コラム

3歳の好奇心をくすぐるモンテッソーリおもちゃ&知育玩具20選!

2025/01/20

3歳の好奇心をくすぐるモンテッソーリおもちゃ&知育玩具20選!

3歳になると自分でできることが一気に増えていく時期ですね。すくすく成長してくれていることがうれしい一方で、子供の将来を考えて知育や習い事などに頭を悩ませている親御さんも増えてくる年齢だと思います。

おうちでできることではモンテッソーリ教育が人気です。本やSNSで見て、すでに取り入れている方もいらっしゃると思いますが、「モンテッソーリ教育を取り入れて子どもの成長をもっとサポートしたいけど、どんなおもちゃを選べばいいのかわからない」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか?

モンテッソーリ教育では、年齢やその子の興味関心にあわせたおもちゃを選ぶことを大切にしています。どんなおもちゃが子どもに最適なのかを知ることによって、おもちゃも選びやすくなり、さらにより良い育児につながるでしょう

この記事では、3歳から4歳前までのお子さんにおすすめのモンテッソーリおもちゃと知育玩具を、厳選して20個ご紹介します。「モンテッソーリ教育は気になってるけど、教具は高いな…」「おもちゃで代用できないかな?」と思っている方は、ぜひ参考にしてくださいね。

【3歳におすすめ!】モンテッソーリ教育ができるおもちゃ・知育玩具

世界では、Google創業者ラリー・ペイジ氏、Amazon創業者ジェフ・ベゾス氏など、多くの成功者もモンテッソーリ教育を受けています。日本では棋士の藤井聡太さんが幼少期に受けていたことで、一時期とても話題となりました。モンテッソーリ教育は、子どもの自主性や主体性を重視していて、その教育方法が世界中で支持されています。

モンテッソーリ教育では「教具」という独自のものを使用しますが、実は知育玩具・おもちゃでも代用できるんです。

ここからは3歳~4歳前までのお子さんにぴったりなおもちゃ・知育玩具をご紹介していきます。3歳の子供に現れる大事な5つの「敏感期」ごとにわけて紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。

3歳の「運動の敏感期」にオススメのおもちゃ

 運動の敏感期は0〜2歳のころにもありましたが、3歳になると運動の中身が変わってきます。

これまでは、「立つ、歩く、ひっぱる」等、ひとつずつの動きをマスターすることが目的でしたが、3歳を過ぎると身につけた動きを組み合わせたり、力加減を調整したりして日常生活に活かしていく方向へ変わっていきます。これをモンテッソーリ教育では、「日常生活への練習」と呼んでいます。

3歳以降は「日常生活の練習」によって大きく成長していく時期です。おもちゃもおままごとや生活に欠かせない指先の力や調整が必要なねじ回しなどがオススメです。

 

0~3歳

自分の身体を自由に動かして「筋トレ」し、

五感でいろんなことを感じる時期。

(例)手とハサミの使い方

  • ・にぎにぎする
  • ・ハサミで切る
  • ・細かく切る
3歳~6歳

体を動かし、五感で感じてことを仲間分けや順番などの法則で考えてみる

=知性に変える時期。

(例)手とハサミの使い方

  • ・線に沿って切る
  • ・形に合わせて切る
  • ・考えて切る

 

参考:『世界一やさしい おうちゆるモンテッソーリ』(2023年2月,株式会社実務教育出版,菅原陵子)

 

チーズくんとおいしいスープ/GENI(エドインター)

絵本とおままごとのセットで、親子でストーリーを読み進めながら料理を作っていきます。食育の最初の一歩として大変学べる知育玩具です。包丁の使い方やキッチンにある調理器具、野菜の切り方、料理の手順など、楽しみながらいろいろな事を覚えられます。

(対象年齢:3歳頃~)

 

 

調理用具セット /PLAN TOYS

初めてのごっこ遊びに最適なシンプルなフライパン、ふた付き鍋、小鍋、木べらとフライ返しがついた調理用具セットです。

野菜切りなどは1歳頃からはじまり、2、3歳では更に本格的なままごとへと移行しますフライパンやお鍋など、本格的な食器や調理器具などを揃えてあげるとベストです。ママのマネをしたい、お子さんの欲求を満たしてあげられるのでオススメです。

おままごとと並行して、料理のお手伝いもはじめていくとお子さんの世界がぐっと広がります。

(対象年齢:2歳頃~)

 

 

ギアパズル ネオ/PLAN TOYS

ギアをうまくはめこむには集中力と指先の器用さが必要です。はじめは難しくても少しずつ遊びを繰り返すことで子どもの「できた!」という喜びにつながります。組み立てることができたらギアを回して楽しみましょう。

手指の運動や探究心、歯車の働きを理解する論理的思考を育むことにつながるおもちゃです

(対象年齢:2歳頃~)

 

 

ロボットツールボックス/PLAN TOYS

ロボットに変身するツールボックス!組み立て遊びはもちろん、完成した後のロボットをお友達のようにそばにおいてワクワク!このセットにはハンマー、レンチ&ドライバー、ナット、ボルトと逆にするとロボットになるツールボックスの全10ピースが含まれています。ネジを摘んだり、力加減を感じながら遊ぶことのできる知育玩具です。

 

工具を使って遊ぶのことが楽しくなってくる3歳頃。他にも消防車ブルドーザーを組み立てられるおもちゃもあります。

(対象年齢:3歳頃~)

 

 

ベリーくんのきのみやさん/GENI(エドインター)

絵本の主人公ベリーくんになって、おもちゃで木の実を運んでいくおもちゃです。木の実をマグネットで器用に操りながら物語のように進めていきます。

道に沿ってペンを動かしていかないといけないため、集中力と自分の身体をコントロールする力がついていきます。3歳を過ぎると、自分の動作を自分で制することを覚えていきます。これが「自律」のはじまりとなります。 

 

(対象年齢:2歳頃~)

 

 

8の字レールセット/Hape

 

子どもたちの想像力を育みながら、つくる楽しみを感じることができる木製レールのセット。これまでは列車を走らせるだけだったところから、自分で考えて遊ぶことにシフトしていきます。レールが上手くハマらなかったり、道が途中で切れてしまったときに、どうしたら良いか試行錯誤していきます。満足のいくコースが出来たときの達成感が子どもの自信につながります。

自分でつくりあげたレールの上を列車が走る喜びを感じながら、親子のコミュニケーションツールとしても活躍してくれることでしょう。他のおもちゃと組み合わせて世界観を広げた遊びもおすすめです。

(対象年齢:3歳頃~)

 

3歳の「感覚の敏感期」にオススメのおもちゃ

3歳になると、0~2歳の間に無意識に吸収した情報をきちんと整理して、理解したいというように変わっていきます。同じもの、違うもの、さらにそれらをグループごとに分けていく、といった段階へ入っていきます。そうしたことによって論理的な思考を育んでいくのです。

この区別したり、整理したりするときに必要になるのが「五感」です。親御さんは、お子さんが感覚の敏感期にいることに気が付いたら、ぜひ五感を磨けるおもちゃを用意してあげてくださいね。

 

”人間の知性の本質は、区別するところにある”
マリア・モンテッソーリ
 
 
 

色分けパズルやさいくだもの/GOULA

視覚の情報で「色」はとても大切なものです。モンテッソーリ教具に「色板」というものがありますが、このおもちゃでも同じような活動ができるのでおすすめです。

同じ色どうしを合わせる活動をして、色彩感覚を高めて、それぞれの色の名前も定着していきます。色の認識が出来てきたら、次はくだものや野菜の名前も言ってみましょう。言葉が豊かになると、人生も豊かになっていきます。

(対象年齢:2歳頃~)

 

 

ミックス&マッチアニマル/Classic World

感覚の敏感期にある子が大好きな「同じー!」が楽しめるおもちゃです。

同じ動物を集めたり、分類したりして遊べます。最初は同じ動物同士や同じ色同士で繋げていってみましょう。ドミノのように立てて並べることもできるので、集中力と指先の発達も促すことができます。

モンテッソーリ教育では、論理的な思考を身につけるには3段階あるとされていて、「同一性」「比較」「分類」というようにステップアップしてしていきます

(対象年齢:3歳頃~)

 

 

 

マンダラブロックス/Classic World

 

分けることが好きな、感覚の敏感期にある子におすすめのおもちゃです。色ごとや形ごとにピースを分けてたり、色分けしたピースを組み合わせて様々なパターンを作り出すことができます。

「図形のセンス」は0~6歳の敏感期に、いかに多くの実体験を積んだかどうかによって変わってくると言われています折り紙を折ったり、はさみで切ったり、積み木でお城を作ったりなど、手をたくさん使って実物を動かすことによって、いずれは頭の中だけで図形を思い浮かべることができるようになるのです。

なので、こうしたマンダラブロックスなどを使って遊びながら、たくさんの図形や立体に触れさせて、実体験を増やしていきましょう!

参考:『子どもの才能を伸ばす モンテッソーリ教具100』(2021年4月,株式会社三笠書房,藤崎達宏,伊藤あづさ)

 

(対象年齢:3歳頃~)

 

さわってあてっこゲーム/GENI(エドインター)

 

布の中に色々な形のブロックを入れ、手の感覚だけを頼りに、同じ形のブロックを探り当てていく遊びを楽しめます。視覚からの情報をカットして、触覚に集中するので、普段とは違った不思議な感覚を楽しめるでしょう。手先の感覚や想像力・判断力などを磨くことができます

(対象年齢:2歳頃~)

 

 

 

ダブルドラム/PLAN TOYS

 

 

 

大きさの異なるドラムとスティックのセットです。打面は天然ゴムで作られています。音楽を聴きながら合わせて叩くことでリズム感を養う遊び方をお楽しみいただけます。小さなうちに遊ぶ打楽器のおもちゃ遊びから少しずつ変化がで始めるのが3歳ごろ。音楽に合わせてたたいてみたり、叩いた音の大きさや振動を感じながら遊ぶことが学習につながります。

(対象年齢:3歳頃~)

 

3歳の「秩序の敏感期」にオススメのおもちゃ

「秩序の敏感期」は、周囲の環境や物事の順番にこだわりを強くもち始め、自分の世界を確立しようとしている時期です。同じことをしたがったり、場所や順番にこだわったり、いつもの違うことをイヤがる様子が見られたら秩序の敏感期のあらわれです。

この時期は秩序感覚を養える、積み木やパズル、お気に入りの同じ絵本を用意してあげましょう。

 

二層パズルフィッシング/GENI(エドインター)

 

 

 

 

3歳になったら少し難しめのパズルもオススメです。このフィッシングパズルはピースが2層になっているので中級者向けです。

3歳の子のピースの目安は、基本的には10~100ピースといわれています。幅が広いですが、一度完成したパズルをすぐにバラバラにして繰り返し遊ぶようなら、パズルがその子に合っている証拠です。お子さんが成長してパズルが簡単になると遊ばなくなるので、そうなったらパズルもレベルアップしていきましょう。

(対象年齢:3歳頃~)

 

賢人パズル/GENI(エドインター)

 

カラフルな7つのブロックを使って、さまざまな立方体を組み立てる立体のパズルです。56種類の作品例を掲載したテキストッブックを参考に、考える楽しさを知る知育玩具です。

時間をかけて少しずつ立方体が完成したときの満足感が繰り返し遊ぶ意欲を引出し、忍耐力と集中力を養います。難しい問題を解いていくことで、子どもは自分の成長を感じて、自信をつけていきます。

(対象年齢:3歳頃~)

 

アニマルビーズパズル/GENI(エドインター)

 

 

 

 

ビーズコースターと動物の立体パズル、引っ張って遊べるプルトイのひとつで3つ楽しい知育玩具です。さらに動物のブロックを使って、ごっこ遊びも展開できます。

バスにはヤギ、キリン、カメ、イヌ、ウシ、ゾウの6匹の動物のシルエットがあり、形の認識にぴったり!上手くハマったときの感覚が達成感につながります。いろんな遊び方ができますが、どの遊びでも手先の器用性と集中力を養うことができます。

(対象年齢:3歳頃~)

3歳の「言語の敏感期」にオススメのおもちゃ

3歳に近づいてくると、これまで無意識にため込んでいた言葉がドバっとあふれ出てくる時期になります。先ほどの感覚の敏感期も合わさって、ハッキリ、スッキリと物と名前を理解したいという気持ちが出てきます。いわゆる「なになに期」です。お子さんの語彙を増やすチャンスなので、忙しいママ・パパは大変ですが、できる限り答えてあげましょう。

また言語の敏感期では「読む」よりも「書く」方が先にやってきます。書くためには指先の力がついて、手指がしっかり育つ必要があります。トングを使う、洗濯ばさみをつまむ、ピンセットでつまむなど、遊びながら少しずつ育てていきましょう。

 

0~3歳
  • 観たもの、聞いたものを無意識のうちに吸収する
3~6歳
  • ●言語の爆発期①「これなぁに?」●
  • 感覚の敏感期と重なって、整理して言葉で表したい時期
  • ●書く敏感期●
  • 運動の敏感期と重なって、手を動かして書いてみたい時期
  • ●読む敏感期●
  • 文字に興味がでてきて、何でも読んでみたい時期
  • ●言語の爆発期②「なんで?」●
  • 世の中がどうなっているのか知りたい時期

 

参考:『3~6歳までの実践版 モンテッソーリ教育で自信とやる気を伸ばす!』(2020年4月,株式会社三笠書房,藤崎達弘)

 

磁石あいうえお盤/KUMON

文字を書くためには、「文字を知る」ことと、「手を作る」ことが前段階として必要です。この「あいうえお盤」を使って、最初のステップの文字を知ることから始めていきましょう!

ひらがなが書かれた磁石を手元の50音表に沿って並べてみたり、磁石をひろって言葉を作ったりして遊んでみましょう。ひとつひとつの磁石に1文字ずつ書かれているので、1文字ずつが独立して読めるようになります。また50音表のどのあたりに、どの文字があるのかを体感できるので、今後文字を書くときに文字を選びやすくなります

慣れてきたら裏面にあるすうじにもチャレンジしてみましょう。数字は0〜50までの数字を学べて数字の大小も学べます。

(対象年齢:1歳6ヵ月頃~)

 

レーシングリング/PLAN TOYS

文字を書くためには、自由に思った通りに動かせる手指が必要になります。特に親指、人差し指、中指の3本の指がしっかりと動かせる手を作っていきましょう

穴に紐を通すおもちゃは、まさに3本の指をしっかり使う練習にぴったりです!ひも通しをしながら、想像力を働かせてパターンづくりもできます。

おもちゃ以外でも日々の生活の中で、洗濯ばさみをつまんだり、小さな豆をつまむなど、3本の指をたくさん使う活動を取り入れてみてはいかがでしょうか?

(対象年齢:3歳頃~)

タイアップシューズ/PLAN TOYS

 

 

靴紐結びの練習にぴったりのおもちゃ!おもちゃなら汚れる心配もありませんし、子どもがチャレンジしたくなったタイミングでいつでも挑戦できるのもメリットです。

3歳のはじめの頃は穴にひもを通すところからやってみましょう。次に親御さんが見本をゆっくり見せてあげて、固結びにチャレンジ!固結びができたらちょうちょ結びにチャレンジしましょう!

(対象年齢:3歳頃~)

ビーハイブネオ/Woody Puddy

 

 

 

つまむ遊びをたくさんして指先の力がついてくると、今度は道具を使って物をつまめるようになります。ハチさんを指や付属のピンセットでつまんで巣に入れて遊びながら、指の力を発達させていきます。

ハチさんの色と巣の色が対応しているので、「この色の子のお家はどこかな~?」とコミュニケーションを取りつつ、色の感覚と色合わせも楽しめます。

(対象年齢:3歳頃~)

3歳の「数の敏感期」にオススメのおもちゃ

3歳以降、ある時期になると「数を数えたくてしょうがない、数字を読みたくてしょうがない」という時期がやってきます。それより前に数を覚えさせようとすると数キライになってしまうこともあるので、タイミングがとっても大事になります。

モンテッソーリ教育では、「現物・数詞・数字」の3つが子どもの中で一致することを丁寧に進めていきます。まずは現物や体感でもって数を理解するところからはじめていくのがオススメです。

 

カラフルそろばん/Hape

 

 

カラフルな5色100玉のそろばんです。現物の玉を動かしながら、数を体感として学んでいけます

パステルカラーの玉を動かしながらかぞえたり、左右を見比べて「どっちの方が珠が多い?」と子どもに尋ねたりしながら、数に慣れていきます。 10までかぞえると次はどうなるかな?次は何色かな?親子で話ながら楽しく遊ぶ時間は、子どもにとって大切な知育になります。おうち時間に一緒にやってみてくださいね。

(対象年齢:2歳頃~)

 

 

木のパズル/GENI(エドインター)

 

 

楽しくあそびながら数に親しむことができる知育玩具です。繰り返し数字をはめ込み、手で形を確認することで「数字」が自然に頭に入ってきます。

ピースをはめ込むところには、ドットが書かれているので、ドットを声に出して読みながらピースをはめていくと、より数字の理解が深まるでしょう。

(対象年齢:3歳頃~)

3歳からモンテッソーリ教育をはじめるのは遅い?

子供が3歳になってからモンテッソーリ教育を知った親御さんの中には、「3歳からはじめても遅いのでは?」と不安に思われている方もいると思います。

結論から言うと、3歳からモンテッソーリ教育を始めるのは決して遅くありません。3歳児は、周囲の世界に興味を持ち、自分で色々なことを試したいという意欲が強い時期です。そしてモンテッソーリ教育は子どもたちの自主性を尊重し、自ら学ぶことを促す教育法なので、3歳児の好奇心や探究心を育むのに最適といえます。

今から始めることで、子どもの成長・発達が促されたり、子どもの行動の理由やや接し方がわかってママ・パパの子育てが楽になることがあります。モンテッソーリ教育をやろうか悩んでいる親御さんは、ぜひ取り入れて日々の子育てに役立てていみてくださいね。

モンテッソーリ教育では、3歳はどんな年齢?

 

 モンテッソーリ教育では、3歳児は非常に重要な転換期を迎えていると捉えられています

3歳は、0~2歳までに無意識のうちに吸収してきた知識や経験を、意識的に整理して、理解する時期に入ります。「なんで?」「どうして?」といった疑問を持つようになり、思考力や自分で学んで考える力が発達していくのです。さらに自立心も強くなるので、自分でできることをどんどん増やそうと成長していきます。

この成長著しい3歳の時期は、無意識から意識の芽生えへと移行する重要な時期であり、自ら学ぶ力を育むための基礎を築く大切な時期といえます。

なので、私たち大人は子どもの自主性を尊重し、見守って、サポートに徹することが大切です。やりたいことを十分にさせてあげる環境や子どもが伸ばしたがっている力を伸ばしてあげるおもちゃなどを用意してあげましょう。

3歳の子どもに最適なモンテッソーリおもちゃの選び方

 

 モンテッソーリ教育で使われる「教具」は子どもの成長をサポートすることを目的にしています。なので、おもちゃ選びにしてもただ単に遊んでいて「おもしろい」だけでなく、そのときのお子さんの成長・発達を促すおもちゃを選んでいきましょう

 3歳の時期は周りの世界に興味をもってどんどん吸収していこうとする時期です。なので、五感を刺激して集中力や思考力を育んでいくおもちゃがオススメです。

次の5つのポイントを意識してみると、3歳のお子さんに最適で、かつモンテッソーリ教育に沿ったおもちゃを選んでいけますので、参考にしてみてください。

 

ポイント①楽しみながら五感を刺激できるもの

子どもは体で感じたことから、身の回りの世界を知っていきます。写真や絵を見ただけでは、実物とつながってないなんてこともあるようです。

なので目で見て、聞いて、体を動かして、楽しみながら五感を刺激できるおもちゃを選ぶことがポイントです。

楽器であれば弾いたり、叩いたりといった動作から音色を楽しめますし、形、色、質感が違った積み木・パズルは形や色、大きい、小さいを楽しく学べるのでおすすめです。

 

ポイント②日常生活の練習になるもの

生活するのに必要な動作や道具の使い方、人や社会とのかかわり方を学んでいく時期です。大人のマネをするのが大好きな時期でもあります。包丁など本物はまだ危ないものも、おもちゃであれば安心です。どんどん遊ばせてあげましょう。

おままごとセットやお掃除セットといったおもちゃは自立心を育みます。野菜を切る、お皿にのせる、掃除機をかけるなど、生活に必要な動作を遊びながら獲得できるのでおすすめです。

おままごとはコミュニケーション能力や語彙力もついていきます。

 

ポイント③集中力を養うもの

ビーズコースターや紐通しなど、細かい作業ができるおもちゃは集中力を養います指先を使った細かい作業は、日常生活では経験しにくいので、おもちゃを使うのがオススメです

現代は便利になった一方で、蛇口をひねったり、カギを回したりする機会が減っています。そういった、ひねったり、ねじったりするおもちゃも良い刺激となるでしょう。

モンテッソーリ教育では子どもの集中をとても大切にしています。子どもが同じおもちゃをくりかえし遊んでいる姿を「集中現象」と呼んでいます。何度も何度も同じおもちゃて繰り返し遊ぶことで、動きがドンドン洗練されていくのです。ママ・パパはそんな場面をみつけたら、集中を途切れさせないように静かに見守ってあげましょう。

 

ポイント④言葉の練習になるもの

3歳は言語の爆発期にあたる時期です。これまでに得た言葉や物の名前をどんどん吸収して、発語が進んでいきます。文章の組み立て方もこの時期に学んでいきます。

そこでおすすめなのが絵本の読み聞かせやおままごと、お人形遊びなどです。好奇心旺盛な時期なので、仕掛け絵本や図鑑を用意しても喜ぶでしょう。

 

ポイント⑤創造性を育むもの

自由に形を作ったり、絵を描いたりできる粘土やクレヨンは創造性を育みます。折り紙や工作も同様におすすめです。

おもちゃは、遊び方がひとつに決まっていないオープンエンドのおもちゃを選ぶと良いでしょう。例えば、積み木やブロック、フィギュア、ぬいぐるみなどがオープンエンドのおもちゃにあたります。子どもの想像力によって新しい遊び方やおもしろい使い方を生み出していく余白があるものを選んでみてください。

おうちでのモンテッソーリ教育に最適!知育玩具はレンタルがおすすめ

いざ、おうちでモンテッソーリ教育をやろうとしても何から始めて良いかわからない方も多いと思います。「具体的にどのおもちゃがいいの?」と悩んだときは、プロに選んでもらうのがオススメです。そこで便利なのが、おもちゃのサブスクです。

おもちゃのサブスク「Cha Cha Cha」では、2ヶ月に1回、ご自宅におもちゃをお届けします。保育士など、幼児教育のプロがおもちゃをプランニングし、お子様の成長・発達や、ご要望にマッチするおもちゃを選定します。申込時のヒアリングで「モンテッソーリ教育をしたい」とお伝えいただければ、教具の代用となるおもちゃをご提案します

おうちモンテをするときに、おもちゃのサブスクはメリットが大きいです。

例えば、おもちゃの購入費用の節約です。モンテッソーリ教育ではたくさんの教具を必要としますが、本物をそろえようと思うと1個数万円〜と、とても高額になってしまいます。

また、欲しがっているものを買ってあげてもそのおもちゃを飽きずに遊んでくれるとは限りません。買いすぎておもちゃで溢れかえり、自宅のスペースがなくなるケースも見られます。その点「Cha Cha Cha」では、必要な時期に適切なおもちゃをレンタルできますので、自宅のスペースを圧迫しません

もちろん、お子様が気に入ったおもちゃはレンタル期間を延長したり、買取することもできます。2ヶ月おきに新しいおもちゃを用意できるため、成長・発達にあったおもちゃを揃えておけるのが魅力です。

モンテッソーリ教育を考えている方は、ぜひおもちゃのサブスクを通して本格的なモンテッソーリ教育へと繋げてみてはいかがでしょうか?

まとめ

モンテッソーリ教育では、3歳児は非常に重要な転換期を迎えていると捉えられています。無意識のところから意識的に整理して、理解する時期に入ります。「なんで?」「どうして?」といった疑問を持つようになり、思考力や自分で学んで考える力が発達していく時期です。

そんな3歳の時期は、「運動・感覚・秩序・言語・数」の5つの敏感期にあったおもちゃを選ぶことで、お子さんの成長をさらにサポートしていくことができるでしょう

おもちゃを選ぶ際には、次の5つのポイントを押さえて選んでみてください。

3歳のおもちゃ選びのポイント
      1. ①楽しみながら五感を刺激できるもの
      2. ②日常生活の練習になるもの
      3. ③集中力を養うもの
      4. ④言葉の練習になるもの
      5. ⑤創造性を育むもの

 

ご家庭で「おうちモンテをしたい!」という方には、おもちゃのサブスクCha Cha Chaがオススメです!

今回ご紹介したおもちゃも取り扱っていますので、この機会にぜひ、Cha Cha Chaの利用をご検討ください。

Cha Cha Cha(チャチャチャ)は、
お子様の成長に合わせておもちゃプランニングをし、定期的にお届けする定額制サービスです。
そんな選んで遊べるおもちゃのサブスクが、初月1円でお試しできます!

↓今すぐ下の画像をタップしてお申し込み↓

↓まずはどんなおもちゃがあるか見てみたい方↓

←前の記事 次の記事→

おすすめ記事

  • ホーム
  • 3歳の好奇心をくすぐるモンテッソーリおもちゃ&知育玩具20選!