コラム

ぬいぐるみと一緒に寝るのはダメ?メリットとデメリットを解説!

2024/02/16

ぬいぐるみと一緒に寝るのはダメ?メリットとデメリットを解説!

子どもがぬいぐるみを抱きながら寝る様子はとても可愛らしく、ぬいぐるみを子どもの横に置いて寝かせている親御さんも多いのではないでしょうか。

しかし、ぬいぐるみと一緒に寝かせることはあまり良くない!として世間では言われています。それがそもそもなぜなのか?ぬいぐるみと一緒に寝ることはなぜダメなのかを解説していきます。

ぬいぐるみと一緒に寝ることはダメなことも確かにありますが、メリットもあります。何がダメなのかをしっかりと理解して対策を講じていきましょう!

ぬいぐるみと一緒に寝るのがダメと言われている理由

ぬいぐるみと一緒に寝ることとしてなぜダメといわれているのでしょうか。結論から言うと特に注意が必要なのは0歳〜1歳の間になります。

ぬいぐるみをベッドに置くことがダメと言われている主な理由は以下の理由になります。

ぬいぐるみがダメな理由
  • 窒息の危険性
  • アレルギーや喘息の可能性
  • 執着してしまう可能性
  • 転落の可能性

 

それではベッドに置くことによってどのような危険性が潜んでいるのか、それぞれ見ていきましょう!

窒息の危険性

ぬいぐるみを子どもの横に置いた状態で寝ると窒息してしまう危険性が出てきます。0〜1歳の頃、特に0歳代の前半に関しては、子どもはまだ自由に寝返りができなかったりするため、もし子どもが寝返りをした際に顔がぬいぐるみに埋もれてしまうと口や鼻が覆われてしまい呼吸ができなくなってしまう恐れがあります。

子どもが寝ている間の事故は少なくなく、ぬいぐるみの他にもブランケットや毛布などでも事故につながってしまうケースも報告されています。

RyutaroKashima
鹿島龍太朗
窒息の危険性を回避するためには、目を離す際や子どもが寝た際にはぬいぐるみをベットから取り出すことを心がけましょう!

アレルギーや喘息の可能性

ぬいぐるみは綿と布で作られていることから、多くのダニが発生しやすいと言われています。ダニは人間の垢やフケ、食べかすなどを好むことからより多くのダニが棲みつき、死骸やフンによってアレルギーの原因となってしまいます。

またハウスダストや埃などがひどい場合は喘息を引き起こしてしまい、度合いが酷いと命にも関わる可能性があるので十分に注意しましょう。

RyutaroKashima
鹿島龍太朗
お子様の身の回りに置くものは常に清潔にを心がけ、ぬいぐるみを近くに置く際は定期的に洗濯と日光による消毒を心がけて下さいね!

執着してしまう可能性

子どもは不安などを感じるとすぐに安心感を求めて親御さんの元へ駆け寄ったり、おしゃぶりを求めたりと様々な行動によって安心感を得ています。

幼い頃から身近にぬいぐるみがある子はぬいぐるみがその安心材料となり、肌身離さず持つ子も少なくはないでしょう。

ぬいぐるみへの愛着が執着へ変わってしまう程根付いてしまうと、大きくなってからその弊害が出始めてしまいます。幼稚園に行く際、お出かけする際などぬいぐるみが無いと不安になってしまう。ぬいぐるみがないと寝れなくなってしまう。といったことにもなり得ないので、ほどほどに注意しましょう。

転落の可能性

この転落の可能性は、ベビーベッドを使用しているご家庭に当てはまるデメリットになってきます。自由に歩けるようになるまではベビーベッドから自力で乗り越えるなんてことは滅多にありませんでしたが、歩けるようになってくると身体の自由も効いてきてベビーベットをよじ登って身を乗り出そうとするなんてことが起こり始めます。

その際にベビーベッド内にぬいぐるみがあると、子どもはぬいぐるみを踏み台にしてよじ登り、ベビーベッドから転落するといった危険性が潜んでいます。

この事象は多くの家庭でも見受けられているので必要な時以外はベビーベッドからぬいぐるみは出しておきましょう。

ぬいぐるみと一緒に寝ることによるメリット

ぬいぐるみと一緒に寝ることでのデメリットを見てきましたが、悪い点だけではありません。実際にぬいぐるみが身近にあることで生まれるメリットも大いにあります。

まずはどういったメリットがあるのかを解説していきます。

 

ぬいぐるみが与える良い影響
  • 情緒の安定
  • 自立心が生まれる
  • 言語発達が促される
  • 社会性が身に付く

 

情緒の安定

ぬいぐるみによる一番のメリットはこの情緒の安定と言えるでしょう。ぬいぐるみは子どもにとって愛着を向ける対象となり、お気に入りのぬいぐるみがそばにあることで安心感を覚えます。この安心感は子どもの成長に大きく関与しており、愛情や安心感が不足すると様々な面において悪影響が出てきてしまいます

また、睡眠は子どもの成長にとってとても重要になっており、寝る際の安心感は親御さんにとっても欲しいものですよね。親御さんが近くにいない時や寝かしつけの際などはお気に入りのぬいぐるみがあることで助かるシーンは多々あるでしょう。

自立心が生まれる

この自立心というのはいわゆる親離れのことを意味しており、情緒が不安定な時はどうしても親御さんに甘えてしまいがちですよね。

しかし、ぬいぐるみに対して愛着が芽生えている状態では親御さんだけではなく、ぬいぐるみにも向くことで親御さんに対してべったりではなくなるタイミングが早くなる傾向が見受けられます。

RyutaroKashima
鹿島龍太朗
幼稚園などに行く頃になると登園で親御さんから離れる際に強い不安感やストレスを感じてしまいがちですが、そういった自立心が生まれやすいのはメリットと言えるでしょう!

言語発達が促される

子どもが見立て遊びやごっこ遊びを始める頃になると、ぬいぐるみと一緒に遊んでいる姿が思い浮かぶでしょう。愛着のあるぬいぐるみと見立て遊びやごっこ遊びをすることで自発的に言葉を発したりする機会が増え、言語発達にとても役立ちます。

子どもは親御さんの様子や自身の体験をとてもよく覚えているものです。その体験をぬいぐるみと再現したり、することで様々なフレーズや言葉を発する良い機会になります。

社会性が身に付く

言語発達の部分でお伝えしたように、ぬいぐるみを通してのごっこ遊びは子どもにとって社会性を学ぶ上でとても良い機会になります。言葉を発することがないぬいぐるみを通して相手がどういった感情なのかを想像する力や思いやる気持ちなどが芽生え、社会性を自ら学んで身につけていくことができます。

RyutaroKashima
鹿島龍太朗
ぬいぐるみに対して名前をつけてみたり、親御さんもぬいぐるみに対して優しく接する姿などを見せてあげるだけでも効果がありますよ!

ぬいぐるみとは一緒に寝るべき?

ぬいぐるみと一緒に寝ることによるデメリットとメリットをそれぞれ解説してきましたが、結論としては、「デメリット面を排除すれば問題はない」ということになるでしょう。

子どもがぬいぐるみを抱いている姿や一緒に寝ている姿などはとても可愛らしいもので、ベビーベッドの中においておきたいと思う親御さんも多いでしょう。しかし、先述したデメリットの部分を知ってしまうと少しためらってしまう部分も否めません。

確かにぬいぐるみによる事故は一定数起きてしまっており、消費者庁の注意喚起でも乳児の睡眠時による事故が報告されています。

件数にすると5年間で160件(様々な理由による窒息事故)が挙げられていますが、この注意喚起の中でも睡眠の際は身の回りから除くことが推奨されています。

きちんとデメリットになりうる箇所の対策を講じることでぬいぐるみから受けられる恩恵は大いにあると言えるでしょう。

それでは、どのような対策をするべきなのかをそれぞれ解説していきます。

ぬいぐるみと一緒に寝る際の注意点

ぬいぐるみと一緒に寝ることによるメリットとデメリットをそれぞれ解説してきましたが、結論としてどのような対策を取れば良いのでしょうか。

やるべきこととしては3つ挙げられます。

定期的に掃除をして清潔に保つ

子どもがぬいぐるみを気に入り、常に持っていたり、外にも持ち歩いたりなどする場合、ぬいぐるみにはよだれや食べかすなど思っている以上に汚れるスピードが早いものです。

汚れているぬいぐるみを常にそばに置いていることになり、また子どもはすぐに口に入れてしまうことなどからも衛生面的に好ましくはありません

デメリットの面でも解説した通り、ぬいぐるみは喘息やアレルギーの原因にもなりうることから、定期的に洗濯をしてしっかりと乾燥し清潔に保つ必要があります。

RyutaroKashima
鹿島龍太朗
ぬいぐるみはとても乾きづらい素材でもあり、なかなか乾かないので注意しましょう!一見乾いていそうでも中の方がまだ乾いていないことも!カビの原因にもなるので、布団乾燥機などを使ってしっかりと乾燥させましょう!

寝る時は取り出す

寝ている最中や目を離す際はぬいぐるみをベビーベッドの中から取り出すことを心がけましょう。ぬいぐるみに限らず、寝ている最中はベッド周りには顔が覆われてしまう恐れがあるものは極力排除しましょう。

かけ布団やブランケットなどもなるべく空気が通るようなものが好ましいでしょう。

ぬいぐるみは子どもが寝付くまでに安心感を与えてくれるアイテムにもなっているので、子どもが寝てからはぬいぐるみの役目は終えることになります。寝ている最中はむしろ窒息の危険性やダニやアレルギーの可能性、寝るスペースを奪う形になるので、近くに移してあげましょう!

適したぬいぐるみを選ぶ

最後の3つ目の注意点としては、適したぬいぐるみを選ぶことです。この適したぬいぐるみとは、安全面を考慮した特徴として以下の通りになります。

 

選ぶべきぬいぐるみの特徴
  • 洗濯がしやすいもの
  • 危険性のあるパーツがないもの
  • 子どもの肌に優しい素材
  • 適度なサイズ感

 

洗濯がしやすいもの

まず第一条件として、洗濯がしやすく、清潔な状態を保ちやすいものを選びましょう。毛が長いものや中の綿が多く詰まってしまっているもの、作りが複雑なものなどは適さないと言えます。

また、ぬいぐるみを洗濯するとなると基本型崩れの心配がある為手洗いとなりますが、負担を減らすという意味では洗濯機の手洗いコースでも選択が可能なものが一番好ましいです!

危険性のあるパーツがないもの

ぬいぐるみの中にはボタンや目のパーツなどがついているものがありますよね。このついているパーツを子どもは舐めたり噛んだりするため、取れてしまうなんてこともしばしばあります。

しかし、ぬいぐるみについているパーツは小さいものが多く、噛んでいる最中に取れてしまい、飲み込んでしまうなんて恐れもあります。その為、危険性のあるパーツがついているものはなるべく避けて選ぶようにしましょう。

子どもの肌に優しい素材

肌が繊細な子どもにとって頬擦りしたり肌に触れるものとしては肌に優しい素材が好ましいですよね。また口の中に入れてしまいがちなことも考慮してオーガニックなものや毛が落ちづらいものなどを選ぶようにしましょう!

また素材の性質によっても万が一顔に覆ってしまった際に窒息のリスクが低いもの(凹凸が多いものや低反発素材ではないものなど)も考慮して選ぶと良いでしょう。

適切なサイズ感

子どもにとって持ち歩く機会が多いぬいぐるみは子どもの身体のサイズに合わせて選ぶことをオススメします。大きすぎたり重すぎたりすると歩く際に転倒の原因になってしまったり、寝ている最中に上に覆い被さってしまった際に片手でもどかすことができる重さの方がリスクは減らすことができます。

RyutaroKashima
鹿島龍太朗
ぬいぐるみを選ぶ際の目安としては片手でも振り回せるくらいの重さが理想ですよ!

子どもに人気なぬいぐるみ3選

結論としてはぬいぐるみが持つデメリットを極力排除すればぬいぐるみと一緒に寝ることによるメリットは大いにあると言えるでしょう。では、どんなぬいぐるみが良いとされているのかをランキング形式でご紹介いたします!

1位:Jellycat(ジェリーキャット)

Jellycatはイギリス発のブランドで英国王室でも愛用されていることから世界各国でも人気の高いぬいぐるみになっています。日本でもSNSを通してとても人気の高いブランドになっていますよね。

フワフワな触り心地に加え丈夫な作りの為長く使うことができます。手洗いもできるので清潔に保てるのが特徴です。

また、種類がとても豊富で、オーソドックスなものからユニークなデザインのものまであり、今もその種類は増え続けています。

2位:Bon Ton Toys(ボントントイズ)

Bon Ton Toysはオランダ発の老舗ブランドになっており、子どもの未来と笑顔を守るという理念の元ぬいぐるみを作っています。Bon Ton Toysのぬいぐるみはオーガニックコットンで作られているもの、ペットボトルのリサイクル素材で作られているもの、デニム生地のテキスタイルなどユニークな素材のものも多く、目を引くものが多いです。

最近ではミッフィーとのコラボで可愛らしいものも多く出ているのでチェックしてみてもいいでしょう!

3位:Kontex(コンテックス)

このKontexのぬいぐるみは日本の今治タオルが製造しているもので、手触りや肌触りには定評のある素材で作られています。国内ブランドの安心感と実績のあるブランド力で作られたぬいぐるみは質の高さがウリになっています。しかし、値段は他のものと比べて安く、費用対的にもとてもオススメです!

寝る際におすすめのおもちゃ3選

ぬいぐるみはとても可愛らしく、さまざまなメリットもある反面、管理の面において少々手間がつきまとってしまうものです。ぬいぐるみの「洗濯などの管理が大変」「ダニやアレルギーが怖い」という方に向けて、寝かしつけの際に役立つオススメなものも紹介していきます!

Monpokeローリーチャイム

ピカチュウが上に乗ったローリーチャイム!この玩具はねんね期のお子様の聴覚を刺激するのにぴったりな玩具になります。親御さんがゆらゆらと揺らしてあげてお子様にとって心地の良い音色で聴覚を刺激してあげましょう。うち伏やお座り期の時には、自分で揺らして音の反応を楽しみながらリーチングの促しにも繋がります。付属のピカチュウは取り外してラトルとしても遊んでいただけます。にぎにぎできるようになったら優しい素材の感触を手で感じてみましょう。布製ラトルは洗濯できるため清潔にお使いいただけます。

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やわらかふわふわメリー

童話でも馴染みのあるハチさんやクマさんのぬいぐるみがついたメリーです。ぬいぐるみは取り外してラトルとして遊ぶこともでき、手洗いも可能なため衛生的です。また、フロアだけでなく背面のベルトを使用してベッドでの使用も可能な2WAYタイプとなっています。6曲のオルゴールだけでなく、自然音や胎内音が収録されており、眠る前の赤ちゃんの情緒の安定にも役立ちます。

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ぐ〜ぐ〜ひつじのシアター

ぐ〜ぐ〜ひつじのシアター楽しいひつじさんの世界を映し出しながら、優しい音がお子様の情緒の安定をサポート。やさしいメロディ6曲、3つの自然音と胎内音を収録しています。声を感知するとメロディが流れるサウンドセンサーやおやすみタイマー機能付き。背面にベルトがついているため、ベビーベッドへ取りつけてお使いいただけます。もちろん床に置いて天井に映すこともできます。

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まとめ

今回は、ぬいぐるみと一緒に寝ることはダメか?について紹介しました。ぬいぐるみは管理の面においては面倒な点は多いかもしれませんが、その分子どもに与える安心感や社会性、言語発達などメリットも大いにあります。上手に付き合うことでその恩恵は十分に受けることができるでしょう。

また注意が必要な点として、おしゃぶりのようにぬいぐるみに執着しすぎてしまうとどこへ行くにも一緒に連れて行かなければいけなくなってしまい、ある意味自立が遅くなってしまう原因にもなりますので、愛着から執着へ変わりすぎないように注意はしましょう!

後半で紹介させていただいたおもちゃなどは寝かしつけの際などにレンタルで人気なおもちゃたちになります。おもちゃのサブスク「ChaChaCha」では、2ヶ月に一回発育に合わせてプロが選んだおもちゃがご自宅に届きます。おもちゃは何度でも交換可能で「届いたおもちゃが気に入らないかも」という不安もありません。また、衛生面においても徹底した衛生管理を行なっているため、ぬいぐるみ等においても清潔な状態でレンタルすることができます。

本サービスは、3つの料金プランから選択可能です。たとえば、0〜6歳に向けたベーシックな基本プランは、1月あたり3,630円(税別)でご利用いただけます。この頃の赤ちゃんは成長が早く、あっという間におもちゃも買い替えの時期がやってくるものです。指先の発達や知育のためにたくさんのおもちゃに触れさせたいけど、出費が気になるという方におすすめします。

「ChaChaCha」公式サイトでは、実際におもちゃのサブスクを利用しているママ・パパの声も見ることができますので、ぜひご覧ください。

この記事の監修者

鹿島 龍太朗

中学卒業後、単身にてカナダの現地校へ留学し現地の高校を卒業。日本に帰国後は上智大学外国語学部イスパニア語学科にてスペイン語を学び、日本外国語専門学校にて中国語を学ぶ。語学講師として多くの児童からビジネスまで幅広く担当している傍ら、保育士としての顔も持つ。現在は1児の父としても子育てを日々奮闘しており、子どもに関しての知識と経験、そして知育おもちゃの知識を通して様々な面から子どもに関する情報を提供している。

【資格】 保育士・語学講師 【公式HP】 https://fij.tokyo/teacher/#english03 【メディア・著書】 https://my-best.com/creators/4112

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