ベビーカーはいつ買うべき?先輩ママの体験談からタイミングと選び方を紹介
初めての出産だと、ベビーグッズは何を買ったら良いの?いつ買うのが良いの?とわからないことが多いですよね。周りに聞いたり、調べても、出産準備としてベビーカーを買ったという人もいれば、出産後に買ったという人もいて結局いつが良いのかわからなかったりします。
特にベビーカーは高額なものなので「せっかく買ったのに結局使わなかった」というのは避けたいですよね。
この記事では、「ベビーカーをいつ買えば良いのか?」について先輩ママたちの体験談などから解説していきます。
またベビーカーの基礎知識と選び方も解説していますので、これからベビーカーを購入しようと考えているママ・パパたちは、ぜひ参考にしてみてくださいね。
目次
ベビーカーはどんなときに必要?
ベビーカーは赤ちゃんとのおでかけに必ず必要と思っている人が多いですが、なかには「全く使わなかった」という人も少なくありません。
ベビーカーの購入で失敗しないために、まずはベビーカーがどんな時に必要かシミュレーションしてみましょう。
ベビーカーは赤ちゃんとのお散歩や買い物で使うことが多いです。
その他、主な使いみちとしては次のようなことがあります。
・日常的な買い物(スーパーやコンビニなど)
・お散歩
・公園に遊びに行くとき
・少し遠くにおでかけするとき
・大きな商業施設に行くとき(ショッピングモールや遊園地など)
・保育園の送り迎え
産後、1番最初にベビーカーが活躍するのはお散歩か1ヶ月検診になることが多いでしょう。お宮参りで使ったという人もいます。
その他にも、おでかけしたときに子供が寝てしまったり、外食するときの席にしたりと1,2歳の頃も大活躍します。荷物入れにもなるので、ママ・パパが身軽になれるのもメリットです。
ベビーカーは赤ちゃんを抱っこしない分、ママ・パパの負担を軽減してくれます。腰痛や肩こりがあって、抱っこひもがキツイという方には必須のアイテムになるでしょう。
生後間もないころは体重も軽いですが、赤ちゃんは成長していくうちに6ヶ月でおよそ7kg、1歳でおよそ8~9kgとどんどん重くなります。
だいたい10kgを超えてくると、1時間以上抱っこ紐で過ごすのはきつくなってきます。抱っこ紐だけでは辛くなる月齢になった時に、ベビーカーはより便利なアイテムになります。
ベビーカーはいつから使う?
ベビーカー自体は何ヶ月から使えるのでしょうか?
基本的には多くのベビーカーが生後1ヶ月から使用できます。しかし商品によっては生後4ヵ月からものもあるので、購入する際は対象月齢に注意してチェックしてみてください。
また家庭の状況によって、徒歩移動が多いか?車移動が多いか?
赤ちゃんとのお散歩はベビーカーを使うか?抱っこ紐を使うか?などライフスタイルによってもベビーカーを使う時期が変わってきます。
ベビーカーは必要とする時期も、買う時期も、ライフスタイルや考え方によってみんなそれぞれ違ってきます。先輩ママ・パパの意見を参考にしながら、自分たちに合ったベストな購入時期を考えていきましょう。
ベビーカーの種類
様々なメーカーがいろんなタイプのベビーカーを発売しているので迷ってしまいますよね。
ベビーカーの種類としては、大きく分けて2つ、細かく分けると4つあります。
大きなくくりでは、一般財団法人製品安全協会が定めるSG基準によって「A型ベビーカー」「B型ベビーカー」の2つのタイプに分かれています。
使用できる時期や特徴が違ってくるので、チェックしておきましょう。
A型ベビーカーの特徴
・リクライニングできる
・最も倒した状態で150℃以上(4カ月以降のベビーカーは130°以上)
・赤ちゃんを寝かせて乗せられる
・クッションがしっかりしていて、安全性が高い
・大きくて、重くかさばるものが多い
・新生児期を過ぎて(1ヶ月)から、又は首がすわった乳児期(4ヶ月)から使用できる
・最長で48ヶ月まで
B型ベビーカーの特徴
・リクライニングはあまりついてない
・軽量でコンパクトなものが多い
・収納や持ち運びに便利
・おすわりができる時期(7ヶ月)から使用できる
・最長で48ヶ月まで
簡単にまとめると、
「A型」は寝かせた状態で使えるベビーカー
「B型」は座らせて使うベビーカー、と言えます。
その他、新しいベビーカーの種類として「AB型ベビーカー」「バギー」というものも発売されています。
AB型ベビーカーというのは、A型とB型ベビーカーの良いところどりをしたベビーカーです。A型のように生後1ヶ月から使えて寝かせられて、さらに軽量・コンパクトな設計になっています。
バギーは、型ベビーカーをさらに軽く・コンパクトにしたベビーカーのことをいいます。値段も安くて人気ですが、その分簡易的な作りのものが多いのが特徴です。SG基準を下回る商品もあるので、購入する際はその点を考慮する必要があります。
ベビーカーはA型を購入して4歳まで使う方もいますし、A型を買ったけど、大きくて重いのがネックになってB型に買い替える人も多いです。
ベビー用品の中でもベビーカーは高額なものなので、購入してから後悔しないためにライフスタイルに合ったベビーカーは何なのか?ベビーカーはいつ買うのが良いのか?
次から解説していきますので、しっかり把握していきましょう!
出典:ベビーカー | 製品安全協会CPSA (sg-mark.org)
ベビーカーはいつ買うのがベスト?
ベビーカーの購入時期として多いのは、次の3つのタイミングです。
①妊娠中の出産前
②出産後、3ヶ月頃まで
③おすわりができるようになってから(生後7ヵ月以降)
ベビーカーはママとパパのライフスタイルをよく考えて選ぶことが大切です。なので、買う時期も赤ちゃんとの生活に少し慣れてきた、産後~3ヶ月頃までにゆっくり考えて購入するのがおすすめです。
産後1ヶ月の間は、赤ちゃんもママも外出を控える期間になります。しばらくはママの身体を回復させるためにゆっくりお家で過ごす期間です。本格的にベビーカーが必要になるのはそのあとになるので、ライフスタイルや赤ちゃんの性格を考えて、必要に応じてゆっくり探してくことがおすすめです。
ただ産後は赤ちゃんのお世話で忙しかったり、夜間授乳もあり寝不足の日々が続きます。そこに加えて「ベビーカーを選んでいる余裕なんてない」と思う方は、比較的時間と余裕がある出産前に購入しておくと良いでしょう。
先輩ママたちの購入事情とタイミング
出産前に買った派
2歳のママ
3歳のママ
6ヶ月のママ
1歳と3歳のママ
「出産前に準備しておいて良かった」「買っておいたけど、産後でも良かった」など様々な意見がありました。出産準備として他のベビーグッズと同時に購入した、という人も多いようですね。
だたし出産準備は早すぎたり、遅すぎたりしてもデメリットがあるので、だいたい安定期ころから出産予定日の1ヶ月前(妊娠36週まで)には終わらせるように予定を立てましょう。
出産後に買った派
3歳のママ
1歳と5歳のママ
6ヶ月のママ
生まれてすぐには使わないという方は、産後に購入したケースが多いようです。「赤ちゃんがベビーカーに乗ってくれるか不安…」と思う方も、実際に赤ちゃんを乗せて、試乗してから購入した方が良いでしょう。
ベビーカーいらない派・いらなかった派
2歳のママ
1歳6か月のママ
2歳のママ
基本的な移動手段が車や自転車という方だと、ベビーカーを使う頻度は少なくなり、いらなかったということになってしまうようです。使うかわからない、使う頻度が少ないかもしれないと思う方は、必要と感じてからベビーカーを買っても遅くないでしょう。
ベビーカー購入時期のメリット・デメリット
先輩ママたちの体験談から、ベビーカーを購入する時期のそれぞれのメリット・デメリットをまとめました。
ベビーカーはママとパパのライフスタイルをよく考えて選ぶことが大切です。なかなか難しいですが、赤ちゃんが生まれた後のライフスタイルをイメージして、ベストなタイミングを考えてみましょう。
購入時期 | メリット | デメリット |
妊娠中 | ・ゆっくり余裕をもって選べる ・店舗に行ける ・おでかけデビュー、1ヶ月検診などにあわせられる | ・実際に使用するまで時間が空く ・赤ちゃんが嫌がる可能性がある |
産後~3ヶ月頃 | ・赤ちゃんを試乗させて選べる ・赤ちゃんが嫌がったら購入を見送ることもできる ・購入したら、すぐ使える | ・時間と余裕がない ・ゆっくり選べない ・なかなか店舗に行けない |
お座りできるようになってから | ・安くて、軽いB型ベビーカーが買える ・ベビーカーの選択肢が広がる ・時間があるので、ゆっくり選べる | ・お座りできるようになるまでのおでかけが大変かも ・ベビーカーに慣れてなくて、赤ちゃんが乗ってくれない可能性がある |
産後のタイミングでの購入のデメリットは、妊娠中に候補を絞っておくことである程度は解消されます。また、いまはネットで注文できるものも多いので、店舗になかなか行けないという人はネット通販を頼ってみましょう。
ベビーカーを購入した先輩ママからのアドバイス
アドバイスでもいろんな意見がありますね。ご自身がしっくりくる意見を参考にしてみましょう。
赤ちゃんとのベビーカーはこんなこともある!?
パパの体力を全て奪った昨日の娘ちゃん😇ベビーカー拒否なのに歩かない…そして抱っこ一択なのに暴れる😇 pic.twitter.com/Yq2EpHohXN
— hitoka☺︎2y (@ns201206) April 21, 2024
11か月ののママ
2歳のママ
せっかく買ったベビーカーに乗ってくれなかったり、途中から嫌がってしまい使えなかったり…。ママ・パパは困ってしまいますよね。
赤ちゃんとの生活ではあるあるなことですが、無駄にしないためには工夫して乗り越えるか、ベビーグッズはよく吟味して急いで買わないことが大切になります。
ベビーカー選びの5つのポイント
ベビーカーはベビー用品のなかでも1,2を争う高額なもの。なるべく失敗は避けたいですよね。失敗しないためのポイントを5つご紹介します。
- ①赤ちゃんが快適で、安心なこと
- ②よく利用する交通手段にあってること
- ③住環境、周辺の環境にあってること
- ④ママ・パパが楽に使える機能があること
- ⑤安全基準がしっかりしていること
赤ちゃんが快適で、安心なこと
赤ちゃんが快適に乗れるかどうか、ママ・パパは気になるところですよね。ベビーカーは移動手段でも使いますが、買い物の間などは赤ちゃんに待ってもらう居場所になります。
シートのクッション性やガタガタする振動を少なくしてくれる機能など、なるべく快適に過ごせる機能があるものを選んであげましょう。
クッション性 | クッション性が高いと頭や首を安定させてくれるので、低月齢でも安心 |
---|---|
振動吸収 | でこぼこ道やちょっとした段差も 衝撃を少なくしてくれる |
通気性 | ベビーカーの中は熱がこもりやすい。 赤ちゃんも汗っかきなので、メッシュ素材や通気構造になっているものが◎ |
日よけ(帆) | 紫外線や花粉、ウイルスなど、 外の強い刺激から赤ちゃんを守ります |
よく利用する交通手段にあってること
歩き始めるまでは使用頻度の高いベビーカー。人によっては毎日使うものになるので、電車やバス、徒歩など、移動手段に合ったサイズと重さ、便利な機能がついているベビーカーを選びましょう。
電車や車をよく使うのであれば、軽くてコンパクトなものがおすすめ。徒歩移動がメインなら、重くても安定感があって動かしやすいものがおすすめです。
徒歩 | でこぼこ道や段差を乗り越えやすいタイプのタイヤが◎ 重くても、安定感があり、走行性の良いものがおすすめ |
---|---|
電車・バス | 軽量で、すぐに片手で折りたためるタイプ。 操作性が良く、小回りが利くと移動しやすいものだと人が多くいても安心 |
車 | コンパクトにたためるものだと、 荷台を圧迫せず買い物しやすく、旅行にも行きやすい |
住環境、周辺の環境にあってること
家から外に出るまでエレベーターやスロープだけで行けるか、それとも階段を使う場面があるかで選ぶものも変わってきます。
階段の場合はたとえ少ししかなくても大変です。子供を乗せたまま持ち上げるか、子供を抱っこして、さらにベビーカーをたたんで運ぶことになります。毎回のことになるので、重いベビーカーだとお散歩やおでかけが億劫になってしまったり、ベビーカーはあるけど抱っこ紐しか使ってないなんてことも。
またよく使う道の状況や特徴によって欲しい機能が変わってきますので、チェックしましょう。
戸建て、集合住宅(階段あり) | 子供を抱っこしながら、持ち運べるコンパクトタイプ◎ 簡単に折りたためるものだと楽 |
---|---|
玄関の広さ | 折りたたんでコンパクトにできるもの。 自立タイプが便利 |
でこぼこ道、車通りが多い | 重くても、安定感があり、走行性の良いものがおすすめ |
ママ・パパが楽に使える機能があること
慣れない育児で疲れやストレスが溜まりがちになります。ママ・パパにとっても便利な機能があるベビーカーを選ぶと育児の負担が少し軽くなります。
徒歩でのお散歩や買い物が多ければ、ベビーカー自体に収納スペースが多くあると便利です。
周辺の道や買い物先が狭い場合は、押しやすく小回りがきくタイプが便利です。
ストレスなくおでかけを楽しめるように、ストレスに感じる部分がクリアされてるベビーカーを選びましょう。
道が狭い、徒歩移動がメイン | 片手でもスムーズに押せて、小回りが効くもの |
---|---|
段差でつまづきたくない | タイヤが大きく、重量感のあるもの。三輪タイプなど |
買い物に行くことが多い | 収納スペースが多いものがおすすめ。 オプションで追加できるものもある。 押しやすさも大事 |
階段を使う場面がある | 折り畳みが簡単で、軽量なもの |
安全基準がしっかりしていること
大切な赤ちゃんを守るために、ベビーカーの安全性もよく見ておきましょう。SGマークなど安全基準を通過した商品かどうかがチェックポイントです。
SGマークは各部分の強度、衝撃や振動に対する耐久性や折りたたむときに指を挟まない構造化などが規定されています。国内メーカーが出しているベビーカーは、だいたいSGマークを取得していることが多いです。
海外製のベビーカーの場合は、ASTMやEN規格など、各国、各地域にある安全基準をクリアしているかどうかチェックしましょう。
SGマーク | Safe Goods (安全な製品)の略称で、一般財団法人製品安全協会が定めた安全基準に適合していることを示しているマークです。 |
---|---|
ASTM | 米国標準化団体であるASTM Internationalが策定・発行する規格です。世界75か国で法規制等の基準とされるなど、国際的に広く通用している規格です。 |
EN規格 | EN規格とは、EU(ヨーロッパ連合)域内における統一規格です。ENは、European Normの略称です。 |
出典:SGマークについて | 製品安全協会CPSA (sg-mark.org)
以上、ベビーカーを選ぶ時の5つのポイントでした。
すべての条件を満たすことは難しいので、まずは優先順位の高いものをひとつ決めてから選んでいきましょう。
赤ちゃんが快適に乗れる機能や、ママパパが楽になる機能など年々ベビーカーも進化し続けています。ベビーカーは赤ちゃんとのおでかけを楽にしてくれますし、赤ちゃんが外の世界を楽しむきっかけにもなります。
今回の記事を参考に、ぜひライフスタイルに合わせて最適なベビーカーを見つけてくださいね。
ベビーカーはレンタルから始めることもできる
「たくさんあるから、実際に自分で使ってみてから決めたい」
「候補を絞ったから、購入前に使い心地を確かめたい」という人は、まずはレンタルから始めることもできます。
①価格が安くて、経済的
②購入前に乗り心地、操作性をお試しできる
③赤ちゃんがベビーカーを嫌がらないか試せる
④ライフスタイルにあったスペックや欲しい機能が何かハッキリする
など良いことが沢山あります。
ベビーカーがなかなか決まらない、いつ買ったら良いか迷ってしまって決めきれないという人は、レンタルも選択肢のひとつですよ。
1歳のママ
2歳のママ
おもちゃも賢くレンタルしよう!
ベビーカーもレンタルがありますが、おもちゃもレンタルができるって知っていましたか?
実は赤ちゃんが遊ぶおもちゃも購入以外の選択肢として、レンタルサービスが充実しています。特に定額レンタルサービスの「おもちゃのサブスク」が経済的で、かつ遊び終わったおもちゃの場所も取らなくて良いので人気です。
おもちゃのサブスク「ChaChaCha」では、2ヶ月に一回発育に合わせてプロが選んだおもちゃがご自宅に届き、おもちゃは何度でも交換可能で「届いたおもちゃが気に入らないかも」という不安もありません。また、衛生面においても徹底した衛生管理を行なっているため、おもちゃやぬいぐるみ等においても清潔な状態でレンタルすることができます。
赤ちゃんは成長が早く、あっという間におもちゃも買い替えの時期がやってくるものです。指先の発達や知育のためにたくさんのおもちゃに触れさせたいけど、出費が気になるという方におすすめです。
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