赤ちゃんが歩き始める時期はいつから?歩く前兆はある?歩行練習と推奨おもちゃ

赤ちゃんの初めての一歩。想像するだけでワクワクしますよね。その瞬間、きっと涙腺が緩んでしまうかもしれません。でも、その感動の瞬間までには、実はたくさんの小さな成長のステップがあります。

個人差の大きい赤ちゃんの発達。「うちの子、歩くの遅いかな？」という不安を感じる方も多いはず。

この記事では、一般的な歩き始めの時期、赤ちゃんが歩き始めるまでの発達過程、そして親ができるサポートについて詳しく解説します。赤ちゃんの成長の各ステップを紹介し、実際の先輩ママやパパの声など幅広くお伝えします。ぜひ参考にしてみてくださいね！

赤ちゃんが歩き始める時期はいつから？

赤ちゃんは平均的に、1歳前後に歩き始めると言われていますが、これはあくまで目安に過ぎません。ある具体的な統計を見ると、1歳の誕生日を迎える頃には約50%の赤ちゃんが歩き始めています。さらに、1歳3ヶ月になると80%の赤ちゃんが歩行可能となり、1歳6ヶ月頃にはほとんどの子が歩くことができるようになります。

最初の一歩を踏み出す瞬間は、ママやパパにとって感動的な瞬間です。でも、「うちの子、まだ歩かないけど大丈夫かな？」と心配になることもあるかもしれません。ここでは、赤ちゃんの歩行と発達について解説していきます。

月齢別の発達目安

以下の表では、月齢別の主な運動発達についてまとめました。

生まれたばかりの赤ちゃんは、手足をゆっくり動かしたり、手のひらに触れると反射的に握ったりします。これが、わずか3〜4ヶ月で、首がすわり、支えて立たせると両足に少し体重をかけられるようになります。

半年くらいになると、寝返りやおすわりができるようになります。そして、7〜10ヶ月頃になると、待望のはいはいが始まります。この頃から赤ちゃんの行動範囲がグッと広がるので、家の中の安全対策が重要になってきます。

1歳前後は特に変化が大きい時期です。つかまり立ちやつたい歩きを始め、そしてついに一人歩きへ。最初はよちよち歩きで、何度も転んでしまうかもしれません。でも、心配しないでください。これも大切な学習と成長の過程です。

1歳半くらいになると、音楽に合わせて体を動かしたり、手すりにつかまって階段を上ったりと、どんどん行動が複雑になっていきます。

月齢別の特徴はあくまで目安です。これらを参考にしながら、赤ちゃんの成長を焦らず温かく見守ってくださいね。

平均的な歩き始めの時期

一般的に多くの赤ちゃんは生後1歳〜1歳6ヵ月頃に一人歩きを始めます。この時期になると、それまでのはいはい、つかまり立ち、つたい歩きなどの動きを活かして、バランスを取りながら歩けるようになります。

初めは不安定で、よちよち歩きの状態ですが、徐々に安定していきます。1歳半頃になると、ほとんどの赤ちゃんが安定して歩けるようになります。しかし、これはあくまで平均的な例であり、赤ちゃんによって大きく異なることがあります。

赤ちゃんが歩く前兆・歩き始めのサインとは？

赤ちゃんが歩く主な前兆として、つかまり立ち、たかばい（高ばい）、つたい歩き（伝い歩き）、そして1人立ちがあります。これらは赤ちゃんが歩く準備をしている証拠です。ただし、ここで大切なのは、すべての赤ちゃんが同じペースで成長するわけではないということ。早い子も遅い子も、みんな個性豊かに育っています。焦らず、赤ちゃんのペースを尊重しながら、温かく見守ってあげてください。ここでは、赤ちゃんが歩く前の前兆について解説します。

つかまり立ち

まずは「つかまり立ち」です。生後7〜10ヶ月頃、赤ちゃんがソファやテーブルにつかまって立ち上がる姿を見せ始めます。つかまり立ちをすることで赤ちゃんは立つ楽しさを発見し、歩く自信を少しずつ育んでいきます。

たかばい（高ばい）

7〜10ヶ月頃から始まるこの動き、見たことありますか？お腹を浮かせて両手と足で移動する姿、とてもかわいいですよね。これで足腰の筋力とバランス感覚がぐんぐん育っていきます。お尻をフリフリしながらたかばい（高ばい）する姿は、筋肉が順調に発達している証拠です。

つたい歩き（伝い歩き）

生後10〜12ヶ月頃になると、多くの赤ちゃんが「つたい歩き」を始めます。壁や家具に手をついて横に移動する動作です。つたい歩きをすることにより、バランス感覚と足の筋力がさらに発達します。つたい歩きが上手になってきたら、いよいよ一人歩きの準備が整ってきた証拠です。

1人立ち

最後の大きな前兆が「1人立ち」です。生後11〜13ヶ月頃、何もつかまらずに立てるようになります。最初は数秒しか立てなくても、徐々に時間が延びていきます。この段階に来たら、歩き始める日はもうすぐそこです。

大切なのは、これらの時期はあくまで目安だということ。赤ちゃんの成長には個人差があります。焦らず、赤ちゃんのペースを尊重しながら、一つひとつの成長を一緒に喜んでいきましょう。

赤ちゃんが歩き始める前のママ・パパの声

ここでは、実際に子育てを経験されている先輩ママやパパの「赤ちゃんが歩き始める前の声」をご紹介します。SNSで共有されているリアルな声を通して、赤ちゃんの発達に関する様々な意見や悩みを見ていきましょう。一人ひとりの経験は異なりますが、その中から共感できる部分や新しい気づきが得られるかもしれません。

「まだ歩かないと不安な声」

1歳2ヶ月娘まだ歩かない〜😭😭
早くおてて繋いでお散歩とかしたいよ
同じくらいの子たちやもっと後に産まれた子が
どんどん歩いてて娘のペースって分かってても
いつ、いつ、いつ歩くの〜😵‍💫って考えちゃう

— つき🌙☺︎1y2m🎀 (@mama_tsuki_) March 1, 2024

そして次男1歳1ヶ月はまだ歩かない
10秒くらい立ってる時あるけど、いつ歩くんだろう🧐？
私がなかなか歩かなかったらしいから、母似なんかな？
発語もまだない。
長男の時よりは喃語が多い気がする

— ぶぶぶ@3y＋1y🎡 (@BUNBUNBUNN8) September 19, 2024

赤ちゃんの成長に不安を感じるのはとても自然なことです。でも、安心してください。赤ちゃんの発達には本当に大きな個人差があります。他の子どもと比べてしまうのは避けられないかもしれませんが、それぞれの赤ちゃんには独自の成長のペースがあります。子どものできたを一緒に喜び、温かく見守ることが何より大切です。

「歩く前兆を感じる声」

そういえば息子今更たかバイするんだよね😂
やっぱり歩く前兆なんだね
足をまっすぐ伸ばす練習なのかなあ〜

— りり®︎4y🚗＋8m🚙 (@ririri__21) June 23, 2021

つかまり立ち上手になって、ピンッてかんじ👍
もうそろそろ歩きそう👣

— もなか🌼2y0y (@IhmJ4s6DrrR7IbZ) February 12, 2023

結構前からつたい歩きしてて1人立ちももうすぐできそうだから足腰鍛えあがってるのかも🥹
ほんと楽しみだ🥰🥰

— ❥ 𝖳𝖺𝗆𝖼𝗁𝖺𝗇 𓏲𓎨⸝⸝꙳ (@tamchaaan) January 30, 2023

たかばい（高ばい）、つかまり立ち、つたい歩き、そして1人立ち。これらはすべて、赤ちゃんが歩くための大切な準備段階ということがよく分かります。特に印象的なのは、親御さんたちが赤ちゃんの小さな変化に気づき、それを喜んでいる様子です。「たかばいする」「つかまり立ち上手になって、ピンッてかんじ」「つたい歩きしてて足腰鍛えあがってる」など、赤ちゃんの成長を細かく観察していることがわかります。

赤ちゃんの歩行練習のサポート方法

赤ちゃんの最初の一歩は、パパ・ママにとって感動的な瞬間です。歩行練習は必ずしも必要ではありませんが、正しい方法で行うことで赤ちゃんの成長をサポートできます。ここでは、安全で楽しい歩行練習の方法をご紹介します。

赤ちゃんと手をつないで歩く

赤ちゃんと手をつないで歩く練習は、最も基本的な方法です。この時、両手を持つと赤ちゃんがバランスを取りにくくなるため、片手だけを持つようにしましょう。最初は短い距離から始め、「よくできたね！」などと声をかけながら、徐々に距離を伸ばしていきます。

ペンギン歩き

「ペンギン遊び」も効果的です。パパ・ママの足の上に赤ちゃんの足を乗せ、脇を支えながらゆっくり歩きます。音楽に合わせて行うと、より楽しく練習できます。ただし、転倒には十分注意が必要です。

おもちゃを活用した練習方法

手押し車は、赤ちゃんの歩行練習に人気のアイテムです。視野が広がり好奇心も刺激されるため、自然と歩く意欲が高まります。手押し車を選ぶ際は必ず安全基準を満たした製品を選び、スピードの出しすぎや長時間の使用は避けましょう。赤ちゃんが初めて使用する場合や慣れないうちは、必ず保護者の方の手が届く範囲で見守りましょう。転倒防止のため、常に後ろからのサポートも必要です。

また、赤ちゃんのお気に入りのおもちゃを少し離れた場所に置くのも効果的です。手の届く範囲から始めて、徐々に距離を伸ばしていきます。

効果的な声かけとサポート

練習中は、「すごいね！」「上手！」など、具体的な言葉で褒めることが大切です。「こっちおいで～」と呼びかけながら、少しずつ距離を伸ばすのも効果的です。ただし、無理強いは禁物です。転倒時も慌てず、優しく対応しましょう。

ベビーサークルを活用

実際に多くのママ・パパが実践している方法として、ベビーサークルを活用する方法もあります。サークルにつかまって立ったり、端から端まで歩く練習をしたりすることで、自然と歩行能力が育まれていきます。

赤ちゃんの歩行練習は、安全面に十分配慮しながら、楽しみながら進めることが大切です。焦らず、赤ちゃんのペースに合わせて段階的に練習を行いましょう。

おもちゃのサブスク Cha Cha Chaで働くスタッフの子育て体験談

ここでは、Cha Cha Chaの男性スタッフの1歳の男の子が歩き始めるまでの体験談についてお伝えします。

Cha Cha Chaスタッフ

 

息子が歩き始めるまでには、足腰の発達を意識して、いくつかの遊びを取り入れていました。

まずは、ハイハイの時にはお気に入りの玩具やスマホを離れた場所に置いて、いっぱいハイハイをさせるようにしていました。また、教育テレビを一緒に見ながら音楽に合わせて膝の上をぴょんぴょん跳ねさせたりもしました。行動範囲が広がり、ベビーサークルを使うようになりましたが、ベビーサークルの上でつかまり立ちをするようになり、次第につたい歩きをするようになりました。

私の息子が歩き始めたのは、1歳の誕生日の翌日のことでした。息子は絵本が大好きで、少し離れた場所から絵本を読んでいた所、ゆっくり1歩2歩と絵本に向かって歩くことが出来ました。息子が初めて歩いた瞬間は本当に感動的で、今でもその光景が鮮明に記憶に残っています。

赤ちゃんの歩行練習の環境づくり

赤ちゃんの歩行の発達をすることは、ママやパパにとって楽しみな時期です。適切な環境づくりと練習方法を知ることで、赤ちゃんの成長を効果的にサポートできます。

赤ちゃんの歩く練習場所の安全な空間作り

赤ちゃんが安全・安心して歩く練習ができる環境を整えることはとても重要なポイントです。適切な空間作りの鍵は、十分なスペースの確保、徹底した安全対策、そして定期的な安全確認です。

以下では、赤ちゃんの安全な歩行練習環境を整えるポイントをまとめました。

これらのポイントに注意を払うことで、赤ちゃんが安心・安全に歩行を練習でき、活発に運動できる環境を整えることができます。赤ちゃんの安全を第一に考え、楽しく成長できる空間づくりを心がけましょう。

赤ちゃんの歩行練習時の注意点

赤ちゃんの歩行練習をサポートする際は、安全性と自然な発達を重視することが大切です。転倒時の対応、適切な支え方、そして裸足での練習など、細かな配慮が重要です。これらの注意点を守ることで、赤ちゃんは歩行をより発達させることができます。

歩行練習時の注意点を以下で詳しく解説します。

赤ちゃんが転んでも慌てない

赤ちゃんは転んだ時に親が驚いて悲鳴を上げると、赤ちゃんが歩くことを怖がってしまう可能性があります。代わりに、温かく励ましの言葉をかけてあげましょう。

脇の下を軽く支えてあげる

赤ちゃんをサポートする際は、両手を持つのではなく、脇の下を軽く支えてあげるのがベストです。両手を持ってしまうと、赤ちゃんが自分でバランスを取る練習ができなくなってしまいます。赤ちゃんの手は自由に動かせるようにしておくことが大切です。

裸足で行う

練習は裸足で行うのがおすすめです。靴下やラグの上では滑りやすく、足の指や足裏全体を使ってバランスを取ることが難しくなります。安全な場所で、素足で歩く練習をさせてあげましょう。

歩く前の時期はあっという間に過ぎていきます。安全に気をつけながら、赤ちゃんとの貴重な時間を心から楽しんでください。

赤ちゃんの歩行に関するよくある疑問

ここでは、赤ちゃんの歩行に関するよくある疑問についてお答えします。

赤ちゃんが外で歩くのはいつからがおすすめ？

基本的には、お家の中で上手に歩けるようになってから、外歩きにチャレンジするのがおすすめです。だいたい1人歩きが始まって1〜2ヶ月後が目安になります。赤ちゃんによって早い子も遅い子もいるので、焦る必要はありません。

最初の外歩きは、公園の芝生など柔らかい地面で練習するのが良いでしょう。また、天気の良い日の、赤ちゃんの機嫌が良い時間帯を選びましょう。常に近くで見守り、必要に応じてサポートすることを忘れないでください。外での歩行は新しい刺激となり、赤ちゃんの発達を促進しますが、無理をせず、赤ちゃんのペースに合わせることが大切です。

1歳6か月を過ぎても歩かないけど、どうしたらいい？

1歳6か月を過ぎても歩かない場合、小児科医に相談することをおすすめします。専門家の目で赤ちゃんの発達を見てもらうことで、より正確な状況把握ができます。医師は赤ちゃんの筋力や関節の動き、反射などをチェックし、必要に応じて詳しい検査を提案するかもしれません。早めの相談が、適切なサポートにつながります。

医師の診断によっては、理学療法や作業療法などの専門的なサポートが提案されるかもしれません。理学療法や作業療法は、楽しく遊びながら赤ちゃんの運動能力を向上させていく方法です。専門家のアドバイスを受けながら、子どもの発達を促進することができます。

原始反射と歩行の関係

赤ちゃんの発達を語る上で、「原始反射」という言葉を聞いたことがあるかもしれません。これは、生まれたときから持っている自動的な反応のことで、歩行の発達にも深く関わっています。

例えば、「踏み返し反射」というものがあります。赤ちゃんの足の裏を床につけると、まるで歩くような動きをする反射のことです。この反射が徐々に消えていき、代わりに意図的な動きができるようになることが、歩行の準備として重要です。

原始反射が適切に発達し、そして消えていくことは、赤ちゃんの神経系の成長を示しています。これらの反射の変化を観察することで、歩行への準備状況を知ることができます。

赤ちゃんが歩くのは遅いほうがいい？

結論から申し上げると、赤ちゃんが歩き始めるのが「遅い」か「早い」かは、それほど重要ではありません。赤ちゃんの発達には大きな個人差があり、通常、生後1歳前後から1歳半の間に歩き始めるのが一般的です。つまり、この範囲内であれば全く問題ありません。

実は、歩くのが遅い赤ちゃんには、いくつかのメリットがあります。例えば、ハイハイの期間が長くなることで、上半身の筋力や協調性が十分に発達する可能性があります。また、慎重な性格の赤ちゃんは、十分に準備ができてから歩き始めるため、転倒のリスクが低くなる傾向があります。

おすすめの歩行練習用おもちゃ5選

当社の「Cha Cha Cha」のおもちゃサブスクリプションサービスで人気の歩行促進おもちゃをいくつかご紹介します。赤ちゃんの興味を引きつけ、自然と動きたくなるような工夫が詰まったおもちゃたち。きっと、子どもの歩行発達のサポートにきっと役立つはずです。

おもちゃのサブスク「Cha Cha Cha」で赤ちゃんの発達を促進！

子育て中のママ・パパの皆さん、赤ちゃんの成長に合わせたおもちゃ選びに悩んだことはありませんか？そんな皆さんにピッタリなのが、おもちゃのサブスクリプションサービス「Cha Cha Cha」です。

専門家監修の発達段階に合わせたおもちゃ選び

Cha Cha Chaでは、児童発達の専門家が赤ちゃんの発達段階に合わせて最適なおもちゃを厳選しています。月齢や発達に応じたおもちゃが定期的に届くので、「今、どんなおもちゃが適しているのか」という悩みから解放されます。

おもちゃを通じて親子で楽しみながら子どもの発達を促進

Cha Cha Chaが提供するおもちゃは、単に赤ちゃんが一人で遊ぶものではありません。親子で一緒に遊ぶことで、コミュニケーション能力や社会性も自然と育むことができます。楽しみながら赤ちゃんの成長を実感できる、そんな素敵な時間を過ごせるはずです。

Cha Cha Chaを利用することで、赤ちゃんの発達に合わせた最適なおもちゃを、手間なく揃えることができます。専門家の知見を活かしたおもちゃ選びで、赤ちゃんの健やかな成長を充実させませんか？赤ちゃんとの大切な時間を、もっと楽しく、もっと有意義に過ごしましょう。