おしゃぶりは後悔する?後悔しないためにメリットとデメリットを知っておこう!
子どもが生まれて多くの方がどうしようかと悩むおしゃぶり問題。おしゃぶりを使っていたことで後悔した!なんて声も多く聞きますよね。
「おしゃぶりをさせるのはあまり良くない」と言われていますが、おしゃぶりにはしっかりとしたメリットとデメリットが存在します。おしゃぶりは新生児の頃につけるかつけないかでその先の長い時間の習慣が変わってくることになりますので、後悔する前によくメリットとデメリットを理解した上で決めることをおすすめします!
この記事ではおしゃぶりをすることによるメリットとデメリットをそれぞれ解説していきますので、参考にしてみて下さいね!
目次
おしゃぶりにはどんな効果があるの?
まずはおしゃぶりがどんな効果をもたらすものなのかを理解しておきましょう!
おしゃぶりがもたらす効果としては主に以下の3つになります。
- 安心感を得られる
- 口周りの発達
- 鼻呼吸の促し
- 指しゃぶり防止
指しゃぶりがもたらす効果としては主にこの3つの効果になってきます。
おしゃぶりをすることで赤ちゃんは安心感を感じることができ、安眠導入やぐずり防止などに繋がります。またあごの発達や口呼吸ではなく鼻呼吸への促しにつながるとされています。
おしゃぶりを多くの人たちが使う主な理由としては、この安眠導入による親御さんへの負担軽減が大きいです。実際に多くの方がおしゃぶりによって睡眠不足やストレスの軽減につながっていますが、その反面おしゃぶりを使い続けることによるデメリットも存在しますので、メリットとデメリットをそれぞれしっかりと見ていきましょう!
おしゃぶりのメリット
先述した通り、おしゃぶりを使うことによるメリットは大きく、おしゃぶりがあって良かった!といった声も多く聞きますよね。おしゃぶりには安眠導入以外にもしっかりとしたメリットが存在するので、それぞれ見ていきましょう。
安心感を得られる
まずは一番大きなメリットになる安心感を得られる点です。おしゃぶりをする行為は赤ちゃんにとって生まれながらにして持っている反射運動である「吸啜反射」と呼ばれるものが関係しています。
吸啜反射とは、生まれながらにして生命維持のために「口の周りにあるものに対して吸い付く」という能力が備わっています。おしゃぶりはそもそもこの吸啜反射を利用して開発された育児グッズになっているのです。
本能的におしゃぶりをする行為が備わっている為、おのずと安眠導入やぐずり泣き防止へと繋がってくるのです。
口周りの発達・鼻呼吸の促し
おしゃぶりをすることによるメリットとして口周りの発達が挙げられます。口周りの発達とは主に睡眠中に口が空いた状態になることを防ぐ効果があります。口が空いた状態で寝ることは、口から埃やウィルスが入り込んでしまう恐れや日常でも口呼吸が習慣になってしまうと、外で花粉やウィルスを直接吸い込んでしまうことに繋がってしまいます。
おしゃぶりをすることで口の筋肉が発達し、日頃から口呼吸ではなく鼻呼吸が習慣づき、寝ている最中も口が空いた状態になりずらいとされています。
欧米諸国では、この鼻呼吸を促すためのアイテムとしても認識されているほどです。
指しゃぶり防止
おしゃぶりをする事によるメリットとして、指しゃぶりの防止が挙げられます。指しゃぶりは本人も無意識に行なっている為、辞めるのが難しいとされています。また汚れた指のまましゃぶっていたり、指の皮膚が乾燥してしまったりと衛生面的にもあまり良くありません。そういったトラブルにならないためにも指しゃぶりの代わりとしておしゃぶりをすることでトラブルを未然に防ぐことが可能になります。
また、指しゃぶりよりもおしゃぶりの方が辞める時に辞めやすいというメリットもあるので、辞める時を考えるとおしゃぶりの方がおすすめです。
おしゃぶりのデメリット
おしゃぶりにはきちんとしたメリットがある反面、おしゃぶりで後悔してしまうデメリットも存在します。これらのデメリットは対策次第で、後悔することを避けられるので、しっかりと把握しておきましょう!
歯並びに影響する
多くの方が真っ先に思い浮かぶデメリットがこの「歯並びへの影響」でしょう。結論から言うと歯並びに影響するのは2歳前後まで習慣的に行なってしまった場合だと言うことです。
小児歯科出している資料でも1から18ヶ月までの間で歯並びに影響が出てしまった乳児はわずか10%となっており、おしゃぶりが影響を与えている可能性は低いとされています。しかし、19ヶ月以上おしゃぶりを続けている子に対しては30.4から47.5%が開咬と明らかに高い数値となっています。
石川朋穂、高田貴奈ほか:おしゃぶりについての実態調査
-第4報2歳6か 月児のおしゃぶりの使用状況と咬合関係について-
おしゃぶりは直接歯並びに影響するとされていますが、まだ乳歯が生えそろっていない頃はそもそも歯に対しての影響が少なく、ある程度歯が生えてきてからが大きく影響してくるとされています。
このデータからもわかるように、目安として、2歳になる頃までにおしゃぶりの癖を無くすことができていれば歯並びへの影響は少なくできると言うことがわかります。
コミュニケーションが不足する
続いてあげられるのが、コミュニケーションが不足するデメリットです。おしゃぶりをしていると情緒が安定するため、子どもが泣いたらとりあえずおしゃぶりを与えるといった対応になってしまいがちです。そうなってくるとひとまず子どもは落ち着いて泣き止みはしますが、なぜ子どもが泣いていたのかがわからないまま対応したことになってしまいます。
子供は泣く事によって自己表現をしているので、そのメッセージを汲み取らずに終えてしまいがちになるというデメリットが出てきてしまいます。
最初の頃は、泣いていたらオムツを確認してみたり、ミルクをあげたりと赤ちゃんが泣いている理由を汲み取るようにしていたのが、徐々に減ってしまうのは少し寂しい気もしますよね。
辞めさせる時が大変
一度おしゃぶりが定着してしまうとおしゃぶりが子どもにとっての安定剤になってしまったり、おしゃぶりがないと眠れなくなったりする子もいます。そうなってしまうと辞めさせるのが大変で一苦労といった声が多く挙がっています。
おしゃぶりを辞める際にも、徐々に減らしていくのか。それともパタンとやめてしまうのかを事前に夫婦で話し合い、決めておく必要があります。
おしゃぶりを辞める際はおしゃぶりの代わりとなる安定剤なるものが必要になってくるので、より密にコミュニケーションをとり、情緒を安定させてあげる必要があるでしょう。辞める時期についてはこの後の章で解説します!
おしゃぶりは何歳でやめさせるべき?
おしゃぶりをやめさせるべき理由として一番影響が出てくるのが「歯への影響」になります。それ以外の部分に関しては時間が解決するものであったり、幼稚園や保育園などに行き始める事によって自然としなくなるものですが、歯への影響は一生ものになるため注意が必要です。
小児歯科医の統計でもお伝えしたとおり、19ヶ月以上おしゃぶりを続けている子どもは顕著に影響が出てくる為、1歳6ヶ月を目安に辞めさせることを考え始めましょう!とはいえ、急に辞めるのも難しいと思いますので、日中の時間帯は極力付けず、寝る時だけおしゃぶりをして寝たらベッドがら取り出すなど徐々に減らしていくことで負担もなく辞めさせることができます。
また、中にはおしゃぶりから指しゃぶりに移行してしまう子も少なくはありません。その場合は、おしゃぶり防止として出ている苦味成分を爪などにつけることで指しゃぶりをやめさせるものなども出ているので、そういったもので自発的にやめられるように促すのも一つの手ですね。
おしゃぶりは総合的におすすめの育児グッズ
これまでおしゃぶりで後悔しないためにメリットとデメリットをそれぞれ見てきましたが、結論からしておしゃぶりはデメリットの部分をしっかりとクリアすればとても便利な育児グッズになります。子育てにおいて親御さんへの負担は大きく、ストレスも大きくかかってしまうものです。また、そのストレスを子どもが感じ取ってしまうと悪影響を及ぼしかねないので、そういったリスクを避けるためにもおしゃぶりは便利なものだと言えるでしょう。
世間的に言われている歯並びへの影響は長い期間(歯がある程度生えてから)装着してしまうと影響が出てくるということがわかりました。なので、目安として1歳6ヶ月以降は辞めさせてあげる方向で動きましょう!
おしゃぶりへの執着は心の拠り所からきており、普段からおしゃぶりではなく、他の物でも安心感を覚えられたりするとおしゃぶりの代わりとなってくれることも十分にあります。また、日頃から体力が残ってしまったり遊び疲れ切っていないとその分寝つきも悪くはなってしまいます。
寝る時だけおしゃぶりをあげているなどの時期は日中の時間の過ごし方にも目を向けてみましょう!
日中の遊びで困ったらおもちゃのサブスクがおすすめ
日中にたくさん頭も使ったり身体を動かしたりした日はいつもよりぐっすり寝てもらえるようにもなりますよね。日頃から外に連れ出したりと親御さんは試行錯誤をしている方も多いでしょう。
そんな方にはおもちゃのサブスクがおすすめです。
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本サービスは、3つの料金プランから選択可能です。たとえば、0〜6歳に向けたベーシックな基本プランは、1月あたり3,910円(税別)でご利用いただけます。この頃の赤ちゃんは成長が早く、あっという間におもちゃも買い替えの時期がやってくるものです。指先の発達や知育のためにたくさんのおもちゃに触れさせたいけど、出費が気になるという方におすすめします。
「ChaChaCha」公式サイトでは、実際におもちゃのサブスクを利用しているママ・パパの声も見ることができますので、ぜひご覧ください。
この記事の監修者
鹿島 龍太朗
中学卒業後、単身にてカナダの現地校へ留学し現地の高校を卒業。日本に帰国後は上智大学外国語学部イスパニア語学科にてスペイン語を学び、日本外国語専門学校にて中国語を学ぶ。語学講師として多くの児童からビジネスまで幅広く担当している傍ら、保育士としての顔も持つ。現在は1児の父としても子育てを日々奮闘しており、子どもに関しての知識と経験、そして知育おもちゃの知識を通して様々な面から子どもに関する情報を提供している。
【資格】 保育士・語学講師 【公式HP】 https://fij.tokyo/teacher/#english03 【メディア・著書】 https://my-best.com/creators/4112 chachacha(チャチャチャ)は、
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