子育て中で自分の時間がない!ママがひとり時間を作るためにできること
「子育てで毎日忙しくて、自分の時間がない」「仕事と家事に追われていて好きなことができない」
子どもが生まれるとでてくる切実な悩みですよね。子どもが生まれると子ども中心の生活になり、以前の様に自分の時間が持てなくなります。そのころと比較してしまうと、好きなことをする時間がなくなりストレスでイライラしてしまうことになります。
この記事では、「子育て中のママの時間がなくなってしまうのは何故なのか?」ということと、「自分の時間を作る方法」について解説していきます。
ママが自分の自由な時間が増えればストレスもイライラすることも減って、日々の子育てを楽しく過ごせるようになります。ぜひ参考にしてみてくださいね!
目次
子育て中で自分の時間がない!とストレスに感じている人は多い
実際に子育て中で「自分の時間がない」とストレスに感じている人は多くいらっしゃいます。
ある会社が行った調査では、0〜2歳の子どもを持つママの45%が、1日のうちで自分の時間は1時間未満だと答え、またある番組のアンケートでは、ママ・パパのおよそ70%が「自分の時間を十分に持ててない」と答えてました。
およそ半数以上のママが、自分の時間を持てずに悩んでいることがわかります。
1日のうちで1時間も時間がないと自分の時間を持てたという実感も湧かないですよね。好きな事をするにも時間が足りず、フラストレーションがたまっていく一方。イライラしたくないのに、ちょっとしたことで夫や子どもに強くあたってしまい、後悔と自己嫌悪になっていしまうことも。
多くのママが、「もっと時間に余裕があれば心に余裕ができて、そのループから抜け出せるのに」と願っていることが伺えます。
ママが自分の時間を持つことが大切な理由
ママになるとどうしても「子ども中心の生活にしないといけない」「パパは働いているから家のことは全部自分がやらないといけない」と考えている方が多いと思います。
でも実は、子育てのときこそ、ママが自分の時間を持つことが重要だといわれているんです。
2018年の研究によると、余裕のない状況の親が子どもを預けた場合、子どもと少し離れることで心の余裕ができて、親のストレスが減ることがわかってます。子育ての幸福感も上がり、
- 子どもと一緒にいられて幸せ
- 子どもとの触れ合いが成長になる
といったポジティブな気持ちも高まります。
また、子どもに八つ当たりの様につらくあたってしまう行動が減るそうです。
さらに他の研究では、人が1日のうちで自由に使える時間が2時間を切ってしまうと、幸福度が大きく下がってしまうこともわかっています。
先ほどの調査では、子育て中のほとんどのママたちが、1日のうち1時間も自由時間がないと答えていたので、ストレスが溜まってイライラしてしまうということは、ごく当たり前のことなのです。
※1出典:自分時間が1日1時間未満のママは45%「ママの自分時間についての実態調査」を『フェリシモMAMA部』が発表|PR TIMES
※2出典:「保育所は幼児教育の場として子どもと親にどのような影響を及ぼすか?」東京大学 山口慎太郎ほか(2018年)
子育て中で自分の時間がないのは、何が原因なのか?
ではなぜ、こんなに大事な自分の時間がなくなってしまうのでしょうか?その原因は大きく3つあります。
うしろめたさや罪悪感を感じてしまうから
「誰かに預けるのは罪悪感がある」「人に頼ることに後ろめたさを感じる」「働いていない自分は、なんだか怠けているようで気がひける」そう思っているママが多くいます。
子育ての支援が充実してきたり、社会全体が「母親にも自分の時間が必要」と変わってきていても、自分自身で「それはよくない考え」と自分に制約をかけてしまって、支援や制度を利用できていないことがあります。「一時預かりを使うには、それなりの理由が欲しい」と自分で圧力をかけてしまっていることが多いです。
母だから、子どものためだから、と自分で自分を抑えてしまっていることはありませんか?
ママが自分の時間を持つことは、日々の子育てを楽しくし、ゆくゆくは子どもと夫と家族が仲良く過ごす
ことに繋がっていきます。まずは考え方を変えていくところからはじめてみましょう。
夫に頼らず、家事・育児を全部自分でやろうとしてしまうから
また多くのママがやってしまう事が、「家事と育児は自分でやった方が早いし、余計なストレスもない」と考えて、全部自分でやってしまうというパターンです。全部自分でやってしまうと最終的には、家事と育児にほとんどの時間がとられてしまい、自分の時間がなくなってしまいます。
この場合は、夫婦間でのコミュニケーション不足からくる問題とも捉えられます。
例えば、夫の掃除の仕方が不満だった時に注意をしても、次の時に直っていなかったりすると、「言っても直してくれないならムダ」と思ってしまいますよね。でも夫の方はただ単に忘れていただけだったり、ママのやり方に慣れていなかっただけかもしれません。
また、夫の子どもとの遊び方が乱暴だったり、子どもに教えることが自分と違ったりすると気になって仕方ないですよね。子どもは覚えるのが早いので、軌道修正するのにも苦労してしまいます。この件に関しては特に夫婦間でのコミュニケーションが重要です。夫婦で遊び方や教育方針についてしっかり共有していきましょう。
家事の仕方に不満があっても、夫の子育てにモヤモヤしても、しっかりと夫婦でコミュニケーションを重ねて家事と育児を分担できると自分の時間を確保できます。コミュニケーションをとり続けるのは根気がいりますが、ひとりで背負いすぎないことが大事です。
実質的に時間がないから
夫も家事育児を分担してくれているし、時短できるところはしているのに、なぜだか時間がないというママも多いでしょう。その場合は、やることが多すぎて、実質的に時間がなくなっているということが考えられます。
次にワンオペ育児をしているママと、共働きで働いているママの2つのケースを見てみましょう。
ワンオペ育児
家族構成は、パパ、ママ(専業主婦)、3歳の長男(保育園)、1歳の長女の4人家族。
パパは朝早く出勤して、夜遅くに帰ってくるので、ママは朝から晩までワンオペ育児をしている。
子どもがまだ小さく、つきっきりで育児をしないといけないので、少しの息抜き時間を持てたとしても「自分の時間」と呼べるものをもつことは難しいことがわかります。
「家事に終わりがない」ということもあり、「名もなき家事」と呼ばれるこまごまとした家事が山積みなことが多いです。そのため時間ができそうでいて、その時間はたまった家事にあてられてしまう事が多く、自分の時間が減ってしまうんですね。
ワンオペ育児の場合、「働いていない分やらなくちゃ」と考えてしまい、家事を手を抜いたり、諦めることが難しくなっている現状があります。
共働きのワーママ
家族構成は、パパ、ママ(時短勤務)、4歳の長女(保育園)、1歳(保育園)の次女の4人家族。
パパは朝早く出勤して、夜遅くに帰ってくる。ママは昼間は仕事して、夕方から一気に家事と育児をしている。
朝は子どもたちの仕度、昼間は仕事、夕方〜夜は家事育児に追われて、自分の時間がなくなっていることがわかります。昼間、子どもといない分、家にいる時間はできる限り一緒に遊んだり、絵本を読んだりとスキンシップをとっていると自分の時間をとることは難しくなります。
いくら家事を時短したりしても、やらなきゃいけないことが渋滞している状況では、実質的に時間がないと言えます。
時短勤務のママさんでこれだけ時間のやりくりが難しいので、フルタイム勤務だとさらに難しくなることがわかります。
子育て中でも自分の時間を作るためにできること
それでは、忙しい子育て中のママは、どうやって自分の時間を作ればよいでしょうか?
自分の時間を確保できるコツをチェックしていきましょう!
時短家電や家事サービスを利用する
「家事・育児」と称されるように、子育て中のママの1日で大きく占めているのは、家事と育児のふたつです。なので家事の時間を大幅に短縮できれば、自分の時間を確保することが可能になります。時短家電や家事サービスは積極的に活用していきましょう。
代表的な家電とサービスは次の8つ
- 食器洗浄乾燥機
- 電気圧力鍋
- スチームオーブンレンジ
- ドラム式洗濯乾燥機
- ロボット掃除機
- 食品宅配サービス
- ミールキット
- 家事代行サービス
時短家電はどれもスイッチを押したらほったらかしで終わってしまうので、時間と手間を大幅に減らしてくれます。電気圧力鍋は食材を切って入れるだけなので、子どもが小さくても一緒に作ることができて、楽しいですね。
また子どもが小さくてなかなか買い出しに行くのも大変、という方にピッタリなのが食品宅配サービスです。最近ではネットで完結するものが多く、簡単にできますし、家でじっくり見れるので買い忘れや買いすぎることもなくなります。さらに買い物に行く時間を減らしてくれて、重い荷物を玄関まで運んでくれるので大助かりのサービスです。
どれも時短におおいに役に立ってくれるサービスですが、便利な分、購入代金や利用料金がかかってしまうデメリットがあります。家計の状況と照らし合わせて無理なく利用したいところ。
特に1日の中で多くの時間がとられていることや苦手なことをやってくれる家電やサービスを利用するのが良いでしょう。
ベビーシッターや一時預かりなどを利用する
自分の時間を作るために思い切ってベビーシッターや一時預かりを利用するのもひとつです。
ちょっとした用事なら、認可保育園や認定こども園がやっている、一時預かりのサービスが利用できます。
「一時的だと子どもが慣れないのでは?」と悩んでいるママには、家族ぐるみで付き合えて子育てサポートをしてもらえるファミリーサポートというシステムがあります。どちらも自治体が運営しているサービスです。
「自分が休むために子どもを預けることに抵抗がある」という人は、その考えを取り払って、堂々と利用しましょう。
まずは自分の住んでいる自治体でどのようなサービスをやっているのか調べてみてくださいね。
時間の使い方を見直す
自分の時間を持つために、「時間の使い方を見直す」ことも効果的です。今日1日をどう過ごしたか、一度紙に書き出してみるとわかりやすくなります。実際に書き出してみると、意外と「この時間は別のことにあてられそう」と思ったり、「子どもとの時間は外せない」と思ったり、気づきがあるものです。
一度書きだしたら、次はやることに優先順位をつけていくのがポイントです。
家事はやろうと思えば際限なくできてしまうので、時間を区切ったり、優先したい家事だけやるように決めてしまってもOK。例えば、「料理は手作りしたい」「毎日掃除はしたい」「子どものご飯だけは自分で作りたい」など、これだけ毎日やれれば、あとは時間があるときにすれば大丈夫と決めることで時間にゆとりができます。
またスキマ時間を有効に使うこともおすすめです。5分、10分空いた時に、「少しだけだから…」とSNSやテレビを見すぎてしまったことありませんか?見すぎてしまったあとに罪悪感を感じてしまうことも多々あります。
スキマ時間はいつ訪れるかわからないので、空いた時間の長さ別に、「5分のスキマ時間なら○○をしよう」「10分なら○○」「30分なら○○」というように決めておくと、有意義な時間を過ごせるようになるのでおすすめです。
子どもが寝た後に「夜時間」を作るか、早起きして「朝時間」を作る
子どもが寝た後を自分の時間にするか、または子どもが起きる前を自分の時間にする方法があります。自分が夜型なのか、朝型なのか、を考えてやりやすい方で挑戦してみるとよいでしょう。
どちらかというと朝を自分の時間にしているママが多いようです。朝の時間帯は疲労も少なく、頭もすっきりしているので集中して自分の好きなことに取り組めます。読書や勉強、ストレッチなどに適してます。
朝活という言葉もある通り、朝の時間を充実させられると生活リズムも整うし、ゆとりをもって1日をスタートさせられるので良いことずくしですね。
夫婦で話し合う
夫婦間のコミュニケーションで、ママの時間が増える可能性があります。
例えば、パパに休日は少しの間子育てをお願いして、好きなところに出かけてみたり、美容室やショッピングをしてみたりする。週に一度ベビーシッターをお願いして、自分の時間を作らせてもらう。パパが家にいる時も、30分くらいママの自由な時間を作らせてもらうなどなど。
各家庭の状況でできることやしたいことが変わってくると思うので、夫婦でよく話し合うことが必要です。
子どもが一人遊びをできるようになって、少しずつお世話が楽になるのは3歳頃からです。つきっきりでいなくて大丈夫なのでママの時間も作りやすくなります。それまでの間はどうにか夫婦で協力して時間を作ることが不可欠です。
「言っても聞いてくれない」と諦めたくなることもあると思いますが、根気強く話し合うことで自分の時間を確保していきましょう。
自分の時間ができたら何をする?
では、いざ自分の時間ができたら何をしたいですか?「パッとでてこない」、「何をしたらよいかよくわからない」という人は、ぜひ参考にしてみてください。
自分の時間ができた時にほかのママがやっている代表的なことを9つご紹介します。
- カフェタイム
- 読書
- 映画鑑賞
- ヨガや運動(散歩など)
- ハンドメイド
- 手帳に自分の思いを書く
- 習いごと
- 資格の取得
- 資産運用の勉強
リラックスできることは人それぞれ違うので、自分のやりたいことをやるのが一番です。
もしそれがなくて迷ってしまったら、まずは散歩をすることがおすすめです!散歩ができないときは何も考えずにぼーっとするだけでも良いそうです。
特に自然の中で20分以上ぼーっとするだけでも幸福感が上がるという研究があります。リフレッシュ効果も抜群なのでぜひやってみてくださいね。
自分がやりたいこと、好きなことを沢山ストックして、充実した自分の時間を過ごしましょう!
自分が好きなことをするために、おもちゃのサブスクもおすすめ
子どもが小さいうちは、どうしても自分の時間が持てず、イライラしてしまうものです。初めての子であればなおさら、ママも子育て初心者ですから上手くいかないことも沢山あります。
しかし自治体の制度を使ったり、時短家電をつかったりと、いろいろ工夫することで、自分の時間を確保することができます!
そのひとつとして、おもちゃのサブスクもおすすめです!
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赤ちゃんは成長が早く、あっという間におもちゃも買い替えの時期がやってくるものです。おもちゃを探したり、買いに行く時間が削減されるので、少しでも時間が欲しいママにおもちゃのサブスクはピッタリです!
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