コラム

知育玩具は手作りできる!?作り方やメリット・デメリットを解説

2023/03/09

知育玩具は手作りできる!?作り方やメリット・デメリットを解説

知育玩具は、特別なスキルや道具がなくても簡単に手作りできます。市販品を購入するより出費を抑えられる点は、大きなメリットです。ただし、おもちゃで遊んだとき十分な知育効果や安全性を期待することは難しくなります。手作りおもちゃの長所や問題点を理解すれば、実際に作るときの注意点などが見えてくるでしょう。

そこで今回は、手作りおもちゃの作り方やメリット・デメリットをご紹介します。

知育玩具は、一般家庭でも手作り(DIY)が可能です。身の回りにあるものを上手に使うと、さまざまな種類のおもちゃを作成できます。最近は、WEB上に多くのレシピが投稿されているため、参考になるでしょう。ここでは、知育玩具のDIYの基礎知識を解説します。

おもちゃは手作り(DIY)が可能

知育玩具などのおもちゃは、シンプルな仕組みのものであれば、特殊な道具・スキルがなくても手作りが可能です。

まず、高度なおもちゃは構造・機能が複雑であり、自分で作成するときは専門的なスキルや道具が必要になります。玩具メーカーの製造ラインに匹敵するくらいの作業環境が整っていないと、自作するのは容易ではありません。

それに対してシンプルなおもちゃを作成する場合、ハイレベルなスキルや特別な道具類は不要です。市販品と同レベルの品質を求めなければ、一般家庭でも多くの時間や手間をかけず作成できます。

シンプルな仕組みでも、素材やデザインを工夫しながら愛情を込めて手作りすれば子どもに喜んでもらえるでしょう。

素材は身の回りにあるもので十分

おもちゃを一般家庭で手作りする場合、素材は簡単に入手できる身の回りにあるもので十分です。

国内の玩具メーカーは、おもちゃを製造するときに安全性への配慮から厳選した素材を採用しているケースが多く見られます。特別仕様の素材は一般向けに販売されているわけでなく、業界関係者でもなければ手に入れるのは難しくなります。

一般家庭で手作りするおもちゃは、誰でも気軽に作成できるところが特徴的です。素材も厳選する必要はなく、玩具メーカーから取り寄せなくても身の回りにあふれているもので間にあいます。

なお、手作りおもちゃは市販品に比べると壊れやすいため、破損時に子どもがケガしない素材を選ぶことが大切です。

WEB上のレシピを参考に

おもちゃの作り方が分からない場合、WEB上で公開されているレシピを参考にするのが得策です。

子どもは、近所や幼稚園の友達が持っているおもちゃを欲しがる傾向があります。手作りおもちゃなら、親が作ってあげられます。ただし、子どもから話を聞いただけで作り方が分かるとは限りません。

その際、ネット検索すると、手作りおもちゃの作り方を確認できます。最近はWEB上に多彩なレシピ動画が投稿・公開されているため、手作りおもちゃの作り方を調べたいときに役立ちます。

お目当てのレシピを見つけた後は、その内容を参考にしながら子どもに作らせてみたり親子で一緒に作ったりするとよいでしょう。

手作りおもちゃの材料

手作りおもちゃの材料に使えるものは、牛乳パックや段ボールです。おもちゃの種類によっては、ペットボトルやフェルトも選ばれています。100均の商品であれば、購入費を抑えられます。ここでは、手作りおもちゃにおすすめの材料をご紹介します。

牛乳パック

牛乳パックは丈夫で自由度の高さがあり、さらに防水性も備える手作りおもちゃの材料に適したアイテムです。

牛乳の容器である牛乳パックは、製造所や販売店で持ち運んだときに破損すると困るため丈夫に作られています。一方、切ったり貼ったりするのに苦労はなく、簡単に加工できる自由度の高さも特徴のひとつです。

また、液体を入れる都合から防水コーティングが施されているため水に強く、おもちゃを手作りするときの用途は広がります。

段ボール

段ボールは、紙の強度や加工の自由度とともにサイズの豊かさもおもちゃ作成に活かせる素材です。

いろいろな物品の梱包に使われる段ボールは、書物など重い荷物を入れて運んでも簡単に破損しない強度を備えています。同時に紙製であり、牛乳パックと同じく加工するとき苦労しません。

さらにサイズのバリエーションが豊富であり、小物から大型のおもちゃまで幅広い種類を作成できます。

ペットボトル

ペットボトルは、プラスチックの柔らかさ・サイズの豊かさ・透明感を活かしておもちゃを自作できる材料です。

さまざまなプラスチック製品のうち、ペットボトルは比較的に柔らかさがあります。ハサミやカッターを上手に使えば、あまり苦労せず好きな形に切れます。また、500ml2Lなど複数のサイズがあり、ボトル状のおもちゃを別サイズで作成するのに便利です。

透明感を活かせば、ボトル内に水や細かいものを入れてボトルを振りながら中身の動きを楽しむこともできます。

フェルト

フェルトは、手触りが柔らかく温かみがあり、多彩なカラーバリエーションも選べるアイテムです。

フェルトは柔らかい生地であり、独特の質感からは温かみを感じられます。裁縫道具一式があると、生地の加工に多くの手間はかかりません。裁縫に慣れていない場合は手芸用のボンドを使えば、折り紙の感覚で手触りのよいおもちゃを自作できるでしょう。

また、複数のカラーを用意すると、色の組み合わせ方などを変えて色違いのおもちゃ作成も楽しめます。

100均の商品

100均の商品は、少ない出費で手作りおもちゃを自作できる家計への負担が抑えやすい材料です。

100均ショップは、多くの商品を一律100円で販売しています。数種類の材料を組み合わせて使うため同時に購入しても、多額の出費にはなりません。品揃えのよいショップに足を運ぶと、画用紙・色紙・ビーズなど幅広いアイテムを手に入れられます。

購入品を無駄なく使えば、材料費を抑えながら多種多様な手作りおもちゃを作成して楽しく遊べます。

手作りおもちゃのメリット・デメリット

手作りおもちゃの大きなメリットは、おもちゃ代を節約できることです。ただし、市販品ほど十分な知育効果は期待できず、素材や形状によってはおもちゃの安全性が確保されません。ここでは、手作りおもちゃのメリット・デメリットを解説します。

手作りおもちゃのメリット

おもちゃを手作りした場合のメリットは、材料の入手やおもちゃの作成にかかる費用を節約できるところです。

玩具メーカーが製造する知育玩具は、性能の高さを反映して販売価格も高額に設定される傾向があります。そのうえ多くの家庭では、子どもの成長に合わせ使い古したものを新商品に買い換えるケースが目につきます。

子どもの年齢や興味の変化に応じて新しいものを買い与えると、家計への負担は小さくありません。また、不要なおもちゃが増えると大量に処分する必要が生じるため、エコの観点からも望ましくないでしょう。

市販品の購入費やエコ関係の問題を解消する対策として、おもちゃを手作りする方法は効果的です。牛乳パックやペットボトルは多くの購入費がかからず、必要なくなってもリサイクルに回せます。

親子で一緒に作成すると子どもが気に入る可能性は高く、少し壊れても修理しながら大事に遊んでくれる場面が多く見られます。

手作りおもちゃのデメリット

手作りおもちゃのデメリットは、デザインや材料を工夫しても十分な知育効果や安全性を確保しにくい点です。

市販の知育玩具は、玩具メーカーが長く積み上げてきた専門的な知見や最新の科学的根拠にもとづき開発されています。いずれも、過去のデータや最先端の研究成果をふまえ高い知育効果が見込まれるデザインになっています。

最近は、おもちゃの安全性に対する社会の目が厳しくなり、業界内では安全設計を心がける動きも強まりました。多くのメーカーは、塗料が溶け出す素材や鋭利な形状を避けるなど玩具製造に細心の注意を払っています。

国内の玩具業界は、おもちゃの安全基準となる「ST基準」を1971年に定めています。第三者機関の検査を通過した玩具は、その証としてSTマークが付与される決まりです。そのため、STマークのある市販品は安全性が高いと判断できます。

手作りおもちゃは、専門的な知見や最新の研究動向を知らずに作成されるパターンが一般的です。デザインが市販品に近くても、同様の知育効果を得られるとは限りません。楽しさ優先のものが多いため、知育を重視する場合におもちゃの自作は適さないでしょう。

また、おもちゃの安全基準について知らないケースも多く、自分なりに気をつけても市販品に比べると安全性を確保することは難しくなります。子どもは思いがけない遊び方をする可能性もあり、手作りおもちゃを作成するときは十分に注意する必要があります。

【年齢別】おすすめのDIYレシピ

おもちゃを手作りする際は、子どもの年齢や成長段階をふまえて何を作成するか考えることが大切です。以下では、参考として0歳~6歳の年齢ごとにおすすめのDIYレシピをご紹介します。

0歳児向け

0歳児向けのおすすめレシピは、ペットボトル・ラップの芯・布生地を活用した手作りおもちゃです。

鈴やビーズをペットボトル・ラップの芯に入れて口を閉じるか布で包むと、振ったときに音が鳴り赤ちゃんに楽しんでもらえます。また、ペットボトルの場合、水も入れると中身が揺れ動く様子を見ながら遊べます。

生後3カ月頃からは音に反応し始めると考えられているため、鈴やビーズの音を楽しめるおもちゃはおすすめです。

1歳児向け

1歳児に適したDIYレシピは、牛乳パック・スポンジ・ガムテープの特徴を活かしたおもちゃです。

牛乳パックは、独特の形状を活かすと鼻先の突き出た犬のおもちゃを作れます。スポンジは、可愛い動物の形にカットすると,

握ってから元に戻る様子を楽しめます。ガムテープの芯は、そのまま転がして遊べるアイテムです。

さらに牛乳パックとガムテープの芯は、鈴やビーズを入れて蓋で閉じると動かしたときに鳴る音も楽しめます。

23歳児向け

23歳児向けとしては、段ボール・フェルト・紙コップで作成するおもちゃがおすすめのレシピです。

段ボールは、車などの絵を描いて数カ所に穴をあけると、穴にヒモを通して遊びながら手指の機能や集中力を鍛えられます。フェルトは、数種類を使ってサンドイッチなどを刺繍すると、いろいろな食材の形や色を覚えるのに役立ちます。

紙コップは、2個用意して鈴やビーズを入れてから組み合わせれば、マラカスのように楽器演奏できる素材です。

45歳児向け

45歳児向けのおすすめには、色紙・木材・フェルトで楽しく手作りできるDIYレシピがあります。

色紙を折って自作できるものは、彩りの豊かなお弁当です。数種類の色を上手に組み合わせると、海苔を巻いたおにぎりや卵焼きを折れます。100均で三角形・四角形・立方体などの木材を購入した場合、知育玩具で定番人気のパズルや積み木が作成可能です。

また、たくさんのフェルトで家や道路をデザインしたプレイマットを作成すれば、親子で交通ルールなどを学べます。

6歳児向け

6歳児におすすめのDIYレシピは、ペットボトルのキャップ・牛乳パックの使い方を工夫したおもちゃです。

ペットボトルのキャップは、点数を書いた標的に向けて指で弾くと、親子で得点を競いながら遊べます。牛乳パックを工夫して使うと、万華鏡を作れます。詳しい作り方は動画で配信されているので、子どもからリクエストされた際はチェックしてみてください。

いずれも難しい作業は必要ないため、週末など時間があるときに親子で一緒にDIYすることをおすすめします。

知育玩具は手作りよりレンタルがベスト!

手作りおもちゃは、出費を抑えやすい点が魅力的です。ただし、十分な知育効果が期待できないデメリットも伴います。知育効果を重視するなら、手作りより市販品を与えるほうが望ましいと考えられます。家計への負担を考慮した場合、「おもちゃのサブスク」でレンタルする方法が最適でしょう。

おもちゃのサブスクは、おもちゃを定期的にレンタルできるサービスです。利用料金は定額制であり、レンタルする知育玩具によって高額になる心配はなく自分で購入するより家計への負担は軽減できます

主要サービスの内、もっともおすすめなのが「ChaChaCha」です。「ChaChaCha」では、お子様の年齢や発達をヒアリングし、もっとも知育効果が得られるおもちゃの貸し出しを行っています。

利用方法も簡単です。初回利用では、申込プランを選んで所定のヒアリングフォームに子どもの情報を入力すればよく、手続きは簡単です。おもちゃは1週間~10日で届き、子どもに気に入ってもらえなくても気軽に交換できます。

また、「ChaChaCha」の利用プランは、ベーシックな「基本プラン」のほか5歳児向けの「学研ステイフル監修プラン」や特別支援に特化した「特別支援教育プラン」です。同サービスの申込時には、子どもの成長段階やニーズに合わせ利用プランを選べます。いずれも手頃な料金設定のため、家計への大きな負担なしに利用可能です。

まとめ

手作りおもちゃは、おもちゃ代を抑えるのに効果的です。ただし、市販品に比べると知育効果や安全性に難点があります。優れた性能を備える市販の知育玩具を子どもに与えたい場合、購入でなくレンタルすると費用の節約につながります。おもちゃのレンタルサービスを利用するなら、手頃な料金設定の「ChaChaCha」がおすすめです。

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