成長/発達

魔の三ヶ月とは?いつからいつまで?黄昏泣きやぐずりの原因、対処法を解説

2025/08/22

魔の三ヶ月とは?いつからいつまで?黄昏泣きやぐずりの原因、対処法を解説

生後3ヶ月頃から、急に泣きが激しくなったり、抱っこしないと泣き止まないなど、これまでとは違った行動が見られるようになり、「急に育児が大変になった」と感じることが多いのではないでしょうか?

この時期は、多くのママ・パパが大変と感じている時期で「魔の三ヶ月」と呼ばれています。黄昏泣きや睡眠退行といった現象も、この時期によく見られます。

しかし、これらの変化には、赤ちゃんの急激な成長や感情の発達といった理由があります

この記事では、魔の三ヶ月がいつからいつまで続くのか、赤ちゃんの様子や原因と具体的な乗り越え方まで、詳しく解説していきます

夜泣きや抱っこばかりでしんどいと感じているママ・パパが、この時期を乗り越えるヒントをお伝えしますので、ぜひ参考にしてください。

魔の三ヶ月とは?いつからいつまで続くの?

「魔の三ヶ月」とは、生後3ヶ月~4ヶ月頃にかけて、赤ちゃんに見られる急な変化のことをいいます。それまでの穏やかだった様子から一変し、ママがいないと泣いたり、機嫌が悪くぐずることが増えたりするようになるのです。突然火が付いたように激しく泣くこともあります。

オムツ替えや、抱っこ、これまで効果があったあやし方をしても、なかなか泣き止んでくれなくなるので、ママ・パパは困惑してしまうことの多い時期です。無理に泣き止ませようとしなくて大丈夫ですので、リラックスできることを取り入れたりして、過ごしていきましょう。

 

魔の三ヶ月は、はっきりとした原因はわかっていませんが、主に「成長に伴う不安や戸惑いから、ぐずりが増えたり、安定していた生活リズムが乱れたりしている」と考えられています。この時期の赤ちゃんは、首がすわるなど、脳や身体の発達が著しいときです。泣いたり、ぐずぐずしたりが増えますが、それらは病気ではなく、発達過程での自然な現象ですので心配しすぎなくて大丈夫です。

個人差はありますが、多くの場合は生後5~6ヶ月頃には成長とともに落ち着いてくるでしょう。

魔の三ヶ月に主に起こること

魔の三ヶ月では、赤ちゃんに次のような様子が多く見られます。

 

魔の3ヶ月に起こること:

・突然、火が付いたように泣く

・何をしてもなかなか泣き止まない

・寝ぐずり、夜泣きが増える

・日中もぐずり、不機嫌が増える

・ママがいないと泣く

・抱っこしないと泣く

・生活リズムが乱れる

 

なかでも、中核となる①黄昏泣き、②睡眠退行、③ぐずり・不機嫌、④抱っこしないと泣く、という4つの状態について解説していきます

 

黄昏泣き(コリック)│いつから起こる?

「黄昏泣き」とは、同じような時間帯(主に夕方から夜)に、赤ちゃんが理由もなく激しく泣き出す現象のことをいいます

早い子では生後2週間頃から始まりますが、大体は2~3ヶ月頃に起こることが多いようです。特に、夕方の時間帯に機嫌が悪くなることが多く、抱っこやお世話をしてもなかなか収まらないのが特徴です。医学的には、「疝痛(コリック)」と呼ばれ、世界共通でみられています。ただ、すべての子に起きる訳ではなく、約20%(5人に1人)の割合で経験するとされています。

原因はまだ判明していませんが、赤ちゃんの成長発達に伴う脳の変化や、日中に受けた刺激の処理が追い付かないことなどが考えられています。

 

睡眠退行│寝ない、寝つきが悪くなる

「睡眠退行」と呼ばれる、睡眠の乱れも起こることがあります。睡眠退行とは、それまで安定していた睡眠リズムが急に乱れ、突然に何度も起きるようになったり、寝つきが悪くなってしまうことをいいます

この現象は、赤ちゃんの脳の発達や睡眠サイクルの成長に伴う変化が原因とされています

生後3ヶ月の赤ちゃんは、首すわりや追視ができるようになるなど、身体と脳が大きく発達しています。このような、急速に発達が進む時期では、脳が刺激を処理するために、一時的に睡眠リズムが変わってしまうと考えられています。

 

また、新生児期頃は60%くらいが、浅い眠りの「レム睡眠」でしたが、生後3ヶ月ころになると少しずつ「ノンレム睡眠」が増えていきます。睡眠のリズムも徐々にできてくるころです。こうした睡眠やリズムの変化も影響しているでしょう。

睡眠退行は、生後3ヶ月~2歳までに何回か起こります。

 

参考:汐見稔幸,榊原洋一,中川信子監修「はじめて出会う 育児の百科[0〜6歳]」

 

ぐずりが増えたり、うーうーと不機嫌になる

突然ぐずりやすくなったり、うーうーと不機嫌な様子を見せることも増えてきます。

寝ぐずりが始まったり、ちょっとした刺激で不機嫌になることもあります。ママがいないと泣いたり、ママ以外だと泣いたりといった、人見知りのような反応が見られることも。

泣いたり、ぐずったりという反応は、赤ちゃんが新しいスキルを獲得する過程で起きています。ここを乗りこえると、赤ちゃんは大きく成長して、新たなステージへ入っていきますよ。

 

抱っこしないと泣く

布団やベッドにおろすと激しく泣き、抱っこしていないと泣いてしまう子も多くいます。

1日中ずっと抱っこが必要となるため、食事もゆっくりとれず、家事も進まないなど、やりたいことが何もできないと感じている方も多いでしょう。ママ・パパは心身ともに疲れてしまいますよね。

一時的な現象ですので、「今だけ」と割り切って、家事を最低限に減らしたり、新生児頃から使える抱っこ紐を活用してみましょう。

【体験談】これが魔の三ヶ月⁉泣き続けてしんどい…

何をしても泣き止んでくれない「魔の三ヶ月」は、多くのママ・パパが「大変…」「しんどい…」と感じる時期ですよね。先輩ママたちの体験談をみてみましょう。

 

 

 

1歳のママ

 
とにかく、起きている時間はずっと泣いていました。昼夜も逆転気味だったと思います。
ずっと抱っこして歩いていないとダメで大変でしたが、ドラマを見ながら乗り切りました!
 

1歳のママ

3ヶ月になったら急に寝つきが悪く、グズグズしてました。
外に出ると泣き止んだので、ダメな時はよく外出していました。
 
キャラ1
Cha Cha Chaスタッフ
様々な方法を試しても、「泣き止んでくれない」「寝てくれない」のは、本当に大変ですよね。
ご家族やサービスに頼って、ひとりで抱えこまないことが大切です!

Cha Cha Chaスタッフ
 
実は、魔の3ヶ月が起こるのは、赤ちゃんの成長によるもの
赤ちゃんの状態と対処法を知って、うまく乗り越えていきましょう!

魔の三ヶ月(黄昏泣きやグズグズ期)が起こる原因

魔の三ヶ月は、様々な要因が複数合わさって起きるとされています。ここでは主な3つの要因について解説します。

 

①急激な成長・発達による影響

②メンタルリープの時期

③感情の発達

 

その他にも、疲労や不安感、ゲップが上手くでなくて、ガスが溜まっているなどの理由も考えられています。

 

急激な成長・発達による影響

生後3ヶ月頃の赤ちゃんは、首すわりが始まるという大きな節目を迎えます。首が安定してくると、気になる方向へ顔を向けてみたり、縦抱きになることで世界が急に広く、立体的に見えるように変わっていくのです

また、五感の発達も目覚ましく進み、目、耳、手から入る刺激も多く、豊かになっていきます

例えば、30cm先のものがぼんやりと見えるようになると、いままで見えなかったモノの形や模様がわかるようになります。手を自分の意志で動かしてみることも、初めての体験でしょう。また、おもちゃを手に持ったり、口に入れて確かめることも同様に、味や触感など知らない経験ばかりです。

このような五感の発達や、体の大きな変化は成長の一環ですが、赤ちゃんにとっては同時に、不安と戸惑にもなっているのです。まだまだ発達途中の脳では、日中に受ける様々な刺激や、新しい感覚を十分に処理しきれません。そのため、泣いたり、ぐずったりしてしまうのです。

 

メンタルリープの時期

「メンタルリープ」とは、赤ちゃんの脳や身体が急激に発達する時期に、それに伴って一時的に機嫌が悪くなったり、ぐずりが出やすくなる行動の変化のことをいいます。1990年代初めに、研究者のプローイュ夫妻が提唱した概念です。

メンタルリープは、生後20ヶ月までの間に10回訪れるといわれており、生後3ヶ月頃もその時期にあたります。

生後3ヶ月の時期は「推移のリープ」と呼ばれ、赤ちゃんは見聞きしていたものを点で捉えていたところから、一連の流れとして認識しはじめます。ママ・パパがお世話をしている動きを追ったり、振ると音が鳴るおもちゃで遊んだり、移り変わる様子を楽しめるようになるでしょう。

身の回りで起きていることを流れで理解しはじめ、興味を持ちますが、同時期にぐずりや泣きもみられるのです。

 

感情の発達

少しずつ感情の意思表示もしていきます。泣くことで、自分をアピールしたり、不安や不快な思いを表すようになっていきます

生後2~3ヶ月頃になると、赤ちゃんの感情が豊かになり、よく笑い、よく泣くようになります。新生児期の反射的な笑いから、あやすと嬉しそうに笑う社会的な笑いへと発達し、機嫌が良いときと悪いときの差がはっきりしてきます。「アーウー」といったクーイングも、機嫌の良いときに発せられるでしょう。嬉しい、不快、不安といったことを、泣いたり、笑ったり、声に出すことで表現しはじめています。

いままで通り、抱っこやおもちゃで対応しても泣き止まないことが増えるのは、赤ちゃんが泣くことで「疲れた」「眠い」「不快」といった複雑な感情を表現するようになった成長の証しです

魔の三ヶ月の乗り越え方

魔の三ヶ月は、生後3か月前後に多くの赤ちゃんに見られる一時的な現象です。

この時期の激しい泣きや、ぐずりの乗り越え方として、まずは「赤ちゃんの成長過程の一部」と捉えることが大切です

そして、ミルクやオムツ替え、遊んだり、あやしたりなど、お世話で必要なことを一通り試したあとは、「赤ちゃんを信じて見守る」ことも大切な対応のひとつです

また、育児は思い通りにいかないものと割り切り、「完璧を求めすぎない」「最低限の家事だけにする」と考えることで心の負担を減らしていけるでしょう。

なかなか寝てくれなくて寝不足が続いたり、抱っこばかりで試練とも感じる時期ですが、ママとパパが交代で対応したり、ストレスを発散できることをするなど、しっかりと休息を取れるように対応して、乗り越えていきましょう。

魔の三ヶ月の対応方法

魔の三ヶ月で起こる、主な3つのことへの対処法を紹介していきます。

 

①黄昏泣き、夕方になると泣いたり、機嫌が悪いとき
  • ・散歩やお風呂で気を紛らわせる
  • ・泣きが始まる時間帯の刺激を減らす
  • ・スキンシップを増やす
②睡眠退行、急に寝つきが悪くなったとき
  • ・ホワイトノイズを使う
  • ・生活リズムを一定にする
  • ・マッサージをして、リラックスさせる
ギャン泣きが止まらないとき
  • ・散歩や音楽を流して、気を紛らわせる
  • ・抱っこやおくるみで安心感を与える
  • ・赤ちゃんを信じて見守る

 

 

①気分転換や落ち着く環境を整える

黄昏泣きが起こる夕方前までに、音や光などの刺激を少なくして、静かで落ち着いた環境を整えると良いでしょう。ホワイトノイズや自然音を聴かせると、少し落ち着く子もいます。

また、夕方になる前に抱っこをしながら散歩に出かけたり、お気に入りのおもちゃで遊ばせたりして、気を紛らわせてあげるのも良い方法です。生後3ヶ月頃の赤ちゃんには、握りやすいガラガラや、音が鳴って動くメリーやおきあがりこぼしなどがピッタリです

特に外出は、赤ちゃんの気が紛れやすくなりますし、ママにも良い気分転換になるのでおすすめです。新しい道を歩いてみたり、お気に入りの場所へ行ったりして、ママもリフレッシュしましょう。

1日に3時間以上も激しく泣かれるため、ママ・パパは疲れ果ててしまいますが、上手にリフレッシュしていきましょう。一時的な現象ですので、5~6ヶ月頃には自然と落ち着いていきます。

 

マッサージや生活リズムを一定にして、安心感を与える

赤ちゃんが安心感を感じられることや、生活リズムを整えると良いでしょう。ホワイトノイズの音など、お腹の中にいた時に似た音を聞かせてあげたり、優しいタッチでお腹や背中をゆっくりマッサージすることで、赤ちゃんがリラックスしやすくなります。

温かい手のマッサージは、安心感を与えてあげられますし、ボディーイメージを掴むことにもつながります。お腹へ「の」の字マッサージをしてあげると、腸の動きも促進されていきます。

また、毎日同じ時間に寝かせる、お風呂や絵本などの寝る前のルーティーンを続けることも有効です

 

参考:「赤ちゃんの睡眠について」つだ小児科クリニック

 

赤ちゃんが落ちつくまで見守る

生後3ヶ月頃の赤ちゃんは、何をしても泣き止まない時期があります。魔の3ヶ月の時期を乗り越えるには、ママ・パパが心身ともに健康でいることが何より重要です。

赤ちゃんを抱っこしたまま散歩に出かけたり、お気に入りの音楽を流したりして、リラックスできる環境を作ってみましょう。泣き続ける原因が分からなくても、それは正常な発達過程の一部です。無理に泣き止ませようと頑張らず、赤ちゃんが自然に落ち着くまで見守ってあげましょう。

 

“急激な成長過程にある赤ちゃんは、頭の中が情報過多で、眠っている間も休まらない状態。(中略)興奮をうまく収めることができず、夢と現実が頭の中でごちゃごちゃになることもあります。(中略)朝がきて、夜がきて、また朝がきて……という経験をくり返すうちに、頭の中にインプットする情報量を調節し、自分で興奮を収められるようになります。(中略)ママにできるのは、子どもが自然にその能力を獲得するのをひたすら待ってあげることだけ。”出典:『5万組を子育て支援して見つけた しない育児』(2023年8月,サンクチュアリ出版,HISAKO)

まとめ

今回は、多くのママ・パパが経験する「魔の三ヶ月」について、その原因や対処法を詳しく解説しました。

生後3~4ヶ月頃に起こる黄昏泣きや睡眠退行、激しいぐずりなどは、赤ちゃんの急激な成長や脳の発達にともなう自然な現象です。この時期は確かに大変ですが、赤ちゃんが大きく発達している証拠でもあります。多くの場合、生後5~6ヶ月頃には自然と落ち着いてきますので、「今だけ」と割り切って、赤ちゃんの成長を見守る気持ちで乗り越えていきましょう。

 

おもちゃ遊びに誘って気分転換をしたり、スキンシップをとることも効果的です

生後3ヶ月の赤ちゃんは、手を自分の意志で動かしたり、おもちゃを握ったり口に入れて確かめるなど、五感を使った探索活動が活発になります。

しかし、「月齢に合ったおもちゃを選んであげたいけれど、どれが良いか分からない」「お世話に手いっぱいで、おもちゃを選んでいる時間がない」と悩まれるママ・パパも多いのではないでしょうか。そんなご家庭には、赤ちゃんの発達段階に合わせて専門家が厳選したおもちゃを定期的にお届けする、「おもちゃのサブスク」がおすすめです

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赤ちゃんの成長に寄り添った最適なおもちゃで遊ばせてあげたい方は、この機会にチェックしてみてくださいね!

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