コラム

ネントレは後悔する?失敗しやすい原因や先輩ママたちの体験談を紹介!

2024/09/24

ネントレは後悔する?失敗しやすい原因や先輩ママたちの体験談を紹介!

赤ちゃんの夜泣きは辛いですよね。夜泣きがひどくなると、十分な睡眠時間が取れず、心身ともに疲弊してしまっているママ・パパも多いと思います。そんなときに、ねんねトレーニングに出会った方もいるでしょう。

しかしネットで調べてみると、「ネントレやったけど効果なかった」「うちの子には合わなかったかも…」など、後悔している人もいて不安になりますよね

今回はそんなネントレの後悔の原因や先輩ママたちの体験談から、ネントレを成功させるポイントを探っていきます。赤ちゃんの夜泣きに悩んでいる方はぜひ、参考にしてくださいね。

ネントレが失敗してしまう6つの原因

 

ネントレが失敗してしまう6つの原因
  • ・泣いているのが可愛そうになって、途中で諦めてしまう
  • ・不安になって続けられなくなる
  • ・日中に寝かせないようにする
  • ・寝る環境が整っていない
  • ・「ごめんね」といって罪悪感をもってしまう
  • ・家族間で意見が異なる 

 

泣いているのがかわいそうになって、途中であきらめてしまう

ネントレを始めると必ず赤ちゃんは泣いてしまいます。はじめのころは泣きが酷くなってしまうこともよくあることです。しかしそれに耐えられず、長時間泣いてるのはかわいそうと思ってしまい、ネントレを途中で諦めてしまうことが失敗の原因として多いです

ただし、根負けして抱っこや授乳をしたりしてしまうと、赤ちゃんは「頑張って泣けばママ・パパが来てくれる」と間違った情報を学習してしまいます。すると翌日からはさらに頑張って泣くようになってしまうので、注意が必要です。

 

不安になって続けられなくなる

ネントレをはじめると、赤ちゃんの泣きが酷くなった時や、泣き声に耐えられなくなった時に不安になって、ネントレをやめてしまうことも多いです。

ネントレをする目的を明確にしたり、不安に思いそうなことは先に知識として知っておくと良いでしょう。

 

”ねんトレ成功のカギは、不安になってもブレずにトレーニングを続けられるかどうかにあります。(中略)以前ねんトレに失敗した経験をお持ちの方もいますが、多くは、十分な期間続けられなかったことが原因のようです。ブレずにねんトレを続けるために大切なのは、ねんトレに対する不安をできる限りトレーニング前に解消しておくことです。
『家族そろってぐっすり眠れる 医者が教える赤ちゃん快眠メソッド』森田麻里子著

 

日中に寝かせないようにする

「夜によく寝てもらうために、昼間はあまり寝かせないようにしよう」と考えてしまうと思いますが、それは返って逆効果になってしまいます。

赤ちゃんは、起きてから元気に遊べる時間が限られています。それ以上に起きてしまうと、疲れがたまりすぎて、寝ようとしてもなかなか寝れない状態になってしまうのです

月齢活動時間
新生児~生後1ヵ月約40分
生後1~2ヵ月約40分~1時間程度
生後4~5ヵ月1時間~1時間20分程度
生後6ヵ月~8ヵ月1時間~1時間20分程度
生後9ヵ月~10ヵ月約2時間~3時間
生後11ヵ月~12ヵ月約3時間30分~約4時間
1歳~1歳半約4時間~6時間
1歳半~3歳約6時間

 

この時間の範囲内に納めて、寝かしつけをすれば、赤ちゃんも気持ちの良い疲労感のなか眠ることが出来て、ネントレも失敗することが減るでしょう。また、夜の寝つきをよくしたい場合は、赤ちゃんの体内時計を地球のリズムに合わせてあげることの方が大切です。そのためには早寝早起きの習慣をつけて、朝は6~7時のあいだに起こしてあげましょう

 

寝る環境が整っていない

いくらネントレをしても、明るすぎたり、テレビの音が聞こえていたりすると赤ちゃんは眠れません。ねんねトレーニングよりも、まずは寝る環境を整えてあげることからはじめましょう。寝室の環境が良くなるだけでも、夜泣きや寝ぐずりが改善していきます。

寝室を整えるポイントは、明るさ、温度、音の3つです。できるところからやってみてくださいね。

 

照明
  • ・できるだけ真っ暗にする
  • ・遮光カーテンをつける
  • ・常夜灯や授乳ライトもつけっぱなしにしない
温度
  • ・冬は18~20℃
  • ・夏は25~27℃
  • ・エアコンと服装(スリーパーなど)で調整する
  • ・ホワイトノイズを聞かせる※1
  • ・テレビや動画の音は消す
  • ・急な物音を立てないように気をつける

 

※1:ホワイトノイズは、換気扇やテレビの砂嵐のような「ザー」という音をさします。赤ちゃんが寝ている間に流しておくと、物音で目覚めるのを防いでくれます。

 

参考:『家族そろってぐっすり眠れる 医者が教える赤ちゃん快眠メソッド』森田麻里子著

「ごめんね」と言って、罪悪感を持ってしまう

赤ちゃんが泣く時間や期間が長くなると、「こんなに泣かせて、ごめんね」と罪悪感を持ってしまうママが多いです。繰り返し「ごめんね」と思うことでどんどん辛くなってしまいます。また「ごめんね」と言われながら寝かしつけられている赤ちゃんも、「何か悪いことをされているんだ」と感じとってしまいます。

ねんねトレーニングは、赤ちゃんの眠りの質が良くなることや、ママの睡眠時間が取れて、日中も笑顔が増えることなど、良い効果のためにやっていることです。悪いことをしているわけではないので、罪悪感を持つ必要はありません。

もしどうしても罪悪感がぬぐえないようでしたら、泣かせないタイプのねんねトレーニングに変えてみたり、もう一度ネントレをする必要があるのかを考えてみると良いでしょう

 

家族間で意見が異なる

ネントレは賛否両論あるものです。赤ちゃんがひとりで寝てくれると、ママの負担がぐっと減りますが、同時に「泣かせ続けて寝かせるのはかわいそう」「トレーニングしなくてもいずれできるようになる」とネントレに反対な人もいます。

そして家族の間でこのすれ違いが起きてしまうと、せっかくママがネントレを始めても、パパに「泣いてるのがかわいそうだから」と部屋に入って中断されてしまい、トレーニングが難航してしまうことがあります。

夫婦ケンカに発展してしまうことがあるので、事前の意見のすり合わせやネントレの方針の共有が必要です。

【先輩ママの体験談】ネントレで後悔したこと、やめた理由

実際に、ネントレを実践したママたちが、後悔したことやネントレを途中でやめてしまった理由についてみていきましょう。

赤ちゃんが泣いていて、かわいそうだったから

mom8-23歳のママ

 
はじめは泣いているのを1分待つだけだったのですが、1分もかわいそうで待てなくてやめてしまいました。自分には向いていなかったのかも。
 
キャラ1
Cha Cha Chaスタッフ
後悔した理由でダントツに多いのが、赤ちゃんが泣き続けるのに耐えられないという理由でした。覚悟して臨んでも、赤ちゃんの泣きのパワーは凄いものがあります。

ネントレの期間自体がストレスに感じたから

 

4歳のママ

「赤ちゃんがひとりで寝られるようになってママが楽になる」ところまで到達するまでがものすごく大変でストレスでした…。
 
キャラ1
Cha Cha Chaスタッフ
辛い時間は長く感じるものです。夜泣き以上に、ネントレがストレスに感じて、やめてしまうママも多いです。

ネントレをやる必要性がわからなくなったから

 

ママ-02(困)2歳のママ

何日続けてやっても変化が全くなくて、やる必要がわからなくなりました。終わりが見えないのが辛かったです。
キャラ1
Cha Cha Chaスタッフ
いくら続けてもかわらない状況では、やっても意味ないと思ってしまいますよね。時期が悪かっただけということもあるので、いったんやめて、1ヵ月後に再開するとスムーズにできたケースもあるようです。

ネントレで後悔しないためのポイント

これまで見てきた、体験談や失敗しやすい原因から、ねんねトレーニングで後悔しないためにできるポイントをまとめます。

 

後悔しないためのポイント
  • ・不安や疑問をなくしておく
  • ・一定期間は続けられるように、目的を明確にしておく
  • ・赤ちゃんが泣いても、軸をブラさずにいる
  • ・ママ・パパが罪悪感を抱かないようにする
  • ・夫婦間、家族間で意見を合わせておく
  • ・寝る環境を整えてあげる
  • ・日中の過ごし方、朝起き時間も整えると効果的

 

ネントレは一定期間続けることによって、赤ちゃんが自分で寝れるように習慣つけていくためのトレーニングです。これまで見てきた後悔の原因や体験談からは、「諦めてしまった」「途中でやめてしまった」という声が多くありました。

赤ちゃんが自力で眠れる習慣がつくまで、ママ・パパが協力してねんねトレーニングを続けられることが、ネントレを成功させる要です。

日中はしっかり体を動かす

日中の過ごし方も大切です。午前と午後にしっかりと体を動かしてあげることで、夜の寝つきを良くすることが期待できます

赤ちゃんの運動は様々ありますが、寝返り前の子であれば「寝返り体操」をしてあげたり、ずり這いやハイハイができる子であれば積極的に動くように促してあげましょう。

そこでおもちゃを活用するのもおすすめです。おもちゃで遊びながら体をどんどん使っていく。おもちゃで気をひいて、積極的にハイハイしてもらうなど、楽しく遊びながら体を動かすことができます

でも「どんなおもちゃが良いの?」「どのおもちゃを選んだらよいかわからない」とおもちゃは選びは悩みがつきもの。

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ネントレの不安と疑問

「ネントレには悪影響あるの?」など不安や疑問はつきものです。ネントレをしているときに抱きやすい、不安と疑問について解説します。

赤ちゃんの成長に悪影響がある?

ネントレをすると「笑わなくなる」といわれたり、無表情で、泣いたり笑ったりしない「サイレントベビー」になる、と聞いたことがある人いるかと思います。これらは本当なのでしょうか?

医師の森田さんによると、医学的な研究によって、ネントレによって赤ちゃんの精神発達に悪影響がないことが証明されているといいます

研究内容は次の通りです。

 

”オーストラリアで、睡眠トラブルを抱える生後7ヵ月の赤ちゃん326人を対象として行われたランダム化比較試験。赤ちゃんをランダムに2グループに分けて片方のグループにだけ、生後8~10カ月の間にねんねトレーニングを行い、5年後に、子どもの精神面の発達や愛着障害を含む親子関係のテストの点を比較した。その結果、2つのグループで点数に差はなかった。”
『家族そろってぐっすり眠れる 医者が教える赤ちゃん快眠メソッド』森田麻里子著

 

ネントレをやっても、やらなくても赤ちゃんの精神発達には差がないことがわかっていて、影響はないようです

 

悪影響がないことがわかりましたが、「あくまで研究で自分の子供にあてはまるかわからない」と思う方もいるでしょう。ネントレによっておこる悪影響が心配、どうしても気になるというママ・パパは、ネントレをやってしまうと後悔してしまう可能性が高いので、慎重に検討してみてください。

 

赤ちゃんにかわいそうなことしてる?

赤ちゃんが長時間泣いているほど、「かわいそうなことをしてるんじゃないか…」と考えてしまいますよね。「泣いているのに、あやさない=かわいそう」という考え方を捉え直してみるのもひとつの手です。

森田さんはネントレについて、次のように捉えています。

”赤ちゃんが不快と感じることはしないほうがよいのでしょうか?赤ちゃんが歯みがきをするとき、赤ちゃんをお風呂に入れるときを考えてください。嫌がってギャン泣きしたからといって、止めますか?(中略)ねんトレも同じです。(中略)ねんトレは、決してかわいそうな赤ちゃんを放置することではありません。赤ちゃんによい睡眠の習慣を教えてあげる教育なのです。”
『家族そろってぐっすり眠れる 医者が教える赤ちゃん快眠メソッド』森田麻里子著

 

ネントレは、「赤ちゃんに睡眠習慣を教えてあげている教育」と捉えると、少し見方が変わってきますね。

ネントレのメリット・デメリット│ネントレはやった方が良いの?やらない方が良いの?│

失敗談を聞いてしまうと、ネントレはやらない方が良いのかな?と思ってしまいますよね。

今一度、ネントレのメリット・デメリットを比較して、ご家庭に合っているかどうか確認してみましょう。

メリットデメリット
  • •赤ちゃんが自分で寝れるようになる
  • •夜にしっかり眠れて、日中元気に過ごせる
  • •生活リズムが整う
  • •ママ・パパの睡眠不足の解消
  • •ネントレ中、赤ちゃんが泣くことが辛い
  • •必ず成功するわけではない
  • •根気と時間が必要
  • •赤ちゃんの負担が心配

 

ネントレは必ずやらないといけないものではないですし、やってはいけないことでもありません。

医師の森田さんも、ネントレが推奨できる人は「子どもも自分も眠れなくて本当に困っていて、やれることは全部したけど解決できなかった」親御さんだといいます

睡眠環境や生活リズムを見直しただけで解決できるケースも多く、ママが今の寝かしつけでもそんなに困っていなければ、無理してネントレをやる必要はありません。

ご家庭で一番納得のいく方法をやってみてくださいね。

まとめ

ねんねトレーニングで後悔や失敗しやすい主な原因は、赤ちゃんが泣き続けるのが辛くなってしまうこと、ママ・パパが不安や罪悪感を持ってしまうことがわかりました。

そこから体験談や専門家の意見を交えて、ネントレで後悔しないためにできることは、次の7つです。

 

後悔しないためのポイント
  • ・不安や疑問をなくしておく
  • ・一定期間は続けられるように、目的を明確にしておく
  • ・赤ちゃんが泣いても、軸をブラさずにいる
  • ・ママ・パパが罪悪感を抱かないようにする
  • ・夫婦間、家族間で意見を合わせておく
  • ・寝る環境を整えてあげる
  • ・日中の過ごし方、朝起き時間も整えると効果的

 

ネントレは一定期間続けることによって、赤ちゃんが自分で寝れるように習慣つけていくためのトレーニングです。そのためには、赤ちゃんと親御さん両方にとって無理のない範囲で取り組むことが大切となります。

赤ちゃんが自力で眠れる習慣がつくまで、ママ・パパが協力して無理なくトレーニングを続けていき、ネントレを成功させましょう!

 

 

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