【生後1ヶ月】赤ちゃんの授乳間隔をわかりやすく解説
出産を終えてから、初めてのことだらけの育児。生後1ヶ月までの間、赤ちゃんの体重は毎日30g増え、身長は約2〜4cmも伸びるといわれています。成長が著しく体つきもふっくらとし始める時期ですが、赤ちゃんによってはおっぱいの吸い付きが悪く、授乳に悪戦苦闘するママも少なくありません。
そこで今回は、生後1ヶ月の赤ちゃんの授乳に関する基礎知識を徹底解説します。母乳とミルクの違いや授乳間隔、また生後1ヶ月の赤ちゃんにおすすめの知育玩具も紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
生後1ヶ月の赤ちゃんの授乳における基礎知識
生後1ヶ月になると、ママや赤ちゃんは少しずつ授乳のコツを掴んでいきます。しかしながら、母乳だとどのくらいの量を飲んでいるか見えないため不安になってしまったり、授乳間隔が開くと成長に不安を覚えたりするものです。ここからは、母乳とミルク別に授乳の基礎知識について紹介します。
完全母乳とミルクの違い
「完全母乳の方がいい」と親族や医療関係者から言われて重荷に感じてしまうママは少なくありません。実は、ミルクにも成長に必要な栄養素が含まれているため、栄養価に大きな違いはないのです。ただし、産後すぐから5日目ぐらいまでの母乳を指す「初乳」には免疫物質が多く含まれているため、母乳を与えることで赤ちゃんに免疫物質を与えられるといわれています。
完全母乳は、ミルク作りの手間もなくすぐに与えられて出費もありませんが、ママが感染病などで高熱を出した場合、母乳がうまく作れず、ママも赤ちゃんも辛い経験をしてしまうことがあります。何かあった時にはミルクも飲めると良いのですが、完全母乳で育った赤ちゃんは哺乳瓶を嫌がる場合があります。そのため、適度に搾乳などで哺乳瓶から飲ませる練習を行うのがおすすめです。
生後1ヶ月の授乳時間
完全母乳の場合は、目で量が見えないため授乳時間でおおまかな目安を測ります。生後1ヶ月の赤ちゃんの授乳は、左右それぞれ10〜20分、合わせて20分〜40分飲ませます。
ただし、時間で授乳を切り上げるのではなく、赤ちゃんが満足するまで飲ませてあげることが大切です。赤ちゃんは満腹になると、吸う力が弱くなっていき自分から乳首を離したり、全身の力が抜けてそのまま眠ったりするでしょう。
40分を超えても欲しがる場合には、赤ちゃんにとって充分な量の母乳が出ていないか、赤ちゃんが上手に吸えていない場合があるため、助産師さんに相談してください。病院によっては、乳首マッサージに加え母乳を飲ませる練習を一緒にしてくれます。
また、ミルクの場合は、1回あたり80〜120mlを飲ませます。しかし、混合だったり完全ミルクであったりすると、適切な量が変わります。今後、完全ミルクのみにするのか、混合、または完全母乳に移行するかによっても変わるため、現時点で適切な量を判断するのは難しいです。母乳の量や授乳に関して不安がある場合には、助産師さんや子育て関連の機関に相談してみてください。
生後1ヶ月の授乳回数
授乳回数も母乳とミルクによって異なります。母乳の場合、1日8〜15回ほどで、そのうち夜中の授乳は2〜3回程度が目安です。
赤ちゃんによっては、生後1ヶ月でも夜中にあまり起きず、授乳が難しいことがあります。授乳回数が少ないと、ママが乳腺炎になる恐れも。夜中に赤ちゃんを気持ちよく起こして、授乳ができるのが理想です。ただし、起こすのが難しい場合は搾乳するなどして、乳腺炎にならないように工夫しましょう。
完全ミルクの場合は、6〜8回ぐらいが目安となっていますが、赤ちゃんが欲しがるときは、回数が増えても問題ありません。なお、体重が1日あたり25gより増加しない場合は医師に相談してください。
生後1ヶ月の赤ちゃんの授乳間隔
赤ちゃんの授乳間隔が安定するのは、一般的に生後6週以降といわれています。生後1ヶ月時点では、授乳間隔や回数がまだ安定していないため、成長に不安を感じてしまうママが少なくありません。ここからは、生後1ヶ月の赤ちゃんの授乳間隔の目安について母乳やミルク別に紹介します。
完全母乳の場合
完全母乳育児の場合、授乳間隔の目安はおおよそ3時間おきとされています。しかしながら、生後1ヶ月の赤ちゃんの消化器官は未発達で一度にたくさんの量を飲むことができません。赤ちゃんによっては、3時間以下の短い間隔で、何度も欲しがる場合もあります。それでも、欲しがったタイミングで授乳して問題ありません。
完全ミルクの場合
完全ミルクの場合も、授乳間隔は3時間おきが目安となります。ミルクは、母乳に比べるとお腹にたまりやすく空腹になりにくいです。基本的には完全母乳の場合と同様に欲しがったタイミングで授乳しても構いませんが、30分を満たず欲しがったり、体重の増加ペースが早かったりする場合は様子を見てください。
母乳とミルクの「混合」の場合
母乳とミルクの混合の場合には、母乳だけを飲ませた場合よりも授乳間隔があく傾向にあります。混合の授乳間隔は、上記同様に3時間おきが目安です。体重の増加ペースを確認しながら欲しがるタイミングでの授乳を行いましょう。
生後1ヶ月の赤ちゃんの毎日のケア
生後1ヶ月には、へその緒が取れて、沐浴から大人と同じお風呂に入り始める赤ちゃんもいます。赤ちゃんはデリケートなので、ママ・パパによる毎日のケアが大切です。ここからは、生後1ヶ月の赤ちゃんのケアについて紹介します。
健康管理と安全対策
この頃の赤ちゃんは新生児のときと変わらず、頻繁に排便・排尿をします。母乳で育った赤ちゃんは、1日に10〜15回ほどの排便がある場合も。生後1ヶ月健診では、身体測定をはじめとした発達・発育のチェックを行いますので、その際に不安なことを医師に聞いてみましょう。
落下事故にも注意が必要です。抱っこ紐の使用をするご家庭では、屈んだ際に、赤ちゃんが落ちてしまわないように注意してください。なお、抱っこ紐には対象年齢があり、首が座る前の赤ちゃんが使用できないタイプもあります。事故を防ぐためにも必ず、赤ちゃんの発達・発育に適したものを選びましょう。
スキンケアと皮膚トラブル対策
生後1ヶ月頃までは、皮脂の分泌が盛んになります。これは母体から移行する性ホルモンの影響です。そのため、赤ちゃんのスキンケアや皮膚トラブル対策を欠かさずに行いましょう。
たとえば、生後1ヶ月頃は、黄色いかさぶた状の湿疹である「脂漏性湿疹(しろうせいしっしん)」や、赤く化膿しやすい「新生児ニキビ」が顔を中心に出やすくなります。こうした肌トラブルを防ぐ基本は、「洗う・補う・守る」です。
沐浴(もくよく)の際は汗や皮脂汚れをしっかりと洗ってあげましょう。そして、低刺激のローションやワセリンを使い、保湿と外部刺激からの保護を行います。また、赤ちゃんの薄い皮膚は刺激に弱く、おむつかぶれが起こりやすいです。こまめなおむつの取り替えに加え、入浴時には泡立てたベビー石鹸で優しく洗い、しっかりと保湿を行うように心がけましょう。
関連して、赤ちゃんは代謝がよく、爪が伸びる速さも驚異的です。顔を引っ掻いてしまわないように、指先周りのケアも行ってください。
乳幼児突然死症候群に気をつけて
乳幼児突然死症候群(SIDS:Sudden Infant Death Syndrome)は、生後1カ月から1年の間に最も多く見られる、原因不明の乳児死亡の一形態です。これは、事前の予兆や既往歴のないまま、主に睡眠中に乳幼児が突然死亡する病気であり、窒息や事故とは異なります。子ども家庭庁のプレスリリースによると、令和4年は47名の赤ちゃんがSIDSで亡くなっており、乳幼児の死亡原因では第4位であったとのことです。
SIDSは眠っている間に突然亡くなる病気で、原因はまだ完全には解明されていません。ただ、いくつかの予防策が推奨されています。たとえば、赤ちゃんを仰向けに寝かせる、母乳で育てる、妊娠中や赤ちゃんの周囲での喫煙を避ける、柔らかい寝具を使用しない、赤ちゃんを温め過ぎない、親と同じ部屋で違う寝床で寝る、などが有効といわれます。特にうつ伏せの状態での発生率が高いとされているため、生後早い段階から寝かせ方や姿勢に気を配るようにしてください。
参考:11 月は「乳幼児突然死症候群(SIDS)」の対策強化月間です(子ども家庭庁)
生後1ヶ月の赤ちゃんにおすすめの知育玩具
視力が発達しはじめ、はっきりとした色のものを見つめるようになります。自分で顔の向きも変えられるようになるため、音の出るおもちゃに反応を見せるようになるでしょう。そんな生後1ヶ月の赤ちゃんにぴったりの知育玩具を紹介します。
やわらかふわふわメリー
2WAY仕様で、ベッドでもフロアでも使用できるメリーです。オルゴールのメロディをはじめ、たくさんの音が流れます。くるくると回るぬいぐるみを目で追いかける「追視」により、五感の発達を促します。また、ぬいぐるみは取り外してラトルとしても遊ぶことができ、成長に合わせて楽しむことができます。
指遊びミュージカルジム
ねんね期からお座り期にかけて楽しむことのできるジムです。カラフルな動物たちが目を楽しませてくれるだけでなく、触ることでメロディが流れたり異なる感触を楽しめたりする仕掛けも。マットと布のおもちゃは洗濯機で洗うことができるため、清潔な状態を保つことができます。
ワイルド&ウィムジー・プロップマット
しかけのついたプレイマットです。手や足を動かしてマットやしかけの感覚を楽しめます。コンパクトに畳むことができるため、お出かけにも便利。ピローが付属されており、生後2ヶ月頃には腹這いの練習にも最適です。
スターブライトシンフォニー
カラフルなお星様のメロディトイです。ほっぺたがピカピカと光るのが可愛らしいと評判。その周りはシャカシャカ素材のナイロンでできているため感触を楽しむことができます。ベビーカーの取り付けも可能なため、お出かけ先にも最適です。揺らしたり叩いたりするたびに音楽が鳴るほか、連続再生モードへの切り替えも可能です。
ベビープレイマットトロピカル
ゾウやライオンが描かれたプレイマットです。付属のピローにはおもちゃの取り付けが可能で、ラトルや鏡のおもちゃをつけて赤ちゃん好みのおもちゃに変化させることができます。鏡に映った自分の顔を覗き込んだり、ラトルで遊んだりさまざまな使い方ができます。マット部分は洗濯も可能なため、衛生状態を保ちやすいのがポイントです。
まとめ
今回は、1ヶ月の赤ちゃんの授乳に関する基礎知識や授乳間隔について紹介しました。簡単そうに見える授乳ですが、ママや赤ちゃんにとっては難しいと感じることがたくさんあります。コツを掴み始めたと感じる方もいれば、まだ不安が残るママやパパもいるかもしれません。授乳における心配事は、一人で悩まず、信頼できる経産婦さんや助産師さんへの相談を行ってください。
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