引っ張るおもちゃ（プルトイ）の特徴と選ぶポイント

赤ちゃんが引っ張るおもちゃ（プルトイ）を引いて歩く姿は微笑ましいものです。そんなプルトイは、お子様が楽しく遊べるのはもちろん、知育の面でもさまざまな効果が期待できるおもちゃとして知られています。

大切なお子様にプルトイをあげたいとき、どんな選び方をすれば良いのでしょうか？この記事では、プルトイの知育効果や、お子様へおもちゃを選んであげる際のポイントまでお伝えします。

また、赤ちゃんの発育段階に合わせておもちゃを選べる、便利な知育玩具のサブスクサービスもご紹介します。心と体を育む知育玩具をお探しのママ・パパは、ぜひチェックしてみてください。

引っ張るおもちゃ（プルトイ）とは？

赤ちゃんが引っ張って遊ぶタイプのおもちゃは「プルトイ」と呼ばれます。プルトイは本体に紐と車輪が付いているのが特徴です。赤ちゃんが紐を引いて歩くと車輪が回り、おもちゃが一緒についてきます。

おもちゃによっては、引っ張ることでそれに合わせて動きや音を楽しめるものなどの、凝った仕掛けもあります。また、紐を引いて歩くだけでなく、床の上を走る様子を見るだけでも楽しめるため、歩き始める前の赤ちゃんでも遊べます。身の回りのものに興味を持ち始めたお子様にぴったりの知育玩具です。

そんなプルトイは、楽しく遊びながら学んだり、体の発達をサポートしたりできるのが魅力です。知育玩具は、赤ちゃんの好奇心を刺激しながら新しい遊びに挑戦する自主性を育んだり、日常生活の動作をトレーニングしたりできます。お子さまが、生後6カ月を過ぎて「ずりばい」やハイハイが始まったら、お家の方がプルトイで一緒に遊んであげましょう。

引っ張るおもちゃの知育効果とは？

引っ張るおもちゃで遊ぶと、以下の知育効果が期待できます。

お子様の発育を促してくれる知育玩具をお探しなら、ぜひプルトイで遊ばせてあげましょう。

指先や腕力の発達

プルトイでの遊びを通じて紐を引っ張る動作を繰り返し行うと、赤ちゃんの指先や腕力の発達が促されます。ものを引く動作は日常生活にも欠かせない動きです。ぜひおもちゃ遊びでたくさん練習させてあげましょう。市販のプルトイには、赤ちゃんの好奇心を刺激する仕組みがたくさんあります。すくすくと成長するお子様が、自然と紐を掴んで引っ張ってみたくなるのが、知育玩具のよさといえます。

自発性や自主性の育成

プルトイは赤ちゃんの「自己教育力（＝自分で学んで成長しようとする力）」を引き出し、自発性や自主性を育むのに役立ちます。まだ歩けない赤ちゃんには、大人の方がプルトイを引っ張って、遊ぶ様子を見せてあげても良いでしょう。本人のなかに「自分でやってみたい！」と挑戦する意欲が芽生えます。

自己教育力は、子どもの自主性を尊重する「モンテッソーリ教育」でも大切にされている力です。子どもが自分で考えることや、自分で実践することを重視した教育によって、本人の力を伸ばしていきます。プルトイはお子様の自主性や自発性を育てたい親御さんにもおすすめの知育玩具です。

論理的な考え方の育成

プルトイは非常にシンプルな仕組みのおもちゃですが、赤ちゃんにとっては、「引っ張るとおもちゃが動く」という物事の関連性に気づかせてくれる側面があります。赤ちゃんにとっては遊びのなかで学ぶひとつ一つが大きな発見なのです。こうした物事の関連性を学ぶことが、ゆくゆくは論理的な考え方をする上で重要な経験となるでしょう。

追視のサポート

プルトイで遊ぶとき、赤ちゃんはおもちゃの動きを自然と目で追うことになります。これが「追視（＝動いているものを目で追いかけること）」のトレーニングになるのも、プルトイで遊ぶメリットの一つです。一般的に追視は生後2カ月頃から始まるとされ、生後6カ月を過ぎる頃には上下左右の動きを目で追えるようになってきます。プルトイでの遊びは、大切な発育の一つ「追視」のサポートにもつながるでしょう。

引っ張るおもちゃの選び方は？

引っ張るおもちゃ（プルトイ）は、赤ちゃんの発育にさまざまな良い効果をもたらしてくれます。

知育玩具を選ぶときは、お子様が自然と興味を持って楽しく、かつ安全に遊べるように、以下のポイントを押さえておきましょう。

ここでは、プルトイの選び方を解説します。

赤ちゃんの興味を引くデザイン

プルトイを選ぶ上で大切なのが、赤ちゃんが自然と興味を持ってくれるデザインをチョイスすることです。お子様にたくさん遊んでもらうためにも、本人の好みに合うデザインを選ぶのが重要なポイントといえます。多彩なモチーフのプルトイがあるので、お子様の興味関心に合わせて選んであげるとよいでしょう。

たとえば、動物好きなお子様には、アニマルモチーフのプルトイを選んで、可愛い動物たちと一緒に楽しくお散歩させてあげましょう。また、乗り物好きなお子様には、車や電車などの乗り物モチーフのプルトイを選ぶと、引っ張ることで乗り物が走る様子を楽しんでくれそうです。

赤ちゃんが引っ張りたくなる仕掛け

プルトイのなかには、車輪の回転に合わせてパーツが動いたり、音が鳴ったりする仕掛けつきのものがあります。引っ張るたびに動きや音を楽しめる仕掛けがあると、赤ちゃんが自然とおもちゃで遊びたくなるでしょう。好奇心をくすぐる凝った仕掛けにも注目してプルトイをお選びください。

たとえば、車輪の回転に合わせてカタカタと上下に動くプルトイや、内部のビーズが転がるプルトイ、プロペラが回転するプルトイなどは、お子様の目を強く引きつけます。また、引っ張ると楽器が鳴るものや、電子音が流れるもののように、音でお子様を引きつけるタイプもおすすめです。

扱いやすさ

プルトイは赤ちゃんが引っ張って遊ぶため、選ぶ際は紐の引っ張りやすさや本体の大きさなども考慮してあげましょう。たとえば、紐を引っ張るときに小さな手でも掴みやすいように、持ち手の形状をチェックしてみてください。また、本体のサイズや重量が大きいと、まだ小さなお子様には引っ張るのが難しいこともあります。お子様の歩き始めには小さめのプルトイを選ぶといったように、発育段階に合わせて快適に遊べるサイズ感のものを用意できると理想的です。

高い安全性

プルトイをはじめとした知育玩具は、赤ちゃんが安全に遊べることを前提に選ぶ必要があります。特に0歳児は身の回りにある物を口に入れてしまうことも多く、おもちゃの誤飲による事故が起こりやすいといえます。口に入るような小さな部品がなく、誤飲のリスクが少ないおもちゃを選びましょう。

また、プルトイを引っ張って遊ぶ際に起こるけがにも注意が必要です。たとえば、重量の大きなプルトイを落としたり倒したりする心配があるなら、小さめで軽いプルトイを選ぶと良いでしょう。お子様の年齢に適したプルトイをチョイスして、お家の方が見守りながら一緒に遊んであげることも大切です。

優れた耐久性

市販されているプルトイにはさまざまな材質のものがあります。代表的なのは、木製やプラスチック製のプルトイです。素材によって風合いだけでなく、耐久性が異なることも押さえておきましょう。

木製のプルトイは木のぬくもりや重量感が特徴で、引っ張るときに安定感があり、耐久性にも優れています。長期間にわたり遊べる点が魅力だといえます。

プラスチック製のプルトイはカラフルなデザインが多く、比較的リーズナブルです。引っ張ると電子音が鳴るなど、木製のプルトイとは異なる魅力があります。その一方で、木製と比べて割れやすいため、激しい衝撃には注意が必要です。

引っ張るおもちゃは「ChaChaCha」で用意しよう

引っ張るおもちゃ（プルトイ）をはじめとした知育玩具は、日々の遊びを通じてお子様の成長を促してくれます。お子様の発達段階に適したおもちゃを用意して、お家の方と一緒に楽しく遊びながら、この時期の心と体に必要なトレーニングの機会を与えてあげましょう。

赤ちゃんの成長を促す知育玩具には対象年齢があり、発達段階に合わせて選ぶことが大切になります。そこで便利に使えるのが、おもちゃのサブスクサービス「ChaChaCha」です。有名ブランドの知育玩具を年齢に合わせてレンタルできるのは、サブスクならではの魅力です。さまざまな知育効果が期待されるプルトイは、ぜひ「ChaChaCha」のレンタルをご利用ください。

まとめ

引っ張るおもちゃ（プルトイ）には、指先や腕力の発達を促したり、自発性や自主性を育んだりする知育効果が期待されています。また、遊びを通じて物事の関連性を学んだり、追視をサポートしたりできるのも、プルトイの特徴です。

そんなプルトイをレンタルするなら、おもちゃのサブスクサービス「ChaChaCha」がおすすめです。基本プランなら、月額3,630円（税込）とリーズナブルな料金で、2カ月ごとにカタログで選んだ知育玩具をお届けします。有名ブランドの知育玩具の中から選べる安心感も魅力です。ぜひ「ChaChaCha」でお子様の成長を促すおもちゃを選んでください。