
お絵描きは何歳からはじめる?赤ちゃんにぴったりな道具や絵の効果とは?
子どものお絵描きデビュー、いつから始めるべきか悩みますよね?
お絵描きは子どもの想像力や表現力を育む大切な活動です。でも「うちの子にはまだ早いのかな?もう始めても良いのかな?」「どんな道具を選んだらいいんだろう?」と、はじめるタイミングや準備に迷うことも多いもの。
この記事では、お絵描きをはじめるベストなタイミングや、赤ちゃんに適した道具の選び方、絵を描かせることのねらい等について詳しく解説していきます。はじめてのお絵描きに向けて、必要な準備と知識をわかりやすくまとめましたので、ぜひ参考にしてみてください。
お絵描きを親子で楽しみながら、赤ちゃんの表現力を育んでいきましょう!
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目次
お絵描きは何歳からはじめる?
「お絵描きをさせてあげたいけど、何歳から始めるのが良いんだろう?」と悩んでいる方も多いと思います。決まりはありませんが、お絵描きをスタートするタイミングは、赤ちゃんがお絵描きに興味を示したころです!
赤ちゃんが「描きたい!」という気持ちを見せた時が、お絵描きを始めるベストなタイミングと言えます。赤ちゃんから発信される、好奇心や興味を受け取ってあげましょう!
年齢のひとつの目安としては1歳前後からが良いでしょう。だいたい1歳の時期になるとクレヨンをしっかり握れるようになり、手や腕、指を使って物を操作する力が育ってくる時期とも重なります。お子さんによっては9カ月や10ヵ月頃からクレヨンをトントンして遊び始める子もいますので、0歳からお絵描きをはじめても大丈夫です。ひとりひとりに合わせてあげましょう。
最初は点や線といった単純な動きから始まりますが、赤ちゃんにとっては「自分がクレヨンを動かしたことによって線がひけた!」という新しい発見をしているときです。ママ・パパも赤ちゃんとのお絵描きをゆっくり楽しんでみてくださいね。
色がわかるようになるのは何歳ころ?
赤ちゃんは生後4ヵ月頃には色覚が完成すると言われていて、生後半年にもなるとほとんどの色がしっかりと見えるようになります。そして9、10ヵ月ころになると「赤・青・黄」の区別がつくように成長していきます。
なので、生後4ヵ月以降であれば0歳のうちであっても、クレヨンをにぎにぎして遊んだり、ママ・パパがお絵描きしているのを側で見て楽しむことができます。
赤ちゃんはなんでも口に入れて確かめたり、舐めたりするので素材や誤飲には十分気をつけましょう。しかし、そうした遊びを通してクレヨンやお絵描きにしたしみ、成長・発達していくので、しっかりと見守りつつ、赤ちゃんの自由に遊ばせてあげることも大切です。
モンテッソーリ教育では、お絵描きは1歳~2歳ころから
子どもの自立心を重視するモンテッソーリ教育では、赤ちゃんの成長に合わせたタイミングでお絵描きを始めることを勧めています。一般的には、1歳頃からクレヨンや色鉛筆に触れさせ、2歳頃から本格的なお絵描きを始めることが多いようです。
モンテッソーリ教育では、指先の感覚や手首の運動を促すことを重視しており、1歳になると3本指を使って物をつかんだり引っ張ったりする「お仕事」をたくさんします。そして2歳になると、ひも通しやねじ回し、日常生活の練習といった活動を通して筆記具を使う3本の指を育てていくのです。
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- ①3本の指の力を育てる
- ②クレヨンを持てるようになる
- ③「描きたい!」気持ちが芽生えたら、自由に描かせてあげる。
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ただし、兄弟やお友だちの影響を受けて、「描きたい!」気持ちが先にくる場合もあります。そのときは、お子さんの気持ちを尊重して描かせてあげてください。
お絵描きの前におすすめの指先知育おもちゃ
「赤ちゃんにクレヨンを渡してみたけど、上手く持てなくて遊べない…。」ということも多くのママが経験されています。実はまだ指の力が弱くて、クレヨンを握るのが難しいことがあるんです。ですが焦らなくて大丈夫です。
そうした時には、お絵描きより先に指先知育のおもちゃを使って、遊びながら指の力をつけていく、という方法があります。
シェープマッチングパズル│PLAN TOYS
初めてのパズルにはシンプルな「シェーピングパズル」がオススメです。つまみがついているので、「掴んで、離す」という動作がまだうまくできない小さな子でも遊びやすいパズルです。
「3本の指は突出した脳である」とマリア・モンテッソーリは称しました。つまみをしっかりと指先でつまんでいく動作を繰り返すことで、自然と指先の力をつけていくことができます。
1歳からのメガブロック│Fisher Price
1歳からでも遊べる大きめのサイズのブロックです。メガブロックはブロック遊びの初歩として、がっちりくっつかない設計なので安心して積み上げ遊びができて、崩すことも簡単にできるので初めてのブロック遊びにピッタリです!
ブロック同士を外すときに指先の力が、ブロックを合わせるときには指先の操作性が必要になります。
その他にも指先知育には、ひも通しやピンセット、円柱さしなどがおすすめです。ぜひ、いろんなおもちゃで楽しく遊びつつ、3本の指の力をつけていってください!
指先の知育以外にも、モンテッソーリ教育ができるおもちゃについて、0歳~3歳までの各年齢ごとに記事にしてご紹介しています。「モンテッソーリ教育について気になっている!」というママ・パパは合わせてご覧ください。
お絵描き遊びに必要な道具&環境
はじめてのお絵描きをするときに欠かせない道具や、あると便利なものを用意していきましょう!
お絵描きに必要な道具&環境
- クレヨン
- 画用紙、おえかき帳、模造紙
- スモック、エプロン(洋服の汚れ防止)
- 新聞紙、レジャーシート(床の汚れ防止)
- 広い場所
子どもが自由にのびのびと描けるように、お絵描きをするときは広いスペースをとると良いでしょう。広いスペースで用意しておけば、赤ちゃんが勢い余って紙を飛び越えて描いてしまっても汚れを防ぐこともできます。
お絵描きは、外遊びや砂遊びと同じでどうしても汚れてしまう遊びです。洋服にクレヨンがつかないようにスモックやエプロンをしたり、水で落ちるクレヨンや洗濯で落ちるクレヨンを使って予防していきましょう!
汚れないお絵描き遊びってあるの?
お絵描きボードや水を入れたペンで描けるシート、ホワイトボードといったものは、クレヨンやフィンガーペイント等と比べて汚れません。「汚れを気にせずにとにかく手軽におえかきを楽しみたい!」という方にピッタリです!
わくわくおえかきボード│マルカ
磁石タイプのおえかきボードです。弱い力でもスラスラかけて、レバーを使えばすぐ消せるので、描いたり消したりを何度もくりかえしてお絵描きを楽しめます。手もお部屋も汚さずに遊べて、ママも大助かり!4種類のスタンプも使いながら、自由に思いっきりお絵描きを楽しみましょう!
(対象年齢:3歳~)
「おもちゃのサブスクCha Cha Cha」では対象年齢が1歳代からのお絵描きを楽しめるおもちゃもご用意してます!
ぜひ、チェックしてみてくださいね!
赤ちゃんに適したクレヨンの選び方
お絵描きを始める際は、安全で使いやすい道具を選ぶことが大切です。特に重要なのはクレヨンの選び方です。最初のクレヨンを選ぶときに押さえておきたい3つのポイントをご紹介します。
ポイント①安全性
0~1歳の赤ちゃんはまだまだ何でも口に入れてしまう時期なので、口に入れても大丈夫な素材で作られているかチェックしましょう。お米や野菜、みつろうといった自然素材で作られているものだと安心です。
体に対して害がない、という基準を満たした商品には「APマーク」が付いています。お子さんのクレヨンを選ぶときには、このマークがある製品を選んでみてください。
また、赤ちゃんはまだ力のコントロールが上手くできません。クレヨンが折れやすいものだと、力が入ったときに折れてしまい、折れたクレヨンを誤飲してしまう危険があります。小さいときには折れにくく、太いクレヨンを選んであげると安全です。
APマークとは、アメリカのACMI(米国画材協会)が発行している、画材や文具の安全性を示すマークのことです。APマークは、その製品が次の基準を満たしていることを示しています。
・毒物学者による評価で、人体の健康を害するような物質を含む量が安全基準に合っていること
・アメリカ材料試験協会(ASTM)が設置する安全基準を満たしていること
APマークはアメリカや日本、ヨーロッパなどの商品で取得されている、国際的な信頼度が高いマークです。
ポイント②使いやすさと多様性
はじめてのクレヨンでは、「持ちやすい太さと長さ、折れにくい丈夫さ」が基本的な条件です。赤ちゃんの手は成長したといってもまだまだ小さく、「持つ、握る」といった動作や力のコントロールが上手くできません。なので、赤ちゃんの手にフィットして使いやすいものを選んであげましょう。
現在は、握りやすい形のものや3本の指で自然と持つことができるもの、正しい握り方ができるものなど、さまざまなクレヨンが出ています。
また、クレヨンの使い方で多様性があるものも、子どもの想像力や好奇心を育ててくれるのでおすすめです。
ペンシル型 | トントンと点を描く、グシャグシャと線を描く |
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ブロック型 | 角を使って線を描く、面を使って色を塗る |
ベビーコロール | 線を描く、積み木にする、転がす |
ポイント③色の数と発色
弱い力でも発色良くなめらかに描けるもので、多彩な色を用意してあげましょう。赤ちゃんは色鮮やかなものが大好きです。自分が描いた絵がはっきり見えることで、より一層お絵描きが楽しくなって、夢中で遊んでくれるでしょう。
小学生のママ
という声も聞かれました。
豊かな色、カラフルな色でお絵描きをしていくことで、お子さんの色彩感覚がどんどん養われていきます。子どもの絵ではゾウが黄色だったり、キリンが緑だったりしますが、それは子供の想像力による自由な発想から生まれている素晴らしいものなんです!
そうした子どもの頭の中にある世界を形にするために多彩な色が必要です。混ぜあうと色が変化するクレヨンもおすすめです。いろんな色で遊べるようにしてあげましょう!
はじめてのお絵描きに人気のクレヨン
赤ちゃんへのはじめてのクレヨンで人気のものは「ベビーコロール」や「シュトックマー」のクレヨンです。赤ちゃんでも持ちやすい形状と安全性の高さからよく選ばれています。サクラクレパスの「水で落とせるクレヨン」も発色が良くて描きやすそうと評判です。床についてしまっても、水やウェットティッシュでさっと落とせるのも良いところ。
それぞれにメリット・デメリットがあるので、気になる商品は詳しくチェックしてみてくださいね。
ベビーコロール
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シュトックマーのクレヨン
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サクラクレパスの「水で落とせるクレヨン16色」
息子筆圧が弱いのかくれぴつだとあんまり描かなかったのに サクラクレパスの水で落とせるクレヨンだと沢山描いてくれる🖍発色がすごく良いのに濡れタオルで拭くとスッと落ちるのがいい〜💓
ただ柔らかめだから爪に入っちゃう😂
あと描いたところ擦ると手が汚れるし 気をつけないと色移りとかしそう pic.twitter.com/PBS5l5Meb6— すみ🐟 (@nekonekooon) November 30, 2023

【年齢別】絵の発達と成長って?この時期の子はどんな絵を描くの?
子どもの絵の発達は、それぞれの年齢によってとても特徴があります。0歳~3歳までの子どもがどんな絵を描くのか、気になりますよね。それぞれの年齢毎に、絵の発達と特徴についてご紹介します。
1歳の絵の発達&特徴
1歳の絵の発達&特徴
・1歳前半ではママ・パパが手を支えてあげると線や点を描こうとし、後半になると自分でしっかりとクレヨンを握ってハッキリとした線が描けるようになります。
・直線や曲線を描き始め、腕全体を使ってダイナミックに描く。
・この時期の絵は「擦画期(さつがき)」と呼ばれ、画用紙にクレヨンをこすりつける様な絵が特徴的。
・「〇〇を描きたい!」と思って描いているのではなく、絵を描くことが楽しい、画用紙にこすりつけるのが楽しい時期です。
・1歳の子にとってお絵描きは、新しい体験であり、新しい実験でもあります。
2歳の絵の発達&特徴
2歳の絵の発達&特徴
・だいたい1歳後半~3歳くらいになってくるとしっかりした線を描けるようになってきます。
・運動能力と言語能力がどんどん発達していく時期なので、力強い線や曲線、丸も描けるようになる。
・大人から見るとわからない絵も、「〇〇を描いたよ!」「こっちが〇〇で、△△してるの」というように教えてくれます。
・この時期の絵は「錯画期(さくがき)」と呼ばれ、ぐしゃぐしゃとなぐり書きしたような絵が特徴的。
・「自分が絵を描いた」という達成感や、自分の意志でやったことが楽しくて仕方ない時期です。
・ぐしゃぐしゃとなぐり書きをたくさんやった子は、絵を描くことが好きになるといわれていますので、思う存分やらせてあげましょう!
3歳の絵の特徴とレベル
3歳の絵の特徴&レベル
・3歳から4歳頃になると、日々の経験の中から見たものや、想像したものを描くようになります。
・描いたあとにできた線や丸をみて、「おうち」「ママ」「パパ」とあとから意味づけをしていくのも特徴的。
・人を描こうとすると、頭から手や足の線が出ている絵になる。この時期の絵は「象徴期」と呼ばれます。
・この時期は「描きながら考える」を繰り返して、絵を描いています。そして偶然できた絵を通してママ・パパとお話しすることがとても楽しいと感じる時期です。
・いろんな絵をみながら、たくさんコミュニケーションをとっていきましょう!
お絵描きのねらいとは?赤ちゃんの発達にどう良いの?
お絵描きには「遊び」だけではなく、赤ちゃんの発達にとって様々な効果があります。特に小さな子どもにとって、お絵描きは言葉では表現できない気持ちを表す大切な手段となります。小さなうちは知っている言葉も少なく、なかなか言葉で伝えることが難しいですが、お絵描きを通じてなら絵として表すことができるのです。
そうした経験を通して、自己表現をすることの楽しさを知ったり、「〇〇な絵を描きたい!」「今度はこれをやってみたい!」といったワクワクした気持ちを育んでいきます。
お絵描きはこうした子どもの内面を豊かにしてくれる遊びです。近年注目されている、「非認知能力」を鍛える遊びのひとつでもあります。
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- ①表現力と豊かな感情を育む
- ②想像力が豊かになる
- ③情緒を安定させる
- ④指先を使うことで、脳の発達を促す
- ⑤色彩感覚を養う
- ⑥自己肯定感を高める
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「はじめてのお絵描き」みんないつごろからスタートした?
他のご家庭ではいつごろからお絵描きデビューをしているのかも気になるところ。先輩ママたちの体験談をきいてみましょう!
小学生のママ
3歳のママ
4歳のママ
3歳のママ
2歳のママ

まとめ
赤ちゃんがお絵描きを始める時期の目安から、クレヨンの選び方やお絵描きのねらいなどについて詳しく紹介してきました。
お絵描きは赤ちゃんの成長にとって、想像力や表現力、色彩感覚、手先の発達など、たくさんの効果をもたらす大切な活動です。赤ちゃんの興味や発達はひとりひとり違いますので、焦らず赤ちゃんに合わせて、お絵描き遊びに挑戦してみてくださいね!
記事内でご紹介した指先知育のおもちゃや、汚れずにお絵描き遊びができる「おえかきボード」はおもちゃのサブスクCha Cha Chaでレンタルすることができます。レンタルであれば「高いおもちゃを買ったのに、すぐ遊ばなくなっちゃった」といった多くのママ・パパがかかえる悩みもありません!おもちゃのサブスクを利用することで、お試しで使ってみたり、定期的におもちゃを入れ変えて興味を持続させることもできます。
その他にも赤ちゃんの月齢や発達に合った知育玩具を多数ご用意していますので、ぜひ検討してみてくださいね。
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