コラム

子ども食と健康について

2021/02/04

子ども食と健康について

皆さんはお子様の食について悩んだことはありますか?日本では約7割の親御さんが子どもの職についての悩みを持っているのです!年齢に応じて適切な栄養を与えられているのか?好き嫌いが激しくて子どもの好きなものばっかり与えているけど大丈夫?うちの子はお菓子ばっかり食べているけど平気?など様々な悩みが出てきますよね。今回はその「食」テーマに栄養に関する知識を解説して参考にしてもらえればと思います!

まずは5大栄養素を把握しよう

栄養を理解する上で、まず一番大事になってくるのが、この5大栄養素になります。5大栄養をは、糖質、脂質、タンパク質、ミネラル、ビタミンの5つで構成されています。

これらを機能的に分類すると、「エネルギー源」「生体組織を作り出す」「生態機能の調節・維持」の3つに分かれます。

糖質(炭水化物)

1g=4kcal

糖質は体内で消化酵素の働きによってエネルギーの源となる糖質と、多糖類に属するが、消化されにくく、エネルギー源とならない食物繊維に大別されます。

糖質の働きと種類

糖質はエネルギーとして最も重要な役割を持ちます。全エネルギーの60%を占めており、単糖類、小糖類、多糖類に分けられます、単糖類というのは最小単位で、小糖類は単糖類が2〜10個結合した化合物、多糖類は数百から数千の単糖が結合した高分子化合物になります。単糖類と小糖類は水に溶けやすい性質を持ちますが、多糖類は水に溶けにくく、ほとんど甘味がありません。

炭水化物は体を動かす燃料

炭水化物は体内でブドウ糖に分解され、基礎代謝や身体活動を支えるエネルギー源となります。中でも脳はブドウ糖だけをエネルギー源とすることと、子どもは脳の発達が目まぐるしいこともあり、全体の約半分のエネルギーを脳が消費してしまいます。脳の成長を支えるためにもきちんと炭水化物を摂取することが大切です!

炭水化物はビタミンB1と一緒に摂取しよう!

炭水化物は様々な食品に含まれていますが、特にお米や小麦などの穀類に多く含まれています。他には芋類や豆類など一部の野菜にも含まれています。これらの炭水化物をより効果的に取るには糖代謝をサポートしてくれるビタミンB1を積極的に摂取しましょう!ビタミンB1は豚肉、豆類、魚卵などに多く含まれているので、一緒に食べさせてあげると良いでしょう。

炭水化物の王様『白米』

白米はあらゆるおかずと合うだけではなく、塩や砂糖、脂、保存料などが一切添加されていない安心食材です!消化・吸収のスピードがゆっくりで腹持ちも良く、幼児にとっては噛む練習やお箸の練習にも適しています。白米には炭水化物の他に、タンパク質、カリウム、ビタミンB1、食物繊維などが含まれており、玄米や雑穀を混ぜてあげるとさらに栄養価もアップはしますが、幼児にとっては胃に負担となることがあるので、あげる際は柔らかくするなど工夫してあげることを心がけましょう!

脂質

1g=9kcal

脂質はエネルギー源体温保存に欠かせない栄養素になります。少量でも多くのエネルギーを得ることができる効率の良いエネルギー源で、細胞膜やホルモン、脳の神経の構成成分にもなっています。唐田の中に存在する脂質の種類を見てみると、体内に貯蔵されてエネルギー源となる中性脂肪、細胞膜などを構成するリン脂肪、ホルモンや胆汁酸の材料となるコレステロールなどがあります。

飽和脂肪酸を摂り過ぎると肥満につながるので注意!

飽和脂肪酸は固形のものが多く、乳製品・牛脂・ラードなどの肉類の動物性脂肪に含まれ、血液中の中性脂肪やコレステロールを増やす脂質です。多用すると、血液中のコレステロール濃度、中性脂肪濃度が上昇して冠動脈疾患や脳血管疾患を誘発したりします。しかし、脂質が不足してエネルギー不足に陥ってしまうと、肌荒れや便秘、発育不全につながってしまうので、適度に与えることを心がけましょう。

効率の良い食べ方は?

コレステロール値が上がってしまっては、肥満や他の病気が怖いという場合、コレステロールの吸収を抑える作用がある食物繊維と一緒に摂取しましょう!脂質の多い食事を取るときは、野菜や海藻類などと一緒に食べると良いでしょう!また、不飽和脂肪酸は酸化すると、過酸化脂質という有害物質に変化します。なので、お子様に与える脂として魚や植物油など新鮮なものを選んで与えるようにしましょう!

タンパク質

1g=4kcal

タンパク質は口から摂取されると消化酵素の働きでアミノ酸に分解され、筋肉・皮膚・内臓・血液など体を構成する細胞の主成分になります。体の機能を調節する酵素やホルモン、神経伝達物質や免疫抗体などの材料にもなることから、生命の維持に大きく関わっています。

幼児にとっては必要不可欠なタンパク質

身体の成長が目まぐるしい成長期の子供にとってはタンパク質が欠かせません!タンパク質の一つであるコラーゲンは骨の成長を手助けし、そこにカルシウムが加わることで硬く頑丈な骨が出来上がります。さらにタンパク質は筋肉を構成し、成長ホルモンの分泌を促します。体を動かすエネルギーにもなり、運動量が多いほどに必要量も多くなっていきます。怪我をすれば組織の修復にも使われ、ウィルスや最近から体を守ってくれるといった必要不可欠な栄養素です!

不足すると、免疫力が低下し、抵抗力が弱くなります。身体の成長に大きく関係することから、不足は必然的に成長不足になります。逆に摂りすぎで心配なことと言えば、肥満でしょう。体外へのカルシウム排出が促されるため、骨が弱くなってしまうなんてこともあります。

子供に食べさせたい良質なタンパク質とは?

タンパク質は一定期間を過ぎると分解されて体外に排出されてしまうので、常に新しいタンパク質を補給していく必要があります。タンパク質は主に動物性の食品に多く含まれています。特に牛肉・豚肉・鶏肉・アジ・鮭・牛乳・卵などです。植物性の中では大豆製品がいいでしょう。幼児に食べさせやすい納豆・高野豆腐・きな粉・海苔などからも摂取することができます。食品によっては含まれているアミノ酸などの種類が違うので、動物性と植物性はバランスよく摂取することをお勧めします。

ミネラル

1g=0kcal

そもそもミネラルってなんなのか?あらゆる物質を作る基本単位が元素で生態は主に4つの元素(酸素・炭素・水素・窒素)でできている。ミネラルはそれ以外の元素の総称となります。人体に必要とされるミネラルは16種類必須ミネラルと呼ばれています。特に必要なミネラルを主要ミネラル、残りを微量ミネラルと呼んでいます。主要ミネラルは、カルシウム・リン・カリウム・硫黄・塩素・ナトリウム・マグネシウムで微量ミネラルは鉄・亜鉛・マンガンなどが挙げられます。このミネラル不足で最も深刻な健康障害はカルシウム不足による骨粗しょう症。他にも鉄不足による貧血、亜鉛不足による肌荒れや味覚障害などがある。

丈夫な骨と葉の成長に欠かせないカルシウム

カルシウムは人体に最も多く含まれているミネラルです。体内の99%のカルシウムはに存在しています。骨はカルシウムの貯蔵機能を果たし、必要に応じて血液中にカルシウムを溶け出させたり、取り入れたりしています。カルシウムは、乳製品・大豆製品・小魚・海藻類のほか小松菜・大根の葉などの緑色野菜に多く含まれています。成長期には必ず必要になるもので、不足してしまうと成長不足弱い骨の原因にもなってしまうので、積極的に摂取しましょう!牛乳であれば1日にコップ1〜2杯程度を目安に摂取しましょう。

体内に酸素を届ける大切なミネラル『鉄』

鉄は、赤血球の成分(ヘモグロビン)として、肺が取り込んだ酸素を全身の細胞に運び、細胞から二酸化炭素を受け取って肺へと運びます。加えて血液中の酸素を筋肉に取り込み、貯蔵する役割も担っています。体内の酸素を使い果たし、貯蔵されている鉄まで不足してくると、めまい・動悸・息切れ・吐き気・食欲不振など様々な身体症状が現れます。酸素の運搬役であるヘモグロビンが少なくなり、各臓器が酸素不足の状態になってしまうのが原因です。成長期の子供は特に血液を必要とするため、鉄の働きが大きな影響を及ぼします。鉄は体内では合成できないので、食事から十分に摂取する必要があります。鉄を多く含む食品はレバー・赤身の肉・カツオやマグロなどの赤身魚・海藻類・納豆・小松菜やほうれん草などがあります。

chachacha(チャチャチャ)は、
お子様の成長に合わせておもちゃプランニングをし、定期的にお届けする定額制サービスです。
そんな選んで遊べるおもちゃのサブスクが、初月1円でお試しできます!

↓今すぐ下の画像をタップしてお申し込み↓

↓まずはどんなおもちゃがあるか見てみたい方↓

←前の記事 次の記事→

おすすめ記事