コラム

手押し車はいつから使える? 赤ちゃんの歩行をサポートする定番おもちゃの魅力

2024/05/29

手押し車はいつから使える? 赤ちゃんの歩行をサポートする定番おもちゃの魅力

手押し車は、赤ちゃんが楽しく歩く練習をするために役立ちます。つかまり立ちを始めた頃から使うおもちゃで、体幹やバランス感覚、全身の筋肉を効率よく鍛えます。そんな手押し車ですが、「いつから使えるの?」「どうやって選べばいいの?」と悩むママ・パパが少なくありません。

そこで今回は、赤ちゃんが手押し車を使える時期やサイン、選び方、他の歩行補助具との違いについてご紹介します。手押し車を選ぶポイントにも触れますので、ぜひ参考にしてください。

手押し車とは?赤ちゃんはいつから使える?

つかまり立ちを始めた赤ちゃんにとって、手押し車は歩行練習の良いサポートとなります。ここでは、赤ちゃんが手押し車で遊べるようになる時期やサインについてご紹介します。

手押し車とは?

手押し車とは、つかまり立ちができるようになった頃から遊べるおもちゃです。本体を押して歩くことで、バランス感覚や足腰の筋力を鍛えられます。カタカタと音が鳴ったり、おもちゃが付いていたりするものが多く、赤ちゃんの興味を引きつけながら、楽しく歩行練習ができるようになっています。

手押し車で遊ばせるときは、赤ちゃんから目を離さないようにしてください。階段の近くや段差のあるところでは使用を避け、必ずママ・パパが付き添うようにしましょう。また、手押し車は歩行練習のためのものなので、長時間使わせ過ぎないことも大切です。

使い始める時期の目安は?

赤ちゃんの発達段階によって異なりますが、早い子だと8ヶ月頃から、遅い子でも1歳半頃までには使えるようになるでしょう。具体的な目安は、つかまり立ちや伝い歩きができるようになる頃です。

これはあくまでも目安であり、無理に使わせる必要はありません。赤ちゃんが自分から手押し車に興味を示し、つかまって立ち上がろうとしたら遊ばせてみてください。

使えるようになるサインは?

つかまり立ちをして、その場で足を動かしてステップを踏むようになったら、手押し車で遊べるサインといわれます。加えて、手を床について膝を伸ばした「高バイ(高這い)」の状態でおしりを振る動きも、前に進みたいという意欲の表れとされます。これらの動きが見られたら、手押し車で遊ばせてみるとよいでしょう。

ただし、赤ちゃんの成長・発達には大きな個人差があります。無理に歩かせようとはせず、我が子の成長ペースに合ったおもちゃを用意することが大切です。

赤ちゃんが手押し車で遊ぶメリットとは?

手押し車は、赤ちゃんの歩行トレーニングに役立つおもちゃです。歩行意欲を高め、上手に歩くためのサポートをします。ここでは、赤ちゃんが手押し車で遊ぶメリットについてご紹介します。

赤ちゃんが「歩行」を主体的に楽しめる

手押し車は、赤ちゃんの「自分で歩きたい」という欲求を満たすおもちゃです。できなかったことができるようになる嬉しさ、新しいことを発見する喜びを存分に味わえます。また、手押し車の使用期間は比較的短いものです。新しく購入する場合は、成長に応じて遊び方を変えられる多機能タイプをおすすめします。

歩行トレーニングを効率的にサポートする

手押し車のハンドル部分につかまることで、赤ちゃんは自分の体重を支えながら、バランスを取って立ったり歩いたりできるようになります。手押し車を前に押して進むことで、一歩一歩踏み出す練習ができ、歩行に必要な筋力やバランス感覚、体幹を鍛えられるでしょう。

最初の一歩を出せるようになる

手押し車には適度な重みがあるため、赤ちゃんがよろめいても、すぐに倒れることはありません。この安定感が一歩一歩踏み出す勇気を与えてくれるでしょう。

また、手押し車の中には、子どもの成長に合わせて長く使えるように設計されているものもあります。例えば、ハンドルの高さが調節できたり、押し車としてだけでなく乗用玩具としても使用できたりと、成長に合わせて遊び方を変えられます。

手押し車を選ぶポイントは?

手押し車は、赤ちゃんの歩行トレーニングに欠かせないアイテム。しかし、市販されている手押し車の種類が多く、どれを選べばよいか迷う人が少なくありません。

そこで、手押し車を選ぶときのポイントについて解説します。素材や機能性、安全性を重視しながら選んでみてください。

素材をチェック

まずは、手押し車の素材をチェックしましょう。素材は主に木製とプラスチック製の2種類に分けられます。木製の手押し車は柔らかく、温かみのある質感から赤ちゃんの手に馴染みやすいのが特徴。シンプルでおしゃれなデザインのものが多く、お部屋のインテリアとしても馴染むでしょう。

一度購入すれば長く使えますが、プラスチック製の手押し車に比べると高価です。手押し車は使用期間が短いおもちゃなので、サブスクでレンタルする人が少なくありません。

一方、プラスチック製の手押し車は、かわいらしいデザインやキャラクターものが多く、メロディや効果音などの機能も充実しています。多機能タイプを選ぶなら、プラスチックの手押し車がおすすめです。それぞれの特徴を理解して、お子様の興味を引くものを選ぶことが大切です。

機能性をチェック

素材の次にチェックしたいのが、機能性です。手押し車の中には、歩き疲れたときに腰掛けられる座面があったり、ハンドルにメロディやライト、クラクションなどが付いていたりするものがあります。特にギミック付きの手押し車は、楽しく遊びながら歩行トレーニングに取り組めるのが魅力。少し大きくなっても、飽きずに遊んでくれやすいのでおすすめです。

安全面を考慮

手押し車は赤ちゃんが直接触れるものなので、安全性が何より大切。角には面取り加工が施されているか、指や手が挟まれない設計になっているかをチェックします。また、車輪にゴムが付いていると、床を傷つけにくく音も静かです。大きな音を出せない集合住宅などでも、安心して遊ばせられるでしょう。

手押し車と他の歩行補助具の違い

赤ちゃんの歩行をサポートするアイテムとして、手押し車の他に「歩行器」や「乗るおもちゃ(乗用玩具)」などがあります。それぞれの特徴を理解し、赤ちゃんの発達段階に合ったものを選びましょう。改めて、手押し車と歩行器や乗用玩具との違いをご紹介します。

歩行器との違い

手押し車と歩行器は、どちらも赤ちゃんの歩行をサポートする育児用品ですが、その機能や特徴に大きな違いがあります。

手押し車は、赤ちゃん自身の力で立つこと、歩くことを前提に設計されています。疲れたらお座りできるなど、自分の意思である程度自由に扱えるおもちゃです。遊びを通じて、自然な形で下半身の筋力やバランス感覚を養えます。

一方の歩行器は、赤ちゃんを乗せて移動させる育児用品です。腰が据わった頃から使用でき、自分では歩けなくても、歩行器に体重をかけて移動できます。歩行器を使うと視界が広がって機嫌が良くなったり、保護者が家事をする間の安全確保になったりするメリットがあります。

しかし、歩行器の使用により本来必要な筋肉が付きにくくなったり、バランス感覚が養われにくくなったりするデメリットもあります。また、事故のリスクもあるため、使用する際は十分な注意が必要です。

乗るおもちゃ(乗用玩具)との違い

乗用玩具は文字通り、乗ることを目的としたおもちゃで、足で蹴って進む「足蹴りタイプ」や電池駆動の「電動タイプ」があります。歩行トレーニングをサポートするものではなく、あくまでも娯楽目的のおもちゃに過ぎません。自然かつ無理なく自立歩行を促すなら、手押し車で遊ばせてあげるのがよいでしょう。

安全性の高い手押し車を選ぶポイントは?

ここでは、安全性重視で手押し車を選ぶためのポイントをご紹介します。転倒防止機能やSTマーク、タイヤの素材などをしっかりと確認してください。

転倒防止機能

まずは、転倒防止のための工夫が施されているかどうかをチェックしましょう。具体的には、本体に重みがあるか、後輪に大きめのストッパーが付いているかなどを見ます。特に軽量なプラスチック製の手押し車は、赤ちゃんが勢いよく押すと後ろに転倒してしまう恐れがあるので注意が必要です。

STマークの確認

STマークとは「一般社団法人 日本玩具協会」が定めた厳しい安全基準をクリアしたおもちゃに与えられるマークのこと。このマークが付いている玩具は、構造や素材の品質、強度などの安全基準を満たしていることが認められています。安全性重視で手押し車を選ぶなら、STマークのある製品を選びましょう。

なお、海外製の手押し車であれば、ヨーロッパの安全基準「CE」やアメリカの「ASTM」、「CPSC」などの安全基準に適合しているかを確認してみてください。

タイヤと騒音対策

安全性に加え、騒音対策もチェックしておきたいポイントです。木製の手押し車は高級感がありますが、床を傷付けやすい難点があります。対して最近のプラスチック製手押し車の多くは、タイヤにゴムが施されていて床への負担が少ない上、音も静かなのが特徴。マンションなどの集合住宅にお住まいなら、必ずタイヤがラバー素材かどうかを確認してください。ゴムタイヤなら防音性に優れ、階下への配慮もばっちりです。

手押し車は「レンタル」がおすすめ?

手押し車は、つかまり立ちを始めてから数ヶ月使うのが一般的です。比較的短い期間しか使用しないため、買うよりもレンタルした方がお得。新品を購入すると1万円前後かかることが多いですが、レンタルなら月額数千円程度で済むでしょう。

また、赤ちゃんの好みに合わない可能性もあるため、購入して使わなくなるよりも、レンタルして試すのがおすすめです。気に入らなければ別のものに交換できるのもレンタルのメリットといえます。

さらに自宅のスペースを圧迫せずに済むのも大きな利点です。赤ちゃん用品は次々と必要になるので、なるべくコンパクトにまとめたいもの。レンタルであれば、使わなくなった手押し車の収納に困ることがありません。

まとめ

手押し車を選ぶときは、素材や機能性、安全性をチェックして、我が子にぴったりのものを探してみてください。短期間の使用なら、おもちゃのサブスクである「ChaChaCha」でレンタルするのがおすすめ。「のっておしてすくすくウォーカー」など、知育玩具のようにギミックがたくさん付いた手押し車も借りられます。ぜひ「ChaChaCha」のサービスを活用して、お子様の成長をサポートしてあげてください。

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