０歳向けおもちゃ一覧

現代の子育てに、さまざまな知育効果が得られるおもちゃは欠かせません。それは0歳児も例に漏れず、おもちゃを使った遊びが非認知能力や脳の活性化を促します。今回は、0歳児の赤ちゃんの成長・発達の目安や、おすすめのおもちゃの選び方を解説します。

0歳児の成長・発達の見え方は？

0歳の赤ちゃんは、1年間で見違えるほどの成長を遂げます。まず、生後0〜2ヶ月の赤ちゃんは、1日のほとんどを睡眠に費やします。昼夜の区別がつかず、1日平均15〜18時間ほど、短い睡眠を繰り返します。ただ、起きている間は、手足を徐々に動かし始めるのです。

生後2ヶ月頃は、自分の体の一部を認識し、手を動かす感覚を覚えます。手を開いたり口に持っていったりするのも、この頃です。視覚は未発達ですが、生後3〜5ヶ月頃より、周囲の物に視線を合わせるようになります。

この頃は、運動機能が大きく発達します。首が据わり、自分で寝返りを打てるようになります。視力も向上し、立体感や遠近感の認識、空間認知が発達するでしょう。記憶力もついてくるので、目でおもちゃを見つけられるようになります。

生後6〜8ヶ月になると、ハイハイ・ずりばいで移動できるようになり、手指の「微細運動」が上手になります。視力と認知力がさらに向上し、親と他人の区別もつきます。直前に起きたことを記憶できるようになる時期です。

生後9〜11ヶ月の赤ちゃんは、つかまり立ちができ、伝い歩きを始めます。さらに微細運動が上手になり、小さなシールをはがせるようになります。その後、1歳から2歳にかけて、1人で歩けるようになるのです。

赤ちゃんの成長・発達には個人差があり、他の子より遅いと感じても心配は要りません。親として大切なのは、子供の成長を見守り、愛情を持って接することです。

０歳向けおもちゃってどんなもの？選ぶポイントは？

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  ここでは、0歳向けのおもちゃの選び方について、4つの期間にわけてご紹介します。

  0〜2ヶ月

  生後0〜2ヶ月頃は視力が弱い一方で、顔の輪郭や明るい色に関心を持ったり、音に反応したりします。安全性を最優先し、小さな部品がないものを選ぶことが重要です。そして視力の発達を促進するために、明るい色や顔の輪郭が描かれたもの、音が出るものが適しています。

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  3〜5ヶ月

  首が座ってきて寝返りを打つようになる頃で、寝ながら遊べるものが主に活躍します！手に持てるおもちゃや動きのあるものに興味を示し始めます。動きのあるおもちゃは動きの激しい物ではなく、ゆっくりと動くおもちゃを与えるのがポイントです。

  生後0〜2ヶ月に引き続き、安全性を重視したおもちゃ選びが大切です。誤飲リスクを防ぐため、口に入れても安全な素材を選びましょう。

   

  その上で、生後3〜5ヶ月の赤ちゃんは、手の動きが活発になり、物をつかむことに興味を持ちます。赤ちゃんの手の動きを促すためにも、カラフルなデザインや、つかみやすい素材のものを選びましょう。さまざまな形状や色に触れることで、指先運動の訓練や、視覚刺激による脳の活性化につながります。さらに、この頃の赤ちゃんは音に敏感です。音楽やメロディ、効果音が鳴るものを選ぶといいでしょう。

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  6〜8ヶ月

  生後6〜8ヶ月頃は、自分でおもちゃを持って遊べるほか、手先・指先を使った遊びに興味を示します。この時期は、五感を刺激するおもちゃが最適です。

   

  五感を刺激するおもちゃは、赤ちゃんの脳細胞の活性化や、さまざまな非認知能力の向上が期待できます。ラトルやボールなど、手先・指先を使って遊べるおもちゃを選ぶといいでしょう。ママ・パパと一緒に遊べるおもちゃも、親子のコミュニケーションになるためおすすめです。

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  9〜11ヶ月

  生後9〜11ヶ月頃は、つかまり立ちや伝い歩きが安定してきて、手先が器用になります。そのため、指先運動が求めるおもちゃ、全身を使った遊びが成長・発達を促します。

   

  積み木やブロックなど、指先を使って遊べるおもちゃは、赤ちゃんの巧緻性（こうちせい）や集中力を養います。また、体を動かす遊びができるおもちゃは、基礎体力や筋力の向上が期待できます。

   

  おもちゃ選びの際には、本体が壊れていないか、小さなパーツが外れたりしていないか、小まめに確認してください。0歳向けのおもちゃは必ず、安全性を最重視して選ぶよう心がけましょう。