5歳は、日々の生活や友達との関わりのなかで、さまざまな経験をしながら大きく成長・発達する時期です。幼稚園や保育園の年長組にあたるため、小学校入学を控えた重要な歳といえます。
そんな5歳児には、コミュニケーション能力や記憶力などはもちろん、自分の力で考えて行動に移す能力を育むことが大切です。この記事では、5歳児の成長・発達の目安と、成長に合わせたおもちゃ選びのポイントなどをご紹介します。
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5歳児の成長・発達の見え方は?
5歳児の成長は、身体的、認知的、感情的な面で大きく発達する重要な時期です。まずは、一般的な5歳児の成長・発達の目安を解説します。
身体的成長
5歳児の平均的な身長・体重は、男子で108.2~111.4cm、17.8~18.9kg、女子で107.3~110.5cm、17.6~18.6kgです。運動能力が飛躍的に向上し、跳び箱や鉄棒、1人で縄跳びができるようになります。また、補助輪なしで自転車に乗れるようになるなど、道具や遊具を使った遊びができるようになる時期です。身体的な成長に合わせて、大きな遊び場でさまざまな遊具に挑戦させる機会をもつことが大切です。
参考:厚生労働省 乳幼児新地発育調査 Ⅱ調査結果の概要
https://www.mhlw.go.jp/toukei/list/dl/73-22-01.pdf
認知的成長
5歳児は、言葉の理解や表現が豊かになり、物事の因果関係を理解し始めます。知識を吸収する力が高まり、興味をもったことに熱心に取り組むようになるでしょう。自分の感情や考えを言葉で表現する力も増してきます。絵本やおもちゃを通じて学びの楽しさを知れば、好奇心が刺激されてさらなる成長につながるでしょう。
感情的成長
5歳は感情の起伏が激しくなる時期で、「中間反抗期」とも呼ばれています。自己主張が強まり、自分の意見や気持ちをはっきりと伝えようとします。ほかの子どもたちと協力したり競ったりすることも増えますが、シェアやコミュニケーションの大切さを理解するのはまだ難しいこともあるかもしれません。感情表現を尊重し、対話を通じて感情のコントロールをサポートすることが大切です。
社会的成長
5歳児は、社会的な関係性を築く時期でもあります。友達との関わりが増えるため、グループでの遊びや協力が重要になってきます。規則やルールを理解し、それに従うことで集団生活を学ぶ大切な時期です。ほかの子どもたちとの交流を通じて、コミュニケーション能力や共感力を養うことができます。
5歳向けおもちゃってどんなもの?選ぶポイントは?
5歳児は成長するにつれて、理解力や記憶力などが発達し、さまざまな遊びに興味をもつようになります。適切なおもちゃを選べば、好奇心や想像力を刺激し、さらなる成長をサポートできるでしょう。ここでは、5歳児向けのおもちゃの特徴や、選ぶ際のポイントをご紹介します。
ルールと勝敗のあるもの
5歳児は社会性を発展させる時期であり、ルールを理解し、協力することの大切さなどもわかってきます。ボードゲームやカードゲームなど、ルールを守りながら遊ぶおもちゃは、集中力や忍耐力を養えるでしょう。さらに勝ち負けを経験させることで、感情のコントロールも促進されます。また、家族や友達と楽しく遊べるため、コミュニケーション能力の向上にも有効です。
言葉を使った遊び
5歳児は、言葉の理解や表現が豊かになります。また、読み書きに興味をもち、身につけていく時期でもあるため、言葉を使った遊びは積極的に取り入れましょう。言葉遊びやクイズゲーム、かるたなどは、語彙力やコミュニケーションスキルを発展させるのに効果的です。
細かな力加減が必要なもの
5歳になるとバランス感覚や筋肉が発達し、運動能力が著しく向上します。外で全身を使って遊ぶ機会を、多く作ってあげることが重要です。また、指先を使った細かい力のコントロールができるようになります。けん玉やこま回しなどの伝統的なおもちゃは、絶妙な手の力加減や全身運動が必要になるため、手指の発達などに効果的です。
想像力が必要なもの
5歳児は脳が著しく発達し、なにかを作ったり目的をもって達成させたりするまでの集中力を保てるようになります。自分で考え成し遂げる力を養うために、想像力や考察力などが必要になるおもちゃがおすすめです。ジグソーパズルやビーズアート、ブロック遊びなどは、手先の細かな動きも必要になるため脳への刺激にもなります。
子どもの興味に合うもの
子どもたちも、大人同様に個々に異なる興味をもっています。保護者が特定の能力を伸ばして欲しいと願い、それに基づいた知育玩具を選んだとしても、子どもが興味を示さない場合もあるでしょう。子どもの興味・関心に合わない場合は、無理にやらせようとすると逆効果になってしまう可能性もあります。楽しく遊びながら学べるよう、子どもの興味・関心を引きつけるおもちゃ選びが大切です。
小学校入学を控えた5歳児には、自分の力で考え、行動できる力を育めるおもちゃが適しているといえます。ここでは、5歳児のおすすめのおもちゃをご紹介します。
プログラミングカー
くるまに「めいれいタグ」をかざすだけの簡単操作で、楽しくプログラミングの世界に触れられるおもちゃです。「めいれいカード」の並び順通りにくるまを走らせるにはどうしたらいいのか、考えながら遊んでいるうちに自然と「プログラミング的思考」が養われます。
育脳タワー
育脳タワーは、知育玩具では定番の玩具です。ブロックをパズルのようにタワー内にぴったり収まるように積み上げます。全74問の問題が3段階のレベル別で楽しめるため、達成感と向上心が刺激され、飽きずに続けられるでしょう。上級レベルは大人でも難しいほど難易度が高いため、親子で夢中になって遊ぶうちに脳が活性化されていきます。
3Dジオフィックス
GEOFIX(ジオフィクス)は、遊びながら立体構造や展開が学べる3Dパズルです。オーストラリアで生まれた知育玩具で、世界各国で算数の教材としても使われています。組み立てたりばらしたりを繰り返すことで図形や立体への理解が進み、空間能力が身につきます。
えいごタブレット
液晶パネルにアルファベットが配置された、英語教育の基礎が学べる教育玩具です。アルファベットと英単語、発音の基本の音であるフォニックスが収録されているため、ネイティブの正しい発音も学べます。簡単な挨拶やABCの歌、全75問の問題モードなど、子どもが楽しみながら学べる充実の内容が魅力です。
あいうえおパズル
ひらがなが50音順に並んだ、文字のパズルです。1ピースに1文字のひらがなと、その文字に関連するイラスト入りで、完成させるとあいうえお表になる仕組みです。ピースの下はカタカナ表になっているため、ひらがなとカタカナを同時に習得できます。
あいうえおブロック
ピース1つに対して1文字のひらがなと、その文字から始まる単語のイラストが描かれているブロックです。イラストをヒントに、ひらがなを楽しく学ぶことができます。裏面には大きなひらがなを1文字と、右上に小さくカタカナも入っています。つなげて単語を作ったり、かるたのようにして遊んだり、工夫次第でさまざまな遊び方ができます。
つなげてあいうえお
四方をパズルのように組み合わせて、つなげることができるブロックです。1ピースごとに1文字のひらがなとカタカナが書かれているため、つなげてさまざまな言葉を作って遊ぶことができます。ブロック遊びを通じて、ひらがなとカタカナ、単語を覚えるきっかけになるでしょう。
5歳児の成長・発達の目安や、おもちゃの選び方のポイントをご紹介しました。この時期は、なにかを作ったり目的をもって達成したりするために、集中して取り組めるようになります。小学校に入る前の大切な時期であるため、挑戦心をくすぐり達成感が味わえるような、簡単なルールや適度な複雑さをもったおもちゃがおすすめです。 「ChaChaCha」では、お子さまの年齢や発達状況、好みなどに合わせたおもちゃを、定期的にお届けしています。小学校入学に向けて自分の力で考え行動できる力を育むためには、楽しみながら学べるおもちゃの選択が重要なポイントです。ぜひおもちゃのサブスクでさまざまな種類のおもちゃを試し、お子さまの興味・関心を引くおもちゃを探してみてください。