知育は0歳児から始められる!買って良かった知育玩具9選
知育玩具は、子どもの年齢や発達段階を考慮して選ぶことが大切です。ただ、難しいのが、0歳児向けのおもちゃです。この時期は成長・発達のスピードが早いため、すぐにおもちゃを買い換える必要があります。そのため、思っている以上におもちゃ代がかかることもあります。
今回は、子育て世帯のママ・パパが「買って良かった」と口にする0歳児向けの知育玩具をご紹介します。「買う」のではなく、「借りる」方法も解説しますので、ぜひ参考にしてください。
0歳児における月齢別の成長目安
0歳時の月齢は一般的に、「ねんね期(0~3ヶ月)」「寝返り期(4~6ヶ月)」ハイハイ期(7~12ヶ月)といった3つの期間にわかれます。0歳児の成長スピードはめざましく、期間ごとに驚くほどの変化が見られるでしょう。
生後3ヶ月の頃は、色や模様、人の顔などに興味を持ち始めます。さらに動くものを目で追う「追視」の能力が向上し、視覚が急速に発達するでしょう。手足の運動が活発になったり、自力で顔を持ち上げたりと、身体的な発達も見られます。
生後6ヶ月になると寝返りが始まり、お座りができるようになってきます。より遠くのモノを目で追ったり、自分の名前に反応したりします。人やおもちゃに興味を持ち、親や周囲の人との関わりを持つようになるでしょう。
生後12ヶ月頃はつかまり立ちも安定するようになり、自力で歩き出す子もいます。色や形、大きさの違いを認識でき、「ママ」「パパ」などの単語を話すこともあります。感情表現が一層豊かになり、人と関わることで社会性の基礎が形成されます。
ただし、子どもの成長・発達は個人差が大きく、成長の仕方はさまざまです。「○ヶ月なのにまだできない」などと焦る必要はなく、我が子の身体的・精神的発達をよく見極めながら知育を行うことが大切です。
【月齢別】知育玩具を選ぶポイント
ここでは、知育玩具を選ぶポイントを月齢別で解説します。
ねんね期(0~3ヶ月)
生後0~3ヶ月はねんね期にあたり、視覚や聴覚を中心とした五感が発達する時期です。身体を自由に動かすのは難しいため、基本的には目と耳を使う知育玩具を選ぶのがおすすめです。
たとえば、ベッドに取り付ける「モービル」や「ベッドメリー」は、ねんね期の赤ちゃんに最適な知育玩具です。ゆらゆらと揺れるおもちゃを追視することで、視覚の発達を促します。
また、おもちゃの色や形にも興味を持つようになります。赤や黄色などのはっきりした色のおもちゃは、赤ちゃんの興味をより惹きつけるでしょう。また、ベッドメリーの中には、音楽や効果音が鳴るものも少なくありません。音は聴力の発達を促すともに、脳にたくさんの刺激を与えてくれます。
寝返り期(4~6ヶ月)
仰向けの状態から寝返りが始まり、ハイハイやお座りができるようになる時期です。この時期には両手を自由に使えるようになるため、遊びの幅が一気に広がります。
この時期におすすめの知育玩具は「積み木」です。子ども一人で遊ぶのはまだ少し難しいので、親子で一緒に遊ぶとよいでしょう。たとえば、親が積み木を重ね、子どもがそれを倒すだけでも十分に楽しめるものです。
また、ねんね期に比べて音への反応が良くなります。木琴や太鼓といった座りながら手で遊べる「楽器系のおもちゃ」は、寝返り期の子どもに最適です。
ハイハイ期(7~12ヶ月)
生後12ヶ月頃(1歳頃)は、手と目の協応動作ができるようになります。協応動作とは、体の別の部位を同時に動かすことをいいます。たとえば、ピースを目で見ながらパズルを作る、形を確認しながらブロックで遊ぶといった作業です。
パズルには集中力や思考力、問題解決力といった非認知能力を育む効果があります。知育を効率的に行える優れたおもちゃなので、簡単に取り組めるものから用意してあげるとよいでしょう。
ブロックも同じく、創造性などのクリエイティブな能力や、手先の器用さを意味する「巧緻性(こうちせい)」を鍛えるのに向いています。
さらにパズルを解いたりブロックで作品を作ったりすることが、「完成した」という達成感や「自分でできた」という自己肯定感につながります。精神面の発達を促せるのも、これらの知育玩具の魅力といえるでしょう。
生後12ヶ月までは、一人遊び用の知育玩具が中心ですが、もう少し大きくなると社会性が身につき、親や友達とコミュニケーションを取りながら遊べるようになります。
買って良かった知育玩具9選
ここからは、子育て世帯が「買って良かった」と感じた人気の知育玩具をご紹介します。月齢別にまとめたので、ぜひ参考にしてください。
【0~3ヶ月】おすすめの知育玩具3選
ベビーモービル
寝ながら視覚刺激を得られる知育玩具です。ゆらゆらと揺れるカラフルなパーツ部分を追視することで、視覚の発達を促します。内蔵スピーカーからBGMや効果音が鳴るおもちゃもあり、聴覚の発達にも役立ちます。
手で握って遊ぶ知育玩具であり、手の筋力や協調運動を向上させる効果があります。力を入れると音が鳴ったり、形が変化したりするおもちゃが人気です。
網目状の形状が特徴的なボールです。生後3ヶ月前後の赤ちゃんに適した知育玩具で、掴んだり投げたりすることで身体的能力の発達を促します。その多くが色鮮やかなデザインで、子どもの好奇心を刺激します。
【4~6ヶ月】おすすめの知育玩具3選
布絵本
コットンやポリエステル素材の布製の絵本です。動物や乗り物、キャラクターの絵があったり、鈴などの仕掛けがあったりします。文字が主体の絵本とは違い、0歳児でも眺めたりさわったりして楽しめるのが特徴です。
定番のボールは、お座りができるようになる生後6ヶ月頃の子どもにぴったりです。ボールはある程度大きくて硬すぎず、柔らかすぎないものを選ぶのがポイントです。ただし、小さくて柔らかく、伸縮性に優れるボールは誤飲のおそれがあるため避けましょう。
おもちゃの木琴で、木製の鍵盤を叩いて遊びます。さまざまな種類のベビーシロフォンがありますが、それぞれに工夫があります。6ヶ月ごろの赤ちゃんには、童謡に多用される「レ・ミ・ソ・ラ・シ」の音階を用いたものがおすすめです。適当に叩いても綺麗なメロディに聴こえるため人気があります。
【7~12ヶ月】おすすめの知育玩具3選
はこめこみパズル
積み木サイズの木製パズルで、木枠にブロックをはめこんで遊びます。動物などのカラフルな絵柄があしらわれており、子どもの興味を惹きます。
ワイヤー製のコース内にあるビーズを滑らせて遊ぶ知育玩具です。さまざまなデザインやコース、仕掛けのビーズコースターがあり、何度でも繰り返し遊びたくなるおもちゃです。
キュボロ
木製のブロックに穴や溝をつけた、スイス生まれの知育玩具です。ブロックを組みあわせるとコースのようになり、そこにビー玉を転がして遊びます。思考力や創造性、問題解決力を育む人気のおもちゃです。
知育玩具はレンタルできる?おすすめのサービスは?
知育を行うときに知育玩具は欠かせませんが、その都度おもちゃを買うのは大変です。知育玩具には対象年齢があり、いずれ使わなくなるため、コストパフォーマンスがよくないからです。
そこで、知育玩具を「借りる」という選択をしてはいかがでしょうか。「ChaChaCha」をはじめとする「おもちゃのサブスク」では、月額料金を支払うことでさまざまな知育玩具をレンタルできます。有名ブランドの製品も取り扱っており、おもちゃを購入するよりもお財布に優しいのが魅力です。
たとえば、「ChaChaCha」のスタンダードプランである「基本プラン」では、月額3,910円(税込)で5~6点の知育玩具をレンタルできます。1日あたり117円で、子どもの月齢にあった知育玩具を借りられます。「コストパフォーマンス重視で知育をしたい」という親御さんは、ぜひ一度サービス内容をチェックしてみてください。
まとめ
0歳児向けの知育玩具にはさまざまなものがあり、月齢や発達段階によって最適なおもちゃは異なります。0歳児は成長スピードがめざましく、子どもに合ったおもちゃを頻繁に買い替えるのは大変です。おもちゃのサブスクを活用し、経済的負担を減らしながら知育に取り組んでみてはいかがでしょうか。
この記事の監修者
五十嵐 麻弥子
フリーライター/上級心理カウンセラー/不登校支援カウンセラー。
出版社勤務を経てフリー編集ライターに。子育て・教育・医療・健康を中心に、さまざまな媒体で執筆多数。
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お子様の成長に合わせておもちゃプランニングをし、定期的にお届けする定額制サービスです。
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