

誤飲をしてしまったら

誤飲をしてしまった場合には、口の中を確認し口に含んでいるものは指を入れて取り出しましょう。大きな声で呼びかけると驚いて気管に吸い込んでしまう場合がありますので、声かけはそっと行います。

飲み込んだ途端に、咳をし始めたり顔色が悪かったり場合、すぐに医療機関を受診してください。病院に連れていくか迷った際には、小児救急電話相談(#8000)を利用しましょう。

ケガや転落のおそれ

ハイハイができるようになると、家の色々な場所へ移動していきます。日常的な場所では、テーブルや椅子の足などに頭をぶつけることがあります。コーナークッションなどを使い、赤ちゃんの安全対策を徹底しましょう。

また、スマホやテレビに目を奪われて気づかず、ソファなどの高いところから転落することがあります。家には危険な場所があるため、赤ちゃんを高いところには乗せないようにしましょう。

お風呂場に注意

洗濯機やお風呂場にも危険が潜んでいます。お風呂を覗き込んだことで浴槽に落ちてしまう事故や、洗面器に入ったわずかな水で溺死してしまう恐れもあります。たとえば、お風呂場の掃除をするとき、ドアを開けていたほんの少しの瞬間でさえ事故は起こるのです。

同様に洗濯機にも注意が必要で、洗濯槽の中に入り込んでしまう事故が発生しています。特にドラム式洗濯機の近くには踏み台を置かないなど、日頃から気をつける必要があります。これらの場所は、赤ちゃんが一人で出入りしないように、必ずドアを閉めておきましょう。

冬場は火傷に注意

冬場はストーブなどの暖房機器による火傷に注意が必要です。隙間に手を入れて手や足を火傷する事故が起きています。やけどを防ぐため、ストーブの近くには行けないように工夫するとともに、お子さまから目を離さないようにしましょう。

また、冬場は鍋を卓上で温めながら食事する機会が増えます。熱々の鍋などは、赤ちゃんが手を伸ばして届くような場所に置かないようにしましょう。

ハイハイの時期におすすめしたい知育玩具8選

ここからは、ハイハイの時期におすすめの知育玩具8選をご紹介します。

1.ローラーラトル

木製のローラーラトルで、遊びながら握る・振る・転がすといった3つの動作ができます。転がるローラーラトルをハイハイして追いかければ、適度な全身運動になるでしょう。本体は転がすと音がなるため、お子さまの興味を誘います。アルコール消毒ができるため衛生的で、口に入れても安心です。

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2.のせてカー絵本

絵本とボールを乗せられるミニカーのセットです。おもちゃたちがミニカーに乗せてもらうお話が描かれています。ミニカーで遊ぶお子さまに声をかけながら一緒に遊ぶことで親子のコミュニケーションに繋がるでしょう。

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3.クロール&カウント・ゴーゴー・ダイナソー

かわいい恐竜が音を立てながら走り出すおもちゃです。赤ちゃんのハイハイを促すのに役立ちます。本体のボタンを押すことで、さまざまな音楽が流れます。音に興味を持ち、赤ちゃんは恐竜を追いかけようとします。

フローリングモードと絨毯モードを切り替えるボタンが用意されています。自宅の床に合わせ、適切な走行モードを選びましょう。こちらもアルコール消毒ができるため、口に入れても衛生を保てます。

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4.ふわふわボール(大)

 

中に鈴が入った「ふわふわボール」は、モノを投げることを覚え始めたお子さまに最適です。ママ・パパが投げたボールをお子さまが拾うことで手指の運動にもなります。柔らかくて安全な素材を採用しており、怪我の心配がありません。転がすと鈴の音がなるため、ハイハイを促すおもちゃとしても最適です。

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5.3ステップでんでんむし

 

「3ステップでんでんむし」は、腹ばいやハイハイの時期から遊べるおもちゃです。中央の大きなミラーにお顔を映して自己認識を促しましょう。また、でんでんむしを揺らすと流れる優しいサウンドが聴覚を刺激します。

ハイハイをマスターしたら、スイスイと走るでんでんむしを追いかけて遊びます。ゆらゆらと揺れる動きやライトアップなど、子どもの興味を引く仕掛けが満載です。

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6.ミニレインボーメーカー

振り方によって異なる音が鳴る楽器系の知育玩具です。カラフルなビーズが雨や風、波の音を再現します。本体から流れるビーズがお子さまの好奇心を刺激。ハイハイの時期には、横向きに転がすことでおいかけっこ遊びもできます。

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7.スピン&ギグル・パピー

ボタンを押すと愉快な音楽といっしょにボールがくるくると回るおもちゃです。飛び出したボールを追いかける遊びはハイハイを促し、全身運動に繋がります。単純ですが、繰り返し遊べる人気の知育玩具です。

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8.バイリンガル・ビーボボール

「ビーボボール」は、独特な動きでコロコロと回るキャラクター系のおもちゃです。宇宙人のようなキャラクターがピカピカと光りながら動く姿がお子さまの興味を誘います。英語でおしゃべりしてくれるため、英語の早期教育にも最適でしょう。

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ハイハイを促すおもちゃはレンタルがおすすめ

知育玩具の中には、転がしたり追いかけたりしてハイハイを促すものがあります。毎日の遊びに知育玩具を取り入れるだけで、ハイハイを効率的に促せるでしょう。そんな知育玩具を用意するなら、「ChaChaCha」などのおもちゃのサブスクでレンタルするのがお得です。

「ChaChaCha」は、年齢・月齢に合わせたおもちゃを定期的にお届けするサービスです。事前にヒアリングした内容にもとづき、現役保育士などのプロがお子さまの成長に合わせてプランニングし、おもちゃを選定します。

本サービスでは、2ヶ月おきに新しいおもちゃと交換します。特にハイハイ期は成長が著しく、頻繁におもちゃを買い換えることもあるでしょう。しかし、おもちゃのサブスクはレンタルが前提であるため、おもちゃが増えて収納場所に困るということがありません。なお、お子さまが気に入ったおもちゃは、レンタル期間の延長や買取が可能です。

「ChaChaCha」では成長・発達に合わせた3つのプランを用意しています。一番人気の基本プランは、月額税込3,630円(税込)で利用可能です。総額15,000円以上のおもちゃが5〜6点届くので、次の交換時期が来るまで、飽きずに遊べるでしょう。本サービスで扱っているおもちゃは、公式サイトのカタログから確認できます。ご興味のある方は一度チェックしていてください。

まとめ

ハイハイは、身体や脳の発達に影響する大切な動作といえます。ただ、ハイハイを始める時期には個人差があり、ハイハイをしないままつかまり立ちをする子もいます。なかなかハイハイをしないからといって焦る必要はありませんが、お子さまがハイハイを始める様子が見受けられた場合は、できるだけサポートしてあげてください。その際、知育玩具を有効活用してみてください。親子で一緒に遊びながら、ハイハイを促しましょう。

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