新生児と楽しむスキンシップ遊び5選 効果やおもちゃも紹介【保育士監修】
新生児の赤ちゃんはとても愛おしく、見ているだけで幸せな気持ちになりますよね。その一方で、初めての育児が始まると新生児のお世話に忙しく、毎日慌ただしく過ごしているママ・パパも多いのではないでしょうか。「お世話以外の新生児とのスキンシップの仕方は?」「どうやって遊べばいいの?」等、赤ちゃんとの関わり方に戸惑うママ・パパも少なくありません。
この記事では、親子で一緒に楽しめるスキンシップ遊びの方法をご紹介します。また保育士の視点から、新生児の発達の特徴やスキンシップの大切さについても、あわせてお伝えしますので、ぜひ最後までご覧ください。

この記事を書いた人
はらしままどか
保育士歴15年 / 2児の母 / Cha Cha Cha ライター
保育士歴15年、2児の子育て中の母です。ベビーシッターとしても活動しながら、Cha Cha Chaのライターを務めています。保育の現場で得た経験をいかし、「育児って楽しい!」と感じられる記事作りを心がけています。
目次
新生児の期間と発達の特徴

赤ちゃんとの生活が始まると、「新生児ってどんな時期なの?」と気になる方も多いのではないでしょうか。生まれたばかりの新生児は、体や感覚がまだ発達途中のため、気にかけることも多い時期です。
しかし、新生児の時期にしか見られない可愛らしい姿も沢山あります。ここでは、新生児の期間や発達の特徴について見ていきましょう。
新生児はいつまで?
新生児とは、生後0日から28日までの赤ちゃんを指します。新生児の時期は、ママのお腹の中にいた赤ちゃんが外の環境に少しずつ慣れていく大切な期間です。授乳や睡眠を繰り返しながら少しずつ成長していきます。
新生児の主な特徴
生まれたばかりの赤ちゃんは、生活リズムが大人と大きく異なる場合がほとんどです。
新生児の特徴を知っておくことで、赤ちゃんの様子を理解しやすくなり、安心して関わることができるでしょう。
| 新生児の特徴 | 赤ちゃんの様子 |
|---|---|
| 体温 | 平均36.8~37.5℃ 体温調節機能が未熟であり、室温や衣類などで変化しやすい |
| 睡眠 | 1日の大半を眠って過ごすが眠りが浅く、1回の睡眠は1~2時間程度 |
| 排せつ | おしっこやうんちが1日に15回前後みられる |
| 視力 | 光の明暗や人の顔をぼんやり認識できる程度 |
| 聴覚 | 生まれたときから音を聞くことができ、特にママやパパなど身近な人の声に反応しやすい特徴がある |
| 触覚 | 抱っこや優しく触れられることで安心を感じる |
| 原始反射 | 把握反射やモロー反射など、生まれつき備わっている反射が見られる |
| コミュニケーション | 泣くことで空腹や不快感などを伝える |
新生児はできることが限られている時期です。しかし、ママとやパパの声や温もりを感じ取る力はとても敏感で、毎日の抱っこや声かけが、赤ちゃんにとって大きな安心感につながっていきます。
新生児期ならではの毎日の変化や成長を感じながら、ゆっくりと過ごしていきたいですね。
新生児と楽しめるスキンシップ遊び6選!

新生児との関わりは授乳やおむつ替えなどのお世話が中心となりますが、お世話の中でふれあいの時間をつくることが、新生児とのあそびの一つになります。中でも、抱っこや体を優しくさするなどのスキンシップは、赤ちゃんの安心感にもつながるでしょう。
ここでは、新生児から楽しめるスキンシップ遊びを具体的にご紹介します。
抱っこで密着する
ママ・パパの抱っこは赤ちゃんにとって一番安心できるスキンシップです。とくに生まれたばかりの新生児は、ママのお腹の中とは違う環境に慣れていく中で、不安を感じやすい時期でもあります。
お腹の中で聞いていたママの心臓の音や体温を感じることで、赤ちゃんも安心して過ごすことができるでしょう。
ママ・パパの愛情を感じながら優しく抱っこされる時間は、新生児にとって心地よい時間となるはずです。
身体に触れるふれあい遊び
赤ちゃんの手足に優しく触れたり、体をなでたりするのもおすすめのスキンシップです。優しくふれられることで、赤ちゃんの気持ちも落ち着きます。
おむつ替えや着替え、沐浴の時間は、赤ちゃんの体に触れる良い機会です。「気持ちいいね」「これは、おててだね」などと声をかけながら、優しく体をさすってみましょう。
大人の優しい声とぬくもりを感じることは、赤ちゃんの安心に欠かせません。生活の中でスキンシップをとることを意識して、赤ちゃんとのコミュニケーションを楽しんでみてください。
顔を見ながら話しかける
新生児の時期から顔を見て話しかけたり、笑いかけたりする関わりは赤ちゃんにとって大切なコミュニケーションの一つです。新生児の視力は一般的に約0.01〜0.02ほどといわれ、はっきりと物を見ることは難しいものの、光の明るさを感じたり、声や匂いで身近な大人を感じることができます。
新生児の顔を見ながら、「かわいいね」「だいすきだよ」などとゆっくり話しかけたり、優しく笑いかけたりしてみましょう。ママ・パパの声や表情を感じることで、赤ちゃんは穏やかな気持ちになります。
赤ちゃんはまだ言葉の意味を理解できなくても、毎日優しく話しかけられることで安心感を覚えます。こうした関わりが、赤ちゃんのこれからの成長にもつながっていくでしょう。
歌を歌いながらふれ合う
赤ちゃんは生まれたときから音を聞くことができます。優しく歌いかけながらふれ合うことは、新生児にとって心地よいスキンシップの一つとなるでしょう。
身近な大人の声は、新生児にとって特に安心できる音です。わらべうたや子守唄を歌いながら抱っこしたり、体に触れたりすることで、赤ちゃんも大人もゆったりとした気持ちになります。
原始反射を活用した遊び
新生児には、生まれつき備わっている原始反射と呼ばれる反応が見られます。これは赤ちゃんが成長していくうえで大切な反応の一つです。
例えば、大人の指が赤ちゃんの手のひらに触れると、赤ちゃんがぎゅっと手を握る「把握反射」などがあります。赤ちゃんに指を握ってもらうだけでも、親子で楽しめるふれあいの時間になるでしょう。
| 新生児によく見られる 主な原始反射 |
特徴 | 消失時期(目安) |
|---|---|---|
| 把握反射 | 手のひらや足の指に触れると指を握る反射 | 3〜6ヶ月ごろ |
| モロー反射 | 大きな音や刺激で手足を広げる反応 | 4ヶ月ごろ |
| 探索反射 | 口の周りに触れると母乳を探すように顔を向ける | 4〜6ヶ月ごろ |
| ルーティング反射 | 口や顔に何かが触れて動くと、顔で追って口に含もうとする反応 | 4~6ヶ月ごろ |
原始反射の多くは赤ちゃんの成長とともに少しずつ見られなくなっていきます。新生児の時期ならではの可愛らしい反応を観察してみてくださいね。
小児神経学的検査チャート作成の手引き|一般社団法人 日本小児神経学会
おもちゃを活用する
新生児とのスキンシップ遊びをより楽しむために、赤ちゃん用のおもちゃを取り入れてみるのもおすすめです。おもちゃは、赤ちゃんとのふれあいを広げるきっかけにもなります。
また、五感を刺激して脳の発達を促します。ベビーメリーやベビーマットなどは、やさしい音色や動き、肌触りを通して新生児の感覚を刺激する効果も期待できるでしょう。
おもちゃを活用するには、ママ・パパが近くで声をかけたり一緒に楽しんだりする関わりが欠かせません。おもちゃを通して、新生児とのスキンシップ遊びの時間を楽しんでみてください。
新生児にスキンシップが大切な3つの理由

スキンシップには、赤ちゃんに安心感を与えるだけでなく、親子の信頼関係を築くなど、さまざまな意味があります。ここでは、新生児にスキンシップが大切な3つの理由を見ていきましょう。
親子の愛着関係を育てる
新生児からのスキンシップの積み重ねは、親子関係の良い土台づくりになります。新生児が「守られている」「安心できる」という感覚を感じるには、大人の優しい声かけや肌のふれあいが必要です。
愛着関係がしっかり築かれることで、赤ちゃんは安心して周囲の世界に興味を広げられるようになるでしょう。
五感の発達を促す
新生児へのスキンシップは五感のうち、触覚・視覚・聴覚などを刺激します。優しくふれることで赤ちゃんの触覚が刺激され、顔を見ながら話しかけることで視覚や聴覚が働くでしょう。
五感への刺激は新生児以降も赤ちゃんの成長を支える大切な要素です。
情緒が安定する
抱っこされたり優しくふれられたりすることで、泣いていた赤ちゃんが落ち着くことも珍しくありません。スキンシップで大人のぬくもりを感じる時や優しい声を聞く時は新生児にとって安心できる時間となり、情緒の安定にもつながります。
スキンシップがもたらす効果

スキンシップは赤ちゃんにはもちろん、ママ・パパにも良い影響があります。ここからは新生児とスキンシップを多くとることで期待される効果について解説します。
幸せホルモンが分泌される
肌と肌がふれ合うと「オキシトシン」というホルモンが分泌されます。オキシトシンは別名「幸せホルモン」とも呼ばれており、安心感や信頼感を高めてくれるホルモンです。
新生児とふれ合うことで親子それぞれの心が満たされ、穏やかな気持ちになるでしょう。新生児とスキンシップをとる時間は、赤ちゃんだけでなくママ・パパにとっても心が落ち着くひとときです。
新生児の小さな変化に気づきやすくなる
新生児とスキンシップを重ねることで、赤ちゃんの小さな変化に気づきやすくなります。表情や泣き方、体の動きなどから、「お腹がすいた」「眠い」などと赤ちゃんからのサインを感じ取れることもあるでしょう。毎日のスキンシップは、新生児を理解するきっかけにもなります。
参考:公益財団法人 母子健康協会 「第37回シンポジウム 「タッチケアで絆を育む」…安らぎの物質オキシトシン」
【新生児】スキンシップ遊びにおすすめのおもちゃ5選
新生児から活用できるおもちゃは沢山あります。新生児のおもちゃを選ぶ中では「新生児にはどんなおもちゃが必要なんだろう」と選び方に迷う方もいるのではないでしょうか。
スキンシップ遊びにおもちゃを活用することは、親子の触れ合いをさらに楽しくするきっかけになるでしょう。ここからは、新生児とのスキンシップ遊びに役立つおすすめのおもちゃをご紹介します。
やすらぎふわふわ3WAYメリー
やすらぎふわふわ3WAYメリーは、やさしいメロディーとゆったりとした動きで、赤ちゃんの興味を引く定番のおもちゃです。回転するぬいぐるみを目で追うことで、新生児の視覚の発達や追視の練習にもつながります。ベッドや床置きなど3通りの使い方ができるため、新生児期から成長に合わせて長く使えるのも魅力の一つです。やさしい音色と動きが、親子のリラックスタイムに大活躍してくれるでしょう。
おすすめのスキンシップ遊び:
■ メロディーを聴きながら「きれいな音だね」と話しかける
■回転しているメリーを一緒に眺める
タミータイム・プロップ&プレイ
仰向けはもちろん、新生児からのうつぶせの練習にも最適なのがタミータイム・プロップ&プレイです。やわらかいクッションが赤ちゃんの体を支えてくれるため、新生児でも無理なくうつぶせ姿勢に慣れることができるでしょう。
新生児期からうつぶせの姿勢を少しずつ取り入れることで、首や上半身の発達を促すきっかけになります。また、カラフルなデザインやミラーなどの仕掛けがあり、新生児以降の赤ちゃんの好奇心も引き出してくれるアイテムです。
おすすめのスキンシップ遊び:
■ うつぶせ姿勢の状態で「すごいね」「お顔あがったね」などと話しかける
■寝かせた新生児に顔を近づけ、目線を合わせて笑いかける
ぐ~ぐ〜ひつじのシアター
ぐ~ぐ~ひつじのシアターは、やさしい光や音で赤ちゃんのリラックスタイムをサポートするおもちゃです。天井や壁に映し出される優しい光の演出が、落ち着いた雰囲気をつくります。
穏やかなメロディーや音とともに楽しめるため、寝かしつけ前の時間にも取り入れやすいのが特徴です。新生児期から使えるため、親子でゆったりした時間をつくるきっかけにもなります。
おすすめのスキンシップ遊び:
■ 新生児に横で一緒に横になり、メロディーや光を楽しむ
■音色にあわせて抱っこやトントンをする
全身を刺激セルフメリー
仰向けの状態が多い新生児期から取り入れやすいセルフメリーは、初めてのおもちゃにぴったりです。膝にかけると、赤ちゃんの動きでおもちゃが揺れたり音が鳴ったりするため、体を動かすきっかけづくりにつながります。
丸洗いができるので、衛生面も安心です。
おすすめのスキンシップ遊び:
■ 赤ちゃんのそばで声をかけながら、一緒におもちゃの動きを楽しむ
■赤ちゃんの足を優しく触りながら、「キックできたね」と声をかけて遊ぶ
おやすみラッコ
おやすみラッコは、やさしいメロディーや自然のサウンドが流れたり、肌触りの良い素材で心地良さを感じられるのが特徴です。さらに、おなかの部分がゆっくり動くことで、ママ・パパに抱っこされているような安心感を与えてくれるでしょう。
新生児の睡眠のサポートにもおすすめのおもちゃです。
おすすめのスキンシップ遊び:
■ 赤ちゃんと一緒にぬいぐるみを抱っこしながらメロディーや優しい振動を楽しむ
■赤ちゃんの手足にラッコを触れさせながらふれあい遊びをする
新生児とのスキンシップをする上で気をつけたいこと

スキンシップ遊びは新生児にとって心地よい刺激になりますが、いくつか気をつけたい点もあります。ここからは、新生児とのスキンシップで意識しておきたいポイントをご紹介します。
ママ・パパが心の余裕をもつこと
新生児のお世話をする中では睡眠不足や疲れを感じることもあるでしょう。赤ちゃんとの生活は予想外の出来事が多く、ママ・パパの生活リズムも大きく変わります。
ママ・パパの心の余裕は、新生児の安心にもつながる為、余裕のないときは、無理をせず休むことも必要です。信頼できる家族やベビーシッター、家事代行サービスなどを活用するのも、心の余裕を作る一つの方法となります。
新生児の生活リズムに合わせる
新生児は眠っている時間が長いため、無理に遊ぼうとする必要はありません。赤ちゃんが機嫌の良いときが、スキンシップを楽しむタイミングです。
様子を見ながら無理のない範囲でスキンシップの時間をつくっていきましょう。短時間でも、ママ・パパが優しくゆったりと関わることで新生児も気持ちよく過ごすことができます。
新生児に触れる時は丁寧に
新生児の肌はとてもデリケートです。少しの刺激でも赤ちゃんにとっては強く感じられることがあります。
スキンシップをする際は、優しく触れることを意識しましょう。ゆっくりとした動きで丁寧に触れることで、新生児は安心してふれあいの時間を楽しむことができます。
新生児が落ち着ける環境づくり
新生児にとって大きな音やまぶしい光などは驚いてしまうことがあります。スキンシップを楽しむときは、できるだけ静かで落ち着いた環境を整えることが大切です。
優しい声で話しかけたり、穏やかな雰囲気の中で触れ合ったりすることで、心地よく過ごすことができるでしょう。
まとめ スキンシップを通して新生児との時間を大切に
新生児の時期は、ふれあいを通して親子の絆を深める大切な時間です。抱っこや声かけ、優しくふれるなどのスキンシップは、赤ちゃんに安心感と健やかな成長を与えてくれるでしょう。
新生児の期間はとても短く、あっという間に過ぎていきます。今しか見られない新生児の姿を楽しみながら、スキンシップ遊びの時間を大切にしていきたいですね。
また、新生児のスキンシップ遊びにおもちゃを活用することで、親子の楽しみ方がさらに広がります。しかし、「新生児のおもちゃはすぐ使えなくなってしまう」「おもちゃは場所をとるし、物が増えてしまう」と悩むママ・パパも多いのではないでしょうか。
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新生児から使えるおもちゃをはじめ、赤ちゃんの成長に合わせて様々なおもちゃを楽しめるのも魅力の一つです。2ヶ月ごとに交換が可能なので、物を増やすことなく、子どもの成長に合わせた遊びを取り入れることができます。
プロが選んだおもちゃを上手に取り入れて新生児とのふれあいの時間を楽しんでみてくださいね。
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